一切経山
- GPS
- 04:50
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 377m
- 下り
- 360m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
台風18号による雨雲が日本海から北に伸び、猛烈な台風17号が南から迫る最悪の予報では誰もが諦めていましたが、福島県から山形県にかけての僅かなエリアだけが奇跡の晴れマークに変わり、「吹いたら登らず」と決めて初志の山行に挑みました。
「福島西IC」から「土湯バイパス」に乗った途端、目の前に「吾妻小富士」が現れて、バスの中は歓声に包まれました。下見に来た一週間前は、10m先も見えないガスガスの「磐梯吾妻スカイライン」でしたが、高度を増すごとに青空が広がってきたのです。
「浄土平」でバスを降り、青空に向けて登り始めました。「浄土平湿原」を過ぎるとまもなく分岐があり、右に折れて九十九折の道を上げて行くと次第に「小富士」の口が開いてきます。登山道も白玉や舞鶴草の実で賑やかになり、ダケカンバやカエデも色づいてきました。
草紅葉ピークの「酸ヶ平避難小屋」で大休止。目の前の「蓬莱山(1802m)」のカエデがとても綺麗でした。そこからは火山礫のザラザラした道となり、広い山頂にはあっという間に立つことができました。飛行機からも見える「吾妻の瞳」とか「魔女の瞳」と言われる「五色沼」のエメラルドグリーンはまさに絶景で、「西吾妻山」へ続く縦走路、南の「安達太良山」にも心を奪われました。お隣の「磐梯山」は裾しか見えませんでしたが、福島の実力に恐れ入りました。
帰路は木道歩きが楽しい「鎌沼」の周回路を辿りましたが、ミネザクラの赤色とカエデの黄色が実にマッチしていました。一人の落伍者も出さずに無事「浄土平」着。レストハウスでお土産を買ってバスに乗り込みました。みな満足で、車中はさらに賑やかだったのは言うまでもありません。
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