横岳とツクモグサ

2021年05月30日(日) [日帰り]

• GPS: 09:46
• 距離: 11.4km
• 登り: 1,206m
• 下り: 1,208m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:46
• 休憩: 2:01
• 合計: 9:47

距離 11.4km 登り 1,207m 下り 1,208m

6:12 海ノ口自然郷 横岳登山口
6:43 東屋
6:47 沢の木橋
7:53 8:02 「ここが中間点」標識
8:50 9:16 横岳展望地点
10:15 10:26 三叉峰
10:34 10:41 石尊峰
10:47 10:53 鉾岳
11:17 11:19 日ノ岳
11:24 11:30 鉾岳
11:33 11:45 石尊峰
12:01 12:06 三叉峰
12:11 12:16 横岳（無名峰）
12:23 12:42 横岳
12:48 12:51 横岳（無名峰）
13:04 13:05 三叉峰
13:39 13:40 横岳展望地点
14:23 14:28 「ここが中間点」標識
15:25 15:26 沢の木橋
15:29 15:31 東屋
15:59 海ノ口自然郷 横岳登山口

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

韮崎でレンタカーを借り、八ヶ岳グレイスホテルに前泊（素泊まり7500円）。

当日朝、レンタカーで海ノ口自然郷登山口の登山用駐車場へ。朝6時時点で駐車場は満車で、路上駐車10数台。うちらも路駐してしまった。この当たりは私道だそうで、駐車厳禁の立て札が多い中、道路所有者の方、申し訳ありませんでした。

コース状況／危険箇所等

標高2500m前後に雪道が10か所程度。ツボ足で進んだが、下りはすべりやすかったのでチェーンスパイクを付けても良かった。

その他周辺情報

下山後は甲斐大泉温泉パノラマの湯。

写真

5/30 6:11

海ノ口自然郷登山口の登山用駐車場。

5/30 6:41

稜線が見えた！ 杣添（そまぞえ）尾根は写真中央の三叉峰（さんしゃほう）まで続いている。右奥は横岳奥ノ院のピーク。

5/30 6:44

海ノ口自然郷登山口から1キロほど進むと、また登山口という標識が現れる。こちらは「南八ヶ岳林道登山口」。舗装路が通っているけれど駐車場はなし。

倒木上の苔のじゅうたんにコミヤマカタバミの花。

5/30 7:32

シラビソの登山道を延々と登る。難所はないけれど、正直飽きる・・・

5/30 9:14

出発から3時間、樹林帯を抜けてすぐの展望台が素晴らしかった。残雪の赤岳！

5/30 9:15

中央が三叉峰、右は横岳奥ノ院。

5/30 9:30

青空に続く急登。

5/30 9:36

樹林帯のあとはハイマツ帯の急登。

5/30 10:11

稜線到着！ まずはツクモグサを探して赤岳方面へ。

5/30 10:21

最初に姿を見せてくれたこのツクモグサには撮影行列。

オヤマノエンドウ。

5/30 10:37

この子は崖っぷちに1輪だけで咲いていた。

5/30 10:37

ほんのかすかに花を開いてる。

5/30 10:40

ここでは2輪。うぶ毛がふわふわ過ぎてピンボケみたい（笑）

5/30 10:41

アップで

5/30 10:50

妻曰く「ばぶちゃんたち」。

5/30 10:56

蓼科山とのコラボを狙ったけれど、構図に無理があるな・・・

5/30 10:56

シンプルにアップで。

5/30 11:00

赤岳は日ノ岳肩からのこのアングルが一番凛々しいと思う。

5/30 11:17

阿弥陀岳まで入れてみる。

5/30 11:30

北側には右から石尊峰、三叉峰、横岳奥ノ院の岩稜帯。

5/30 11:57

オヤマノエンドウにピントを合わせたつもりが赤岳に合ってしまった・・・

一番最初のツクモグサまで戻ってくると、今度は誰もいなくて、赤岳の上には青空！

5/30 11:59

ここでだけ開花してくれていて感謝！

5/30 12:04

右下に行者小屋。赤岳と阿弥陀岳の間には

北岳、甲斐駒、仙丈！

5/30 12:25

横岳最高峰奥ノ院到着！

大同心と小同心。

5/30 12:29

大同心をアップで。迫力あるなー。

5/30 12:50

岩々の世界を帰ります。

5/30 12:59

杣添尾根下降点まで戻ってきて、きまぐれで三叉峰に登って見た。山頂標識はピンクテープ。

5/30 13:04

長〜い杣添尾根下山の始まり。かすかに見える別荘地まで。

5/30 15:59

約3時間後、海ノ口自然郷登山口に到着。

撮影機器：

iPhone SE (1st generation) Apple

感想

Echigoya

「ツクモグサを見てみたい、でも赤岳経由はしんどそう」という妻のニーズに合わせて、杣添尾根ピストンでツクモグサを見に行ってきた。

初めての杣添尾根――変化の乏しい樹林帯が長いものの、ガイドブックに書いてある通り難しい箇所はあまりない。赤岳にも硫黄岳にも登らず、うちらのようにツクモグサ中心の人が他にもたくさんいた様子。樹林帯を抜けたあと、2580地点の展望台が素晴らしい。2018年に南牧村が設置してくれたとのこと。

横岳から赤岳にかけての以下のピークのうち、うちらは��から�Δ砲�けてでツクモグサを見ることができた。他の方のレコによると�¬橘省�の周辺にも少しあるようだけれど、それは気づかなかった。また、��二十三夜峰と�╂岾戮郎２鷙圓�なかった。

��2830m: 横岳奥ノ院
��2826m: 無名峰
��2825m: 三叉峰
��2826m: 石尊峰
�ニ罰�
�ζ�ノ岳
��二十三夜峰
��2899m: 赤岳（今回は見送り）

ちなみに�，�ら�Г泙覗管瑤劼辰�るめて「横岳」というらしい。

今年のツクモグサは3年前にトレランで1人で見た時より数が少なかった。稜線でお会いした方々からも「例年はもっとずっと多いんですよ」という声を何度も聞いた。3年前に30輪以上の群生が見られた日ノ岳北東部では小さな蕾が数輪だけ。当たり年と外れ年があるのかな？

それと、蕾がほとんどだった。ネット情報によると早咲きの株は5月23日には咲いていたようだけれど、この1週間で寒い日が多かったので開花前線が停滞してしまったのかも。ちなみにツクモグサは晴れないと花を開かないらしく、この日の低気温も影響したのかな・・・陽の射す時間はそれなりにあったけれど。

それでも一番最初に出会ったツクモグサはしっかり開いてくれていて、青空を背景に撮ることができて嬉しかった。