神津島天上山 洋上の雲ノ平??を行く
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- GPS
- 03:08
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 361m
- 下り
- 540m
コースタイム
黒島10合目 12:46
表砂漠 13:04
裏砂漠展望台13:21
天空の丘 13:53
最高点 14:22
表砂漠 14:38
黒島展望台 14:57
黒島登山口 15:33
天候 | 8日 曇り時々晴れ 9日 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
船
神新汽船 下田 9:20 〜 神津島 11:40 神津島 14:00 〜 下田 16:20 2等 4,140 円 現地の足:原動機付きバイク 5時間 4000円 神津島オートサービス 今回は乗船予約の必要無い下田航路で来ました。 東海汽船のフェリーと違い当日始発で家を出られます。 また翌日も午後14時出航なので、行動時間が十分にとれます。 到着は昼近くなりますが、天上山は一周4時間もあれば充分なので、初日に回っておけば帰りの船の時間を気にせず済みます。 翌日は原動機付きバイクをレンタルして島内の遊歩道を巡りました。 5時間で島内くまなく楽しめました。 現地までは下田航路以外に以下の選択肢があります。 行き 1.東海汽船フェリー 東京22:00〜神津島10:00(運航日注意) 2.東海汽船高速船 東京08:20〜神津島12:25 3.飛行機 http://www.central-air.co.jp/ 帰り 1.東海汽船フェリー 東京10:30〜神津島19:00(運航日注意) 2.東海汽船高速船 東京13:35〜神津島17:30 3.飛行機 http://www.central-air.co.jp/ 行きは東海汽船フェリーで帰りは高速船というパターンが一番良いのですが、高速船はなかなか予約がとれないので、帰りに下田航路を使うとたっぷり遊んで帰ってくることができます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は皆無です。 地図は下記をダウンロードしておくと便利です。 天上山地図 http://vill.kouzushima.tokyo.jp/travel/walkingmap02.pdf 神津島のトレッキングマップ http://vill.kouzushima.tokyo.jp/travel/walkingmap01.pdf 島の解放感から短パンで登りたくなるところですが、コースは丈の低い灌木の中なので、ロングパンツ必須です。 温泉は神津島温泉保養センター たぶん民宿が送迎してくれます。 海岸の広い露天風呂は通りから丸見えのため、水着必携です。忘れないようにしましょう。 お食事処は正直あまりないのですが、港のよっちゃーれセンターの各種定食は結構うまいです。 |
写真
感想
丹沢に日帰り山行する予定でしたが、奥さんの親戚が遊びに来るということで、急遽お泊まりのお許しが出ました。
つまり家にいると邪魔だということです。
そうとくれば行きたかった神津島天上山へ遠征しようということで始発電車に飛び乗って下田にきました。
朝8時台、下田駅から神新汽船の船着き場まで歩きます。
神津島へ確実に渡るためには実は神新汽船は強い味方です。
東海汽船の大型客船は運航日が限られいるうえ、乗客が多いので予約がとりにくいです。
甲板にレジャーシートという手もありますが前日22:00出航で12時間はなかなか厳しいです。
帰りは神津島発10:30ですから遊ぶ暇はありません。
一方高速船は予約がなかなかとれません。
リッチな方は飛行機という手もありますが、貧乏人にとって神新汽船なら当日始発電車で出られて、到着は昼前、出航は余裕の14時ということで、島での滞在時間を充分とることができます。
天上山は登山口起点なら一周しても4時間もあれば回れるので午後からの登山でもまったく問題ありません。
港に着くと民宿のおばさんが車で待っていました。
天上山へ登ると予約の際に言ってあったので、おばさんは一目見てザック背負って顔が黒いのが、私だと分かったようです。
車で民宿の場所だけ見届けて、15分後には黒島登山口に着いていました。
12時ジャスト登山開始です。
登山口には綺麗なトイレと杖が大量に常備してあって至れり尽くせりです。
神津島は全体的にトイレが充実していて、どこへ行っても要所要所に必ずあります。
木の階段でどんどん高度を上げてゆきます。
途中にはベンチと1から10合目の標柱が立っているのでどこまで登ったか容易に把握できます。
もっとも1合で富士山の10分の一くらいですから、富士山新五合目から六合目くらいの感覚で10合目に到達します。
何より眼下に港が見えて、行く手にまるで森林限界のような開放的な山稜が見えるので飽きることがありません。
天上山の山頂は台地になっていて様々なコースどりで周回できます。
神津島村役場のホームページからとてもわかりやすい地図がダウンロードできるので、事前に入手しておくことをお勧めします。
先ずは千代池に行ってみます。
残念ながら干上がっていました。
天気は曇りがちでスッキリしませんが、天上山はあっという間に登れる割に、アルペン気分満点です。
一通り一周してみます。
山頂台地は池が干上がっていなければ洋上の雲ノ平みたいな感じです。
とても500mそこそこの山には思えません。
何故か這い松みたいな背の低い松がたくさん生えています。
その中にところどころオオシマツツジが可憐に咲いてアクセントをつけています。
先ず表砂漠に行ってみます。砂漠というほどのものではありませんが、白い砂の上を快適に歩きます。
次は裏砂漠です。こちらの方が多少広くて雰囲気はあります。
裏砂漠展望地は断崖絶壁の上にあって、眼下に海を見下ろす絶景ポイントです。
新東京百景展望地を経て干上がった不動池へ。
そこからひと登りで天空の丘と名付けられた絶景ポイントに着きます。
ここからは海をバックにバームクーヘンのような地層の櫛ヶ峰が良く見えます。
たぶん天上山の再絶景ポイントなので外せません。
次は干上がったババア池。何故こう呼ばれるのでしょう??
白島下山口を経由して最高点へ登頂。
体力を使わずしてアルプスの高峰に来たような凄い贅沢な気分です。
最後に黒島展望山に登って余韻を楽しみ再び黒島登山口に下山しました。
民宿に戻ったら直ぐに温泉に送迎してくれて、戻ってきたらビールというまさに極楽ハイキングでした。
翌日は原付バイクを借りて島を一周です。
ところどころ遊歩道に入って絶景を楽しみました。
時間的にも余裕で原付は大正解でした。帰りは甲板で海風を感じながら下田まで2時間15分の船旅でした。
今回は登山というより観光になってしまったので、次回は少し気合の山行をしようと決意した極楽ハイカーでした。
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