【奥穂高岳】 初めての北アルプス
- GPS
- 32:00
- 距離
- 33.9km
- 登り
- 1,748m
- 下り
- 1,739m
コースタイム
5:00涸沢ヒュッテ-10:55奥穂高岳-16:40上高地
天候 | 一日目 雨 二日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
登山を始めた時からいつかは行きたいと思っていた奥穂高岳。 北アルプスも初なのだが、まさか初めての北アルプスが積雪期の奥穂になるとは思わなった。
しかし、目標の奥穂に行く計画を立てた時からランニングなどトレーニングは欠かさなかった。
二十歳くらいの時に彼女(今の奥さん)と来た時以来の上高地で懐かしい。
やはり上高地、梓川はこの世で一番美しい場所だと思う。
横尾までは軽快に歩いたが、雨が強くなってきたため、横尾で雨具を着る。
初めて見る屏風岩は圧巻のスケールでした。 この岩場もいつかは登りたい。
本谷橋を過ぎ、だんだんと積雪も多くなり、遠くに涸沢を望める辺りには完全な雪山に、、、。 この辺でアイゼンを装着。
涸沢に向けて急いで歩いていたら、後ろから物凄いスピードでキックステップしながら追いついてくるお兄さんが...。
話してみたら涸沢小屋の小屋番さんでした。 さすがに健脚だわ!
涸沢ヒュッテに着き、このまま穂高岳山荘に行こうか涸沢ヒュッテに留まろうか迷う。テラスで昼ご飯を食べていたら、ゴオオオォォーーと凄い音!! 小豆沢より少し前穂側で雪崩!
完全に本日の行動は打ち切りを決め、ヒュッテに宿泊の単独行の方達と楽しく会話が弾む。
ヒュッテの小屋番さん達も気さくでとても雰囲気が良く、評判のいい小屋の理由が分かった。
良く朝は晴れたりガスったりの繰り返し。
小豆沢を直登するのだがこの登りがかなりきつかった。休みながら振り返り、蝶ヶ岳、常念岳がきれいに見え元気ずけられた。
穂高岳山荘は前日宿泊者ゼロだったらしい。 少し話をしてから、いよいよ憧れの奥穂高岳への登りにかかる。
想像していたよりも急勾配で、梯子の所は良いのだが急勾配の凍結箇所が多く、マジでビビりながらの登攀になった。 アイゼンをどこまで信じて良いのか当時はまだ分かっていなかったのだろう。
クライミングが得意なため凍結箇所よりも岩場を登って行く効率の悪い登攀。
しばらくすると、緩やかな斜面になり頂上へ・・・。
憧れの奥穂高岳は厳しかった! しかしその分だけ充実感があり最高の山行になりました。
帰りの穂高岳山荘までも恐怖でした。この時期凍結箇所がかなり多いのでご注意を。
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