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Yamareco

記録ID: 301579
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ハイキング
奥多摩・高尾

甲州街道犬目宿と車道歩きが気分的に長い扇山

2013年05月25日(土) [日帰り]
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e351spAz その他1人
GPS
03:10
距離
9.9km
登り
578m
下り
927m

コースタイム

梨ノ木平09:20
扇山10:25/10:30
犬目11:30
大野貯水池12:00
四方津駅12:30
天候 薄曇〜晴
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
=往路=
高尾08:20(JR中央本線)
鳥沢08:49
鳥沢駅09:00(富士急山梨バス)\290
扇山梨ノ木平09:15

=復路=
四方津12:53(JR中央本線)
高尾13:16
コース状況/
危険箇所等
登山道は歩きやすく快適。犬目から四方津駅の車道歩きは意外と交通量が多く不快。
鳥沢駅〜扇山梨ノ木平へのバスは4月〜11月(8月運休)土日祝のみ。
鳥沢駅で無理してトイレに行かなくても梨ノ木平登山口にトイレ有。
扇山梨ノ木平バス停。意外と登山者が多い。
2013年05月25日 09:15撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/25 9:15
扇山梨ノ木平バス停。意外と登山者が多い。
スギの植林地を登っていく。
2013年05月25日 09:30撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/25 9:30
スギの植林地を登っていく。
尾根近くになるとやっと広葉樹の森になる。
2013年05月25日 10:13撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/25 10:13
尾根近くになるとやっと広葉樹の森になる。
西隣の百蔵山へ続く尾根道。
2013年05月25日 10:17撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/25 10:17
西隣の百蔵山へ続く尾根道。
広場のように広い山頂部へ至る。
2013年05月25日 10:25撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/25 10:25
広場のように広い山頂部へ至る。
なんで山に登ってまで傷つけるのか。
2013年05月25日 10:29撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/25 10:29
なんで山に登ってまで傷つけるのか。
山頂はまるで広場。
2013年05月25日 10:29撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/25 10:29
山頂はまるで広場。
犬目の集落へ下りると旧甲州街道のルートの案内図が。
2013年05月25日 11:25撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/25 11:25
犬目の集落へ下りると旧甲州街道のルートの案内図が。
宿場の風情はあまり残っていない犬目の集落。
2013年05月25日 11:30撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/25 11:30
宿場の風情はあまり残っていない犬目の集落。
天保の甲州一揆を率いた兵助の生家跡。
跡というだけで何もなかった。
2013年05月25日 11:31撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/25 11:31
天保の甲州一揆を率いた兵助の生家跡。
跡というだけで何もなかった。
中央道の上を渡る。
2013年05月25日 11:46撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/25 11:46
中央道の上を渡る。
貯水池というには大きい大野貯水池。
2013年05月25日 11:59撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
1
5/25 11:59
貯水池というには大きい大野貯水池。

感想

夏に鹿島槍ヶ岳に行こうと約束している友人が約1年山歩きにブランクがあったため、足慣らしとしてまずは高尾山〜城山に行った。
そしてその第2弾として扇山へ行くことにした。
本当はこの前の笹子雁ヶ腹摺山もよかったのだが、予定が合わなかったのである。

扇山は中央線に乗っているとその裾を広げたきれいな扇形で存在感があるが一度も
登ったことがなかった。
手持ちの1997年発行のガイドブックには、鳥沢駅から登山口の梨ノ木平まではゴルフ場ができ登山道がつけかえられ、ハイキングに向かないアプローチとなったと書いてある。
が、4月〜11月(8月除く)の土日祝は、富士急山梨バスにより、梨ノ木平までバスが運行されていることが分かったので、そのハイキングに向かない車道歩きをしなくていい。
ということで扇山に決定した。

昨日は真夏日直前の29℃まで気温が上がったが、今日は高気圧の中心が北東へずれたため、関東地方に高気圧の縁を通って北東気流が流れ込み薄曇。
最高気温も昨日より6℃下がるらしい。
こういうときは大菩薩より西に行けば晴れていることが多いのだが、まぁ仕方がない。

中央線から見ると、倉岳山などの標高1000mを切る山の山頂にも雲がかかり、
鳥沢駅から見上げる標高1138mの扇山の山頂も当然雲の中である。
雲がちょっと厚く山頂では雨が降っていないか心配なくらいだ。
が、鳥沢駅からのバスは普通サイズのバスが満席になるほど盛況だった。

梨ノ木平から扇山への登りは沢沿いなので急登が続くかと思われたが、実際はスギの植林地のためかジグザクにうまく切られた登山道のお陰でゆっくりと高度をかせぐことができ、かなり歩きやすい。
しかも中央線沿線のマイナーな山にありがちな登山道の荒廃もない。
ただずっとスギの植林地なので、新緑があふれているという感じではない。

こんなマイナーな山でこれだけ登山道が整備されているんだなぁという感想を述べると友人曰く扇山は郡内地方の中央線沿線北側ではNo1位に人気があるとのこと。
確かに岩殿山は登山としては登り甲斐がないし、滝子山は登り甲斐がありすぎそうで
万人向けではないので扇山がNo1かもしれない。

尾根まででると広葉樹の新緑が周囲にあふれている。
期待していたヤマツツジは見頃を過ぎたのか、途中分岐があったヤマツツジの名所にしかないのか思ったより見かけなかった。

尾根に出てから山頂までは5分もかからないくらいのあっという間で、
そして有名なだけあって扇山の山頂部はやたら広い。
天気がいい秋の日なんかにゆっくりするのにいい感じだ。
登っているうちに陽も射してきて山頂では心配していた雨も降っていなかった。

が、今日は富士山も見えないし、昼には下りてしまう予定なので何も食べるものは
持ってきていないので5分ほど滞在しただけですぐ下り始めた。
そういえば大月市がせっかく設置した看板がかなり傷つけられていたのが残念だった。
わざわざ山に登ってまで看板を傷つけるというのはどういうことなのだろうか?

下りの登山道も登りと同じようによく整備されていて歩きやすい。
話しながら下りているとなんだか1時間ほどであっという間に山から下りてしまった。

下りてきた犬目の集落は、甲州街道の宿場町であり、当時は今の桂川沿いの国道20号ではなく扇山の麓を甲州街道が通っていたということが分かる。
道理で今の国道20号は桂川沿いから上野原まで不自然に湾曲しているわけだ。
上野原から鳥沢までの間は県道30号がほぼ旧甲州街道に相当するのだろう。

ただ国道からはずれて残されたとはいえ、犬目の集落はまっすぐな道以外はあまり犬目宿の風情は残っていない。
国道20号沿いでありながら鳥沢の集落の方が鳥沢宿の風情が残っていると思う。

この犬目の集落から大野貯水池(というかダム湖といってもいいくらいの大きさ)を経て四方津駅までの道は1時間と大して長くはなかったのだが、歩道のない道をかなりのスピードを出して走る車が多く不快な道だったのでかなり長く感じた。
山道が登り1時間下り1時間なので、実質1/3なのだが、この車道歩きが気分的に一番長く感じた。
甲州街道の宿場町を見られたのはよかったが、この車道はもう歩きたくはないなと思った。

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