小竹川、手繰川、葭川を辿る 勝田台駅〜青菅〜四街道〜県庁前駅

2021年05月04日(火) [日帰り]

• GPS: 09:13
• 距離: 31.8km
• 登り: 32m
• 下り: 44m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:14
• 休憩: 0:59
• 合計: 9:13

距離 31.8km 登り 33m 下り 53m

5:35 勝田台駅
5:59 6:00 加賀清水調整池
7:18 7:27 鷲神社
7:42 7:45 先崎橋
8:19 8:22 小竹川手繰川出合い
9:01 国道296号
9:25 9:29 石神橋（佐倉西高）
9:47 東関東自動車道
11:13 11:28 大土手山
11:41 11:42 第一浄水場
12:33 12:46 六方調整池
13:20 13:21 車両基地
13:41 13:47 山部第５公園
14:11 14:12 椿森陸橋
14:21 栄町駅
14:40 14:42 葭川排水機場
14:48 県庁前駅

ジオグラフィカでログを取りました

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

Entry:京成勝田台
Exit：千葉都市モノレール県庁前

コース状況／危険箇所等

街歩きです。危険個所はありません。気になったのは以下の通り。

・小竹川
大野調整池からフェンスに囲まれて住宅地を流れ、荒れ地に入るとフェンスはなくなるものの、一般に言う歩きやすい土手の道ではないため、近づけません。田園地帯に入ってからも川沿いは狭い畦道のため、田植えも始まっている今の時期立ち入るのは止しました。先崎橋から先では土手の道が歩けます。ただし、右岸には支流が合流してきて通行不能になるので左岸を行きます。支流合流後の橋（名無し）からは右岸を行きます。左岸は荒れてて通行できません。

・手繰川
両岸が土手の道となり、草も刈られて歩きやすいです。ただし臼井西中〜国道296号線間は、国道296号近傍で右岸（中学校側）は草が繁茂して歩きづらかったです。京成線は右岸でくぐることができます。左岸はくぐれそうにない上、支流が合流してくるので通行できなそうです。東関東自動車道まではのどかな田園風景の中を歩けます。ここら辺が今回のハイライトでした。住宅地に入ってからは大日5差路交差点手前（交番の裏）で地下にもぐってしまいます。その後辿っていくと第一浄水場が建っていました。つながっているのかは不明です。

・葭川
六方調整池の上流に50m程度水路が伸びています。その上流はもぐってしまっていて、どこから流れてきているのか、山王中学校付近から歩いてきましたが源流と思しき場所はわかりませんでした。六方調整池を出発した流れは一旦暗渠となり、動物園駐車場脇で露出してきます。その後は両岸に遊歩道が付いていますが、京葉道路の手前、アートゴルフ穴川付近の右岸は道が消失していて通れません。モノレールの車両基地を越えたら左岸に渡らないといけません。以降は難無く辿れます。

写真

5/4 5:33

おはようございます。今朝は始発で勝田台駅に来ました

5/4 5:37

線路沿いの小道

5/4 5:59

加賀清水調整池に来ました。小竹川の源流と推定していましたが、歩いてきた市境のいずみ公園も水脈チックで怪しかった。また調整池よりも上流に加賀清水公園という水源地らしき公園もありました

5/4 6:04

加賀清水調整池から住宅街を少し歩くと大野調整池

5/4 6:06

大野調整池の北側から水路が伸びています。小竹川の始まりです。辿っていきましょう

5/4 6:14

現役のようだ。すごいな

5/4 6:19

住宅街を抜けて荒れ地に入るとフェンスがなくなる

5/4 6:21

朝からユウゲショウ？

5/4 6:24

黄色鮮やかタンポポ

5/4 6:29

朝日に透けるポピー

5/4 6:39

ノスタルジック。こういう風景好きだ

5/4 6:40

「四号橋梁」とある。無機質な橋名が古さを感じさせる

5/4 7:01

ひっそりとカキドオシ

5/4 7:04

囲いが取れると雰囲気がガラッと変わって、のどかな小川に

5/4 7:16

ちょっと寄り道します

5/4 7:18

しっとりした境内

5/4 7:19

鷲神社

5/4 7:20

あまりフィーチャーされてないけど、奥にある本殿の彫刻がすごいのだ

5/4 7:22

これほどのものを雨ざらしでいいのかね

5/4 7:42

再び小竹川。先崎橋から土手が通れそうなので入ることにする。前回の経験を生かして今回は長靴を持ってきたのでここで履き替える

5/4 7:50

春ですねぇ

5/4 7:55

あれ？！右岸は支流が合流してくるので通行不能と予習してたから、あの橋でそろそろ左岸へと思っていたら、ここが合流点だった。仕方ないので引き返す

5/4 8:03

合流点の橋から見返す。右が小竹川、左が支流。先ほど居た中州は無情にも橋の直近まで来て行き止まり

5/4 8:07

幸せそうなハナムグリ

5/4 8:13

下流になると左岸は藪で通行不能。右岸は歩きやすく刈られてます

5/4 8:19

小竹川と手繰川の合流点。中学生の頃この二股でよく釣りした懐かしの地なのだ。今は釣りは流行らないのか？誰もいない。さて小竹川はこれにて終了、ここから手繰川を遡上します

5/4 8:28

色がすごく濃い。カラスノエンドウの仲間？

5/4 8:30

ニガナも咲いてる

5/4 8:44

懐かしい。ここは私が釣りを始めた原点と言える地。フナ、クチボソ、タナゴ、テナガエビ・・

5/4 8:48

中学校の裏を行く

5/4 8:51

可愛い三姉妹。よく見るけど名前がわからない花。調べるとニワゼキショウ（庭石菖）とでてきた

5/4 9:01

国道296号を越える

5/4 9:05

蜂と菜の花

5/4 9:06

のどか〜。こういうの良いわ

5/4 9:08

京成線が見えてきた

5/4 9:14

線路下を越えられるのか不明だったけど、踏み跡がありここをみんな通っているみたい

5/4 9:49

ずーっと良い雰囲気。カエルの鳴き声も加わって最高〜

5/4 9:51

？？この後遭遇せず、結局ここだけだった

5/4 9:57

イモカタバミ。住宅街では見るけど河川敷ではあまり見なかった

5/4 10:00

川幅がだいぶ狭くなった

5/4 10:02

田植えの時期。良いですねぇ

5/4 10:09

用心深くて接写が難しいてんとう虫

5/4 10:17

デーンと座して動じないケロケロ様

5/4 10:30

オオジシバリ？

5/4 10:35

楽しかった土手の道もここで終了。田植えの始まったこの時期、畦道は諦めて並走する農道へ行く

5/4 10:37

白いニワゼキショウ

5/4 10:43

甘いピンクのユウゲショウ

5/4 10:44

遠巻きに川を辿る。久しぶりに木陰に入って涼しい

5/4 11:01

住宅街に入ると用水路の体になる

5/4 11:08

県道を越えると土地利用が入り組んでいて並走もできなくなる

5/4 11:12

偶然にも山発見。大土手山というらしい

5/4 11:26

山頂はこんな。小高い丘で見晴らしもある。藤棚が日陰になっていて休憩に最適

5/4 11:19

せっかくだからここでゴハンにする

5/4 11:27

山裾にイモカタバミの群生があちこち

5/4 11:31

再び手繰川。大日五差路の交番裏で最後の雄姿。この後暗渠になってしまう

5/4 11:33

交差点の向かいから振り返る。ちょうど真下に流れていると思われる

5/4 11:34

延長上と思われる位置にやはり水路があった

5/4 11:38

さらに辿ると水路は消失。だが、それっぽい帯状の緑地が続く

5/4 11:41

道なりに辿ると浄水施設にぶつかった。つながっているのだろうか。手繰川はこれにて終了

5/4 12:26

逞しい三兄弟

5/4 12:27

ここから葭川。住宅地の脇にフェンスで囲まれた水路が初めて出てくる。これより上流では見当たらず、ここを起点に辿ることにする

5/4 12:33

すぐに六方調整池多目的施設。ここはすり鉢状になっていて、上中下と3段に遊歩道がかけられている親水公園といった感じ

5/4 12:34

この側溝の下に葭川源流が流れている。味気ない蓋がちょっと残念

5/4 12:38

早めに中段に登る。最下段はそのまま進むと湿地になってしまい、しかも上へ登る道が無いという変な作りなのだ

5/4 12:45

端まで来て上段から振り返る。目の前に見えるのは中段遊歩道の手すり。下段は湿地と化している

5/4 12:49

道向かいの空き地。ここは奥にある動物園の駐車場とつながっていて混雑時だけ臨時駐車場になるとの事。で、今GWだ。この空き地に車が駐車しているの初めて見た

5/4 12:52

駐車場の脇で、六方調整池からの地下の流れが地上に出てきます

5/4 12:53

水路脇には遊歩道が両岸にかけられているのでここを辿ります

5/4 13:10

地元民以外はこの遊歩道の存在を知らないだろう。駐車場は騒々しいものの、遊歩道はひっそりとしている

5/4 13:14

モノレールと出合う

5/4 13:20

車両基地のすぐ脇を行く

5/4 13:31

高速道路で歩道が途切れるものの、迂回して回り込むと遊歩道が続いている

5/4 13:33

人も少なくのんびり歩ける

5/4 13:39

住宅街を流れる

5/4 13:41

誰もいない児童公園で小休止。ストレッチした

5/4 13:54

この辺は脇が畑になっていて花がたくさん植わっていてきれいだった

5/4 14:07

市街地の中心に近づくと次第に無機質になる。ん？魚影が見える。水質は良いようだ

5/4 14:08

紅一点。いや黄金色か。光の加減で発光しているように見えて神々しい

5/4 14:14

パッと見、水質の悪い排水路って感じだけど

5/4 14:33

中心地までくるとモノレールが葭川上をルートとしている

5/4 14:35

やっと車両と川をセットで撮影できた

5/4 14:38

また鯉がいる。見た目より水質は良いようだ

5/4 14:38

最下流の橋、日本橋。よくこの名前つける勇気あるね

5/4 14:39

葭川排水機場。あの水門で葭川は都川にそそぐ

5/4 14:44

都川から水門を振り返る。これにて葭川終了

5/4 14:47

県庁前駅に到着。たまにはモノレールで帰ろうか

5/4 14:50

ちょうど発車のブザーが鳴ってた。車掌さん待ってくれた（感謝）

限定の白ヱビス。ヤマレコを言い訳に普段より良いやつを買って、ささやかな喜びを感じる小市民なのだ

撮影機器：

ASUS_Z017DA asus

感想

satoshi7604

前回の教訓から下草が繁茂すると歩きづらくなるので、来冬まで計画は寝かせておこうかと思っていたが、またしても我慢できず決行してしまった。結果的には土手沿いは極一部を除き、刈り取ってあって気持ちよく歩けた。むしろ青々とした草が瑞々しく、周囲に広がる水田にも水が張ってあり、田植えの時期とも重なり清々しかった。晴れた日中の蛙の静かな鳴き声も心地よかった。

土手道は冬が最適かと思っていたが、春先も侮れないな。稲葉が風に波打つ時期も良さそうだ。そんなこと言ってると四季全て良さそうに思えてくるから困る。