定山渓から中山峠へ 豊平峡西尾根〜蓬莱山まで

2021年03月20日(土) [日帰り]

• GPS: 08:39
• 距離: 25.5km
• 登り: 1,752m
• 下り: 1,216m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:08
• 休憩: 0:32
• 合計: 8:40

7:41 定山渓神社前BS
7:47 7:47 定山渓車庫前
9:10 9:11 五明山
10:23 10:28 822m峰(定山湖連山)
11:26 11:26 大曲山
11:41 11:45 ８００ｍ峰
13:02 13:10 庚申草山
14:03 14:05 東中山
14:31 14:33 975m峰
14:47 14:50 境岳
15:02 15:05 中山峠
15:36 15:37 望羊台
15:53 15:56 蓬莱山
16:21 中山峠

EK度数
全行程：49＋10％（25km、↑1800m、↓1250m、堅雪〜腐れ雪、★2）
予想所要時間：9時間+20分（★1=10分）
平地脚力 6km/h換算

天候

午前中快晴、午後から曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

交通機関（バス）
行き：地下鉄真駒内駅より定山渓温泉行（12系統）を使用
帰り：道南バス（洞爺湖温泉〜札幌）を使用　中山峠発18:25　始発駅出発17:05
　　　中山峠〜市内中心地まで1500円
　　　完全予約制で始発駅出発の2時間前が締め切り
　　　時刻表に電話予約またはWeb予約の案内あり

コース状況／危険箇所等

前半に難所が集中。
825峰から東に進路を変えるところの急降下、
822峰（定山湖連山）直下の痩せ尾根、
822峰南西にある痩せ尾根が少々危険

気温が上がると雪質が悪化し歩きづらくなります。

その他周辺情報

中山峠の売店の営業時間は、札幌側喜茂別側ともに17:30まで

写真

3/20 8:02

国道230号から豊平峡ダム方面へ、数100mで定山渓ファームへの案内があります。その途中から山に入ります。

3/20 8:21

すぐ奥に沢があり、この標識あたりから右側へ入山。

3/20 8:42

しばらく歩いていると五明山ピークが見えてきます。

3/20 8:54

今回はちょっと遠回りですが、急登ではなさそうなコース取り。
すぐ先は小さなポコで五明山はその奥。

3/20 9:10

五明山。見晴らしは見てのとおり。

3/20 9:15

小ピークをつなぐように進みます。次は825峰

3/20 9:16

逆光の札幌岳

3/20 9:31

825峰付近の北側は割と開けています。
余市岳

3/20 9:32

白井岳と定山渓天狗岳

3/20 9:32

手書きの825峰標識

3/20 9:40

次の816Pまでの道はこのあたりで見えてきます。
地図を見ると手前の左側に延びる尾根は定山渓ファームに繋がっているようです。使える尾根なら822Pまで多少楽に行けそう。

3/20 9:43

かなりの急降下。激突注意。

3/20 10:09

816Pを超えて822P（定山湖連山）が見えてきます。

3/20 10:18

取り付き側に露岩あり。

3/20 10:23

ピークの奥は少し開けています。
烏帽子岳

3/20 10:24

札幌岳

3/20 10:25

3/20 10:28

戻るときにこじんまりとした標識を確認

3/20 10:31

雪の乗った岩の左側を進みました。

3/20 10:33

南西方向に見える次の痩せ尾根、地図で見るとちょっと怖そうですが・・・。とりあえず近くまで行って旧国道を使うか決めることに。

3/20 10:35

東側が開けていると、もれなく札幌岳が見えます。

3/20 10:51

痩せ尾根に近づいてみましたが、何とか歩けそうな感じ。

3/20 10:54

東側斜面のトラバースもできそう。

3/20 10:59

ピーク近くまで上ると、片岩から札幌岳まで丸見えです。右側には狭薄山。

3/20 11:01

定山湖はすぐ近くの木々にさえぎられてしまいます。

3/20 11:18

痩せ尾根をクリアすると、ダムのビュースポットあり。

3/20 11:27

もうしばらく進むと大曲山。この手前から踏み跡あり。

3/20 11:44

800m峰近くの露岩。開けたところの見晴らしは825m峰と似た感じ。

3/20 11:51

ここからはしばらく旧国道を歩きます。

3/20 11:57

豊平峡ダムがしっかり見えるポイントもあります。

3/20 11:57

3/20 12:37

このあたりから北側の脇道へ。

3/20 12:42

しばらくすると庚申草山が見えてきます。

3/20 12:59

南側は岩場。しばらく西側を巻きます。

3/20 13:06

山頂付近から北東側。手前の無意根大橋、奥の神威烏帽子の間に今日歩いた尾根が見えます

3/20 13:11

庚申草山の山頂標識

3/20 13:44

旧国道まで戻り、方向を合わせて東中山へ。

3/20 13:52

ピークまで緩い上りが続きました。

3/20 14:03

東中山には標識が2つ

3/20 14:04

もう1つは低いところに。

3/20 14:22

時間があるので、風来山・境岳も通ります。途中でピークが見えますので、その方向へ直進。

3/20 14:32

奥の緩いピークが東中山

3/20 14:33

まだ出きっていない標識

3/20 14:35

喜茂別〜無意根の稜線

3/20 14:49

中山峠までは下り基調。境岳までくればもうすぐです。

3/20 14:50

ベニヒワが数羽で何か啄んでいました。

3/20 15:37

国道を渡り蓬莱山まで。途中にある望羊台

3/20 15:39

午前中とは違いすっかり曇ってしまいましたが、
今日最後の蓬莱山が間近です。

3/20 15:50

3/20 15:53

蓬莱山に到着し、あとは峠に帰るだけ。

3/20 15:53

南側から見る札幌岳〜狭薄山となりました。

3/20 15:58

下りはゲレンデを使わせてもらいます。

3/20 15:59

羊蹄山とニセコ。晴れていれば日没がお楽しみタイムですが、今日は残念。

3/20 18:17

適当に時間をつぶして、18:25のバスを待ちました。

撮影機器：

PowerShot SX70 HS CANON

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ソフトシェルジャケット タイツ ソフトシェルパンツ ズボン(中綿入り) 靴下 ソフトシェルグローブ 予備手袋 ゲイター マフラー 耳あて 毛帽子 防寒靴 ザック スノーシュー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ GPS 筆記用具 保険証 携帯 サングラス ストック カメラ

感想

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昨年の長尾山〜喜茂別岳縦走に続いて、定山渓〜中山峠までの2ルート目
全く手つかずだった豊平峡の西側を縦走し中山峠へ、さらに蓬莱山まで繋ぎました。
距離、標高差、雪の状態から全行程で9時間〜9時間半程度かかる想定です。
定山渓のバス停を降りて、帰りのバス発車まで10時間半程度。これには絶対に間に合わせる必要があります。

前半の五明山→定山湖連山→大曲山あたりまでアップダウンが多い区間
後半の庚申草山〜中山峠は比較的なだらかな区間が続きます。
難所は概要にも書いたように前半に集中。尾根の分岐はありますが、正誤は判断しやすいと思います。

午前中は予報通りの青空で、向かいの札幌岳と狭薄山がきれいに見えました。
ところどころでダムのビューポイントもあり、未歩行ルートの新鮮さを味わいました。
午後は予報通り一気に雲が広がり真っ白背景に。雪質も変わってしまい苦しいです。
ただ、前半で多少時間を稼げていたので、当初の予定通り風来山経由で中山峠へ、さらに蓬莱山まで足を進めました。
プレッシャーのかかる条件での歩きでしたが、なんとか予定通り歩ききることができました。