小川山(信州百名山、山梨百名山)
- GPS
- 05:11
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,063m
- 下り
- 1,063m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
最初の梯子先でコースミスをしてしまいました。標識はたくさんありますがわかりにくい箇所もあります特にこの付近は注意。 |
その他周辺情報 | 廻り目平は5月9日まで車の進入禁止です。 |
写真
感想
昨日の山行から寝不足気味の体調だった。この日もまた下道を通って2時間少しで現着した。ところが廻り目平手前のゲートには鍵がかかっていてゴールデンウィーク中は休業と書かれてあり5月9日まで入れないらしい。そういえばここ川上村はずっとコロナの感染者が出ていて小中学校も休業になっていたのではないかと思った。
手前に車が駐車してあったのを思い出し1km ほど戻ってそこから出発した。
本来の登山口までは2 km程ほどあったが足慣らしと思って行く。廻り目平の中はキャンプ場も含めて誰もいない、静まり返った中しばらく行って右手の小川山カモシカコースの登山道に入っていく、入り口ではこのコースは上級者向けと書いてあったのでどんなところだろうと思って行く、しばらくは上級者コースらしき感じは無く快適に登っていくと徐々に岩場が増えてくる。見晴らしのいいところもあり金峰山方面を望むことができた。
標高も1800 M あたりになりいよいよ梯子が出てきた、ここを登ってそのまま 表側を回って細い道を進んで行くと 垂直な岩場の絶壁上に出てしまった。どう考えても先に進むことはできないし少し戻って下ると谷川に岩場にロープが下がっている場所に出たがこれも下は絶壁でロープも古く以前ロッククライミングをしたあとだろうと思った。ここで初めて自分は道を間違えたのだと思った。こんなところで??、一瞬頭がパニックになった。とにかく来た道を戻ろうとしたのだがそれも2度程間違えた。うそだろと焦りまくりGPSを見たりしてなんとかハシゴの登った先まで戻ることができた。
付近をよく見ると岩の横に、藪で見えづらくなっているが岩の裏に回り込む狭いルートがあるのが判明。ほっと一安心した。天気が良く周りが見えていたので戻ってこれたが、これが霧でも出たら、また暗かったりしたらと思うとゾッとした。前日山の怪談の小説を読んでいたので何かに導き導かれてそちらに進んでしまったのかと妙な気分になってしまった。とにかく断崖絶壁、落ちたら即死の場所に迷い込んでしまったのだ 。
ルートにはたくさん赤いペンキや赤テープがあるが、どれも色がくすんでいたりしている箇所も多く、よく見ないと分からなくなってしまう。この山行では途中誰にも会わなかったし、このコースはこの日、自分しか入っていないので余計に気を遣った。 GPS とスマホのジオグラフィカのアプリでなんとか戻ることができて本当に良かった。ソロの山行の恐ろしさを今更今更ながら痛感した。
断崖絶壁でのルートミスがあって精神的にだいぶ疲れてしまった。その先からは樹林帯のアップダウンが多く、感覚的に自分の位置を確認することができないため とても長く感じた。山頂は聞いていた通り灌木の中にあり眺望もない、くそんなこともあってか達成感も感じられなかった。
小休止をして早々下ることにした。帰りは滝をめぐるコースだったのでこちらは道迷いもないだろうと安心して下った。それでも滝の場所ではその先の目印を見つけることができなく GPS に頼ってしまった。登山口には大きなキャンプ場もありたくさんの人がこの山に登っていると思われるがその割には迷いやすい登山道だと思った
山から降りてきて体力的な疲れより精神的な疲れがどっとでた山行であった。
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