裏妙義周回 全鎖場写真アリマス

2021年03月27日(土) [日帰り]

• GPS: 06:49
• 距離: 8.2km
• 登り: 989m
• 下り: 994m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:56
• 休憩: 1:46
• 合計: 6:42

距離 8.2km 登り 993m 下り 996m

7:55 国民宿舎裏妙義（閉館）
9:32 10:48 丁須の頭
12:01 12:28 赤岩
12:53 12:54 烏帽子岩
13:07 風穴尾根の頭
13:20 13:21 三方境
14:35 14:36 国民宿舎裏妙義（閉館）
14:37 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

旧国民宿舎裏妙義の駐車場は20台くらい停められそう。7時過ぎの時点で7台、15時で11台あった。

コース状況／危険箇所等

危険個所はそれなりにあり。ただし、鎖を掴めば全て大丈夫。(丁須の頭の上を除く)

その他周辺情報

松井田妙義ICから2キロのＲ18沿いにローソンあり。

写真

3/27 7:22

閉館してます。

3/27 7:31

本日の行動食。キャラメル重要。ココヘリも重要デス。

3/27 7:38

左が先日購入したブラックダイアモンドのクラッグハーフフィンガーグローブMサイズ。手のひら側が厚手に出来ていて鎖をしっかり握るのに良い。指先が切れているので岩を掴むのに良い。2,300円という価格もいいね。おすすめ。

3/27 7:52

今回は周回コースとしては最短コース。

3/27 7:58

旧国民宿舎裏妙義の左脇を抜けて、最初は舗装路を進む。

3/27 8:00

数分で右側に登山口。

3/27 8:02

まずは、丁須の頭を目指す。

3/27 8:09

こんな感じの樹林帯を抜けて…

3/27 8:23

こんなところや…

3/27 8:28

周囲の景色が他の山と違う…。

3/27 8:30

30分程で最初の鎖。もちろん今回も出来るだけ鎖は使わず行くぜ。

3/27 8:38

雰囲気出てきた。

3/27 8:40

2つ目の鎖。ただのトラバース。

3/27 8:41

3つ目はすぐ後にある。ホールド充分で安全に岩登りを楽しむ。

3/27 9:32

右の斜面に4つ目の鎖。簡単デス。

3/27 9:39

3つ目を過ぎてすぐに4つ目の鎖。問題ナシ。

3/27 9:44

今登ってきたところを振り返って。

3/27 9:48

5つ目の鎖。落ち葉が滑るので慎重に。危険ナシ。

3/27 9:49

この岩の先にも道が続いていたように見えたが、ここを左へ〜。

3/27 9:50

6つ目の鎖。大丈夫。

3/27 9:53

7つ目の鎖。直登してから右にトラバース。この右にトラバースするのが今回の山行で一番緊張したところ。足元のホールドが頼りなく、何度も鎖を掴むか迷ったが、足をぷるぷる震えさせながら何とか通過。高度感はそこそこあるが、鎖使えば難なく行けるはず。

3/27 9:53

上の鎖から20m先にも同じコースに合流する鎖が掛かっているが、滑りやすく鎖を使わないと行けそうになかった。鎖使うならこちらの方が高度感なくて良いかも。

3/27 10:01

トラバース後に撮った。足元が頼りないんだ。

3/27 10:02

奥の鎖を上から。こちらの方が危なくない。

3/27 10:06

出発から2時間10分掛かって、やっとこ丁須の頭に到着！手前の鎖は8つ目。ルートを慎重に選んで丁須の頭直下まで登る。下りは敢えて鎖を使った。

3/27 10:11

丁須の頭の肩を側面から。幅は約1.5メートル。ここをよじ登る人もいるようだが、自分は登れても下りられないのは間違いない。

3/27 10:11

浅間山！

3/27 10:27

丁須の頭の根元までここから登る。これで9つ目の鎖。ここもホールドあるので鎖いらず。この写真からだと左側が切れていて怖そうに見えるが大丈夫。

3/27 10:16

丁須の頭の根元までくるとこんな物が。山仲間の追悼？

3/27 10:17

丁須の頭の根元に寄りかかって座る。怖くて立って居られない。人間一人分の幅しかないのだ。目の前に肩の部分がある。もちろん怖くてそこまで行けない。

3/27 10:21

左側は切れ落ちてる。

3/27 10:22

表妙義かな。異常な山容。いつか縦走できる日が来るのだろうか。ここに座っているだけで落ち着ないのだから表妙義は無理かも。

3/27 10:29

下りて横から。結構薄っぺらい。いつか上まで登れるようになるだろうか。

3/27 10:33

鎖無しで登ったが、下りは敢えて鎖を使う。そう、20mチムニーの下りに備えての準備運動なのだ。これでOK!

3/27 10:36

行き先はあちらか。

3/27 10:38

10個目の鎖。平気。

3/27 10:41

登り切ってすぐ下る。11個目。

3/27 10:44

12個目。高度感なし、ホールドあり。

3/27 10:51

平穏な登山道を進んでいると突然左側に鎖の掛かった谷が現れる。もしかしてこれが20mチムニー？ここで13個目の鎖。

3/27 10:52

案内板もなく、位置も事前に調べていなかったので意表を突かれた。見た瞬間は怖く感じたが…。

3/27 10:54

最初に3〜4m鎖を使って下りると落ち着いて両足で立てるテラスがある。ここから下を見るとまったく高度感が無い、ただの急斜面の谷でしかない。まったく怖くないネ！

3/27 10:56

こんな感じで、手足を谷の両側に跨いで落ち着いて下りれば問題なし！写真を撮る余裕すらある。ここは最初から最後まで鎖を使ったが、慣れれば一度も鎖を使わなくても行けるんじゃないかな。

3/27 11:01

下から。鎖いらなさそう。最後の登り切る部分がちょっと難しそうだけども。

3/27 11:17

赤岩。何だか分らんが行ってみよう。

3/27 11:20

荒れている道。あまり行く人がいない様子。

3/27 11:22

この急斜面の先にあるのが赤岩かな。急斜面の最初の一歩が行けない。落ち葉で滑るのだ。今日は丁須の頭も見られたし、チムニーも下れたしお腹一杯だから引き返そう。

3/27 11:37

14個目の鎖。のっぺりしてホールド浅め。ルート選んで慎重に。

3/27 11:41

木の根っこを掘り出して掴むのだ！

3/27 11:49

下った後に見ると、ステップが切ってある。上からだと見えないんだよぅ。

3/27 11:51

15個目は登りながらのトラバース。簡単ね。

3/27 11:52

16個目は下りながらのトラバース。最初はちょっと高度感があって緊張するが、ホールドしっかりで大丈夫。

3/27 11:54

続きも鎖掴まず行ける。掴めば余裕あり。写真で見るほど怖くない。

3/27 11:54

上を見上げると…。落石無いといいね。

3/27 11:59

17個目はトラバースして、一段上がってまた渡る。急斜面だがホールド豊富で大丈夫。

3/27 12:02

18個目はここを登って…。

3/27 12:03

この斜面をトラバース。地面があるように見えるが落ち葉が積もっているだけなので足を付いてはダメだぜ！打ち込んである金属棒も使わずクリア。

3/27 12:05

こんな感じで斜面にへばりつく。写真を撮る余裕くらいはある。

3/27 12:06

しっかり掴む。このグローブいいね。

3/27 12:10

雰囲気いいね��

3/27 12:11

雰囲気いいね��

3/27 12:12

パノラマ〜。遠くに見えるのは表妙義かな？

3/27 12:13

19個目はここ！有名(?)なトラバース。

3/27 12:14

高度感はこんな感じ。落ち着いて行けばこわくなーい。

3/27 12:15

問題はこの先。鎖も足元の鉄骨も使わないぜ。

3/27 12:17

ここの高度感はこんな感じ。岩は意外に滑らないし、写真を撮れるくらいには大丈夫。

3/27 12:19

振り返って。こうしてみるとちょっと怖いかな？

3/27 12:21

20個目は斜め上に。

3/27 12:26

この梯子も有名かな。

3/27 12:27

高度感はまったく無いよ。

3/27 12:29

21個目はトラバース。鎖いる？

3/27 12:32

浅間山と上信越道。ここまで車の騒音が聞こえてくるよ。

3/27 12:35

22個目は簡単。

3/27 12:35

どうしたらこんな奇岩が作られるのだろうか。

3/27 12:38

23個目は鎖が見えにくいけどトラバース。無問題。

3/27 12:40

24個目も簡単トラバース。

3/27 12:44

25個目はちょっと登って。

3/27 12:49

奇岩。

3/27 12:55

26個目はピカピカの鎖。まだ取り付けてから一週間くらいしか経ってなさそう。これが最後の鎖。

3/27 12:59

木の間から丁須の頭！思えば遠くに来たもんだぁ。

3/27 13:03

これが烏帽子岩？通り過ぎて案内板みて気が付いた。

3/27 13:07

100円玉見っけ！

3/27 13:15

緩斜面を下り始める。これでもう鎖場は出てこないみたい。

3/27 13:21

三方境。ここを左へ〜。

3/27 13:41

のんびりハイキング〜。

3/27 14:06

絡まった木に支えられて折れた木が宙づりになったまま…。

3/27 14:16

これは？

3/27 14:31

最後はまた舗装路に出て…。

3/27 14:32

凄い迫力。

3/27 14:37

ああ、いい天気。気温18度。

3/27 14:38

駐車場に無事帰還。11台。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

uribou71

裏妙義の情報が表妙義ほど多くないので、今回の自分のように初めて裏妙義に挑もうと情報を集めている人のために、全ての鎖場の画像をアップした。多分漏れは無いと思う。

先週は鎖場で有名な両神山の八丁峠ルートを踏破した。4月から9月一杯の半年間、工事のために上落合橋登山口が使えないというので2週連続両神山に登ろうかと考えていたが、剣岳登頂に向けて次の段階に進みたいと思い、いきなり難関の表妙義は無理なので、比較的登りやすい裏妙義に挑戦した。

気になったのは20mチムニーと足場のトラバース。多くの人のレコを拝見したが、やっぱり怖そうでドキドキしていた。しかし、いざ挑戦してみるとさほどの事はなく、序盤に出てきたトラバースが一番難儀した。鎖を使ったのはチムニーの下りと、その練習のために丁須の頭からの下りのみ。あとは意地で使わなかったが、それも剣岳のカニのたてばい攻略のため。どれだけ役に立つか分からないけどね。。

丁須の頭は岩登りの登攀技術よりもセルフビレイが出来る知識と腕力があれば怖いだろうけれど登れると思う。今年中にはスクールなどに参加して経験を積みたいと思う。そのうち表妙義も挑戦したいが、60mの鷹戻しなどは丸腰で挑むのは自殺行為だと思うのでしっかり確保して挑みたい。

これで当面の目標だった両神山と裏妙義を攻略した。ウェブで探すとまだまだ魅力的な鎖場はありそうなので無理しない範囲で挑戦していこうと思う。