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Yamareco

記録ID: 2990212
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
十和田湖・八甲田

眺望の里山 黒森山

2021年03月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:55
距離
3.8km
登り
286m
下り
268m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:13
休憩
0:42
合計
2:55
8:08
89
最終除雪地点
9:37
10:19
44
11:03
最終除雪地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
浄仙寺を過ぎた場所に駐車場がある。10台くらいは駐車できそう。トイレや登山届ポストは無い。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特に無かったが、雪の着き方によってはルートの変更が必要になるかも。
その他周辺情報 下山後には温湯温泉を利用した。ぬるゆと言いつつ、熱めのお湯だったが源泉かけ流しで気持ちの良い温泉だった。
https://www.nuruyuonsen.com/
最終除雪地点からスタート。この少し手前に駐車場がある。
最終除雪地点からスタート。この少し手前に駐車場がある。
雪はまだまだ深いが、竹竿も立てられコースは明瞭だ。
雪はまだまだ深いが、竹竿も立てられコースは明瞭だ。
時々、林道をショートカットしながら登っていく。積雪期の醍醐味だ。
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時々、林道をショートカットしながら登っていく。積雪期の醍醐味だ。
電線の下を通るのが最短ルート。大きく迂回する林道を串刺しにする形で大幅なショートカットが可能だ。
電線の下を通るのが最短ルート。大きく迂回する林道を串刺しにする形で大幅なショートカットが可能だ。
ショートカットは上部に行くほど傾斜が急になっていく。
ショートカットは上部に行くほど傾斜が急になっていく。
このまままっすぐ進めば山頂だが、さすがに傾斜がきつすぎて直登は難しい。
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このまままっすぐ進めば山頂だが、さすがに傾斜がきつすぎて直登は難しい。
そんなわけで、ここからは林道に復帰する。
そんなわけで、ここからは林道に復帰する。
林道は山腹を巻くようにして登っていく。最終的には半周…いや3分の2周ほど、ぐるりと回っていくことになる。
林道は山腹を巻くようにして登っていく。最終的には半周…いや3分の2周ほど、ぐるりと回っていくことになる。
今日は午後から雨の予報だ。すでに南の空はねずみ色の帳に閉ざされつつある。
今日は午後から雨の予報だ。すでに南の空はねずみ色の帳に閉ざされつつある。
西側斜面にさしかかると林道上の積雪が多くなってきた。雪は山の斜面と一体化していて路肩というものが感じられない。樹木があるので滑落はしないだろうが凍っていたら怖そうな場面。
西側斜面にさしかかると林道上の積雪が多くなってきた。雪は山の斜面と一体化していて路肩というものが感じられない。樹木があるので滑落はしないだろうが凍っていたら怖そうな場面。
本来、この方角には岩木山が見えるはずなのだが何も見えない。なんかもういつ雨が降ってきてもおかしくない感じなのか。
本来、この方角には岩木山が見えるはずなのだが何も見えない。なんかもういつ雨が降ってきてもおかしくない感じなのか。
一回切り返すと擁壁と路肩の狭い空間を進む場所があった。吹き溜まりが壁になっていて非常に歩きづらい。
一回切り返すと擁壁と路肩の狭い空間を進む場所があった。吹き溜まりが壁になっていて非常に歩きづらい。
もう一度切り返すと、今度は樹木のないオープン斜面のトラバースとなった。ここは凍っていたら滑落もありうる。
もう一度切り返すと、今度は樹木のないオープン斜面のトラバースとなった。ここは凍っていたら滑落もありうる。
少し緊張を強いられる場所もあったが、そこを過ぎると山頂だ。まっ平らに整地されているが、電柱が立っているあたりが山頂のはず。
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少し緊張を強いられる場所もあったが、そこを過ぎると山頂だ。まっ平らに整地されているが、電柱が立っているあたりが山頂のはず。
山頂一体はアンテナ施設になっている。人工物があるのは興ざめだが、これがあるおかげで林道を使い楽に登ってこれたとも言える。
山頂一体はアンテナ施設になっている。人工物があるのは興ざめだが、これがあるおかげで林道を使い楽に登ってこれたとも言える。
山頂からは八甲田方向の眺めが素晴らしい。岩木山は見えなかったが、八甲田はまだ辛うじてその姿を見ることができる。
2
山頂からは八甲田方向の眺めが素晴らしい。岩木山は見えなかったが、八甲田はまだ辛うじてその姿を見ることができる。
こちらは北八甲田。
こちらは北八甲田。
なだらかな南八甲田。画面左側のピークが昨日登った横岳。中央が櫛ヶ峰か。
なだらかな南八甲田。画面左側のピークが昨日登った横岳。中央が櫛ヶ峰か。
さて、下山は例のショートカットを行くか。道があるわけでもテープがあるわけでもないが、電線がショートカットのルートを教えてくれる。
さて、下山は例のショートカットを行くか。道があるわけでもテープがあるわけでもないが、電線がショートカットのルートを教えてくれる。
…おおう。なんだ、先が見えないな。
…おおう。なんだ、先が見えないな。
こ、これはなかなかの急斜面じゃないの。下から見るよりも倍くらい急に見える。
こ、これはなかなかの急斜面じゃないの。下から見るよりも倍くらい急に見える。
スリップして滑落…は無さそうだ。ザクザクの雪は股下まで踏み抜いてしまい滑ろうとしても滑れるもんじゃない。雪崩は…どうだろうなぁ。
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スリップして滑落…は無さそうだ。ザクザクの雪は股下まで踏み抜いてしまい滑ろうとしても滑れるもんじゃない。雪崩は…どうだろうなぁ。
ドロップ!
駆け下る…というより転げ落ちる感じ(笑
ドロップ!
駆け下る…というより転げ落ちる感じ(笑
ぬーん、なんかお尻で滑ったような跡がありますなぁ。よし、我らもやってみるか!
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ぬーん、なんかお尻で滑ったような跡がありますなぁ。よし、我らもやってみるか!
ひゃっほー! 尻セード〜!
私は大してスピードが出なかったが、後から滑ったツートンは加速がついてなかなか迫力のある滑りをしていた。
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ひゃっほー! 尻セード〜!
私は大してスピードが出なかったが、後から滑ったツートンは加速がついてなかなか迫力のある滑りをしていた。
ショートカットを転げ落ちたら、後は林道を駐車場まで歩くだけ。無事に下山です。お疲れさまでした。
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ショートカットを転げ落ちたら、後は林道を駐車場まで歩くだけ。無事に下山です。お疲れさまでした。

感想

せっかくの青森遠征だが、二日目は午後から雨予報。それでも朝方は天気がまあまあ良さそうなので午前中勝負で黒石市の里山に登ってきた。
麓の浄仙寺は黒石市の古刹で市の観光協会でも紹介されている。そんなわけで標識の類も多く、登山開始ポイントまでたどり着くのは容易だった。冬季でも完全に除雪されているようだ。
基本的には林道をたどるのでコースは明瞭だが、里山とはいえ津軽の山のこと。積雪は多く地面は完全に雪の下だった。朝方の冷え込みで雪はガチガチに固まっていて軽アイゼンで楽に歩ける状態。この時期の里山歩きとしては絶好のコンディション。
黒森山は小さいながらもほぼ独立峰。おまけに登山道…というか林道が山腹をほとんど一周するくらい巻いているのですべての方角の景色を楽しむことができる。この日は残念ながら迫りくる雨雲のため足元の景色くらいしか見られなかったが、条件が良ければ素晴らしい景色が期待できそう。
のんびり歩いても3時間もあれば登れるので、さっくり楽しみたい時によさそうな山だと思う。

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