裏六甲・シュラインロード 春ですね、石仏や祠を見て歩こう
- GPS
- 05:27
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 551m
- 下り
- 547m
コースタイム
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 5:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
市街地の桜も散り、絶好のハイキング日和。集合場所のJR住吉駅からバスで登山口のある渦森台公園に向かう。六甲ケーブル上までは急登を交え、息を切らして登り切る。
今回の主な目的は、午後からのシュラインロード(唐櫃道)の石仏群を見ることだ。早めに昼食をとり目的地に向かう。分かりにくい分岐点を慎重に選び、アイスロードからシュラインロードに入る。
Uさんが兵庫県立六甲山ビジターセンターから調達してきてくれた「シュラインロード石仏群」のパンフレットに載せられている石仏の写真と見比べながらの「調査」が始まる。石仏群は、西国33箇所にちなんだ33と番外を含め37体あるという。現存する32番の石仏から始まり、一つひとつ、その特徴を写真と見比べながら確認する毎に「認定!」などと叫び盛り上がる。路傍に佇む野仏は見つけ易いが、中には山の中に分け入って初めて見つけられるものもあった。
調査を進めていると、偶然を装った(かもしれない?)地元のTさんと遭遇する。その後は、Tさんが先導してくれて一挙に調査がはかどり、参加者一同の丹念な観察もあり、パンフレットに掲載されるすべての石仏群や行者堂、記念碑等を確認することができた。
今のように交通機関もなく、徒歩や牛馬でしか移動できない時代にあって、北摂方面と灘方面の間の物流の拠点として、当時の人々の困難な山道の往来への安全祈願の思いの一端を垣間見た気がする。時間の経つのも忘れ、知らずしらずのうちに唐櫃台に出る。
解散後、石仏群調査の余韻が冷めやらないまま歩くと、いつの間にか先導してくれたTさんのお宅の前を通りかかり、そのまま招き入れられてしまった。ご自慢の養蜂の有り様などを拝見したりお話を伺ったりした。(OKA)
<コース状況>危険個所なし。シュラインロードの幽遠な趣が良い。
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