60年に一度のササの花が咲く大山、行くのなら、今でしょう！

2013年05月19日(日) [日帰り]

• GPS: 03:53
• 距離: 4.2km
• 登り: 505m
• 下り: 581m

コースタイム

10：20ヤビツ峠売店-12：30大山山頂-14:00阿夫利神社下社

天候

晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

行き＝7：41新宿発（小田急）−9：20秦野発（神奈川交通バス）→10：20ヤビツ峠着
帰り＝15：20下社発（ケーブルカー）−15：52大山ケーブル登り口発（神奈川交通バス）−伊勢原着

コース状況／危険箇所等

コースは勾配はなかなかキツいものの、山道としては比較的整備されていると思います。
私たちは通りませんでしたが、見晴らし台のほうから、神社までをトラバースする道は現在崖崩れで不通になっているそうです。

天候はこの日は後半崩れるとの予想通り、出発時は好天で、バスの車窓から富士山も見えましたが、よかったのはここまで。頂上は完全にガスの中で眺望はゼロ。
寒いほどでしたが、逆にこの時期の登山としては涼しくて、私にはよかったです。

写真

5/21 19:44

見たこともない花のようなものがあったので撮ってみました。調べてみると、ギンリョウソウという腐生植物だそうで、けっこう有名なのだそうです。

5/21 19:44

ギンリョウソウ。花はこんな感じ。虫媒花だそうですよ。

5/21 20:14

これが隈笹の花の咲く直前のつぼみ。山道には、まだこの状態のものがほとんど。つまり、ササの花の見頃はこれからということでしょう！

5/21 19:41

隈笹の花！　60年に一度咲くという珍しい花です！

5/21 19:42

ヤマルリソウだっけかな？

5/21 19:42

キランソウもありました。

5/21 19:43

お昼前の眺望。もうガスの中に入る手前でガスってきました。

5/21 19:45

神社から登ってくる人との合流地点。お昼前とあって、ここから急に人が増えます。で、帰りはここから神社に向かうわけです。

5/21 19:46

頂上です。眺望はまったくありません。寒いくらいに涼しかったです。

5/21 19:45

神社のほうに降りる道。16丁目の休憩ポイント。ここのベンチが一番広く、ここからは、何丁目という石碑が立っているので、その数字が下がって行くほどに神社に近づくことになります。

5/21 19:47

夫婦杉の全景はこんな感じ。確かに立派です。

5/21 19:46

名所：夫婦杉。樹齢500〜600年だそうです。室町時代生まれということになるのかな？

5/21 19:45

ケーブルカーの駅の近くに鹿がいて、じっとしてました。みんな写真撮ってました。でも、もしかしたら、この鹿の蹄にもヒルがいるのかも……

5/21 19:46

ケーブルカーの駅に着きました。これで降ります。

撮影機器：

Canon PowerShot A1000 IS Canon

感想

hironag

中野稲門会のハイキング部会で大山に登ってきました。
大山に行くのはこれで3回めですが、ヤビツから登るのは今回が初めて。

天気は午後から崩れるという予報でしたが、なんとかもつだろうということで決行。
ヤビツ行きのバスを待つ秦野では、本当にいい天気でした。

が、登り始めると、もう大山の頂上にはガスがかかっているのが見えます。
こりゃあ、頂上からの眺望は期待できんな、と思いましたが、
代わりに、山道の至るところにいいものを見つけました。

なんと、隈笹の花が咲いているではありませんか。
60年に一度咲くという貴重な花です。

まだまだつぼみが多く、見頃はこれからになると思います。

帰りはケーブルカーを使い、その運転手が、大山は新緑の季節で美しく、
「いつ行くの？」「今でしょう！」
の流行りのフレーズを使って、ウケをとっておりましたが、
このササの花には触れませんでした。

冗談抜きに、大山に行くとしたら、今でしょう！

あ、ヤビツから大山、そして神社までの道で、ヒルの被害には誰も会いませんでした。
それから、見晴らし台からケーブル駅までのトラバースする道は現在、崖崩れで通行不能とのことでしたので、これからお出かけの方は、ネットや電話等でご確認ください。

帰りは、伊勢原に出て、東海大学前の「さざんかの湯」につかって、戻ってきました。