小鹿野二子山西峰 真っ白な稜線歩き
- GPS
- 05:07
- 距離
- 3.6km
- 登り
- 476m
- 下り
- 482m
コースタイム
天候 | ガスまみれ、ほぼ無風、ギリギリ濡れず、岩はドライ、土はウェット |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線西側末端のトラロープは切れる寸前 |
その他周辺情報 | 道の駅両神温泉 |
写真
感想
約2ヶ月前に東岳を登っているので、
今回は西岳に挑戦することに。
朝7時に家を出て、飯能に向かっている途中に
怪しげな雨雲が見えてきた。
雨雲レーダーを見ても、感知していないので、
大丈夫かなと車を走らせていると、
吾野辺りから霧雨に代わり、正丸手前では
ワイパー必須の雨に変わる、これは温泉に浸かって
帰るパターンか?と登山中止の判断をする寸前だった。
とりあえず秩父市内に入ってから判断することに。
芦ヶ久保に到着すると、雨は降っておらず、
空も明るくなっていた。
南からの湿った温かい空気が、
山にぶつかっていると予想し
山の西側、北側は天気は持つと予想。
目的の二子山はそんな標高高くないし、
真南に両神山もあるので、雨雲は遮られるはず。
何てプラス思考にシミュレーションしながら
299号をドライブ、だが小鹿野最終集落から
見えるはずの二子山は真っ白な雲の中、
かろうじて股峠だけが雲の下にあった。
右折して林道を走って、トンネルを抜けると、
弱い霧雨になった、子供らは長袖がある。
雨具は持っていない。
あっ、俺は半袖、低体温になるなぁ。
クライマーの車両は今日も多かった。
身支度、着替えの長袖Tシャツ(綿)を着るか!
と広げてみたら、なんと半袖Tシャツ(綿)でした。
無いよりマシと思い、重ね着する。
雨が降ったら撤退、岩が濡れていたら、撤退。
そんな条件で登ることにした。
出来れば山頂だけでも踏みたい。
急斜面の土は湿っていて、歩きにくい。
長男はスイスイ登るが、次男はヨチヨチ、
たまにズルーーー。
アンザイレンしている私もたまにズルーーー。
途中で出会った方に
『まさか上級者コースに?』と訊かれ
『それはないですよっ!』て答えた。
一般道と上級コースの分岐で念のため
道を確認していると、
クライマー?が上級コースを下ってきた。
このコンディションでの下降は真似したくない。
一般道の登りは地味に長く感じた。
それは展望もなく、花もなく、
滑りやすい土に神経を使っていたからだろうか。
山頂稜線に付くと、断崖絶壁であることを
一切確認できない真っ白加減でした。
子供らにはこれで良かったのかもしれない。
もし晴れていたら、足がすくんでしまうかも。
山頂にてランチをすることに。
おにぎりと、今回はソーセージを焼くことに。
大きな蟻が居るねえって話していたら
私のザックの周りが蟻だらけに
驚いてザックを持ち上げると、
ちょうど蟻の巣の上に置いてしまって
迷惑をかけていたようです、ごめんなさい。
お詫びに黒糖を上げたけど興味なく、
鮭を上げたら喜んで持ち帰ってました、
やっぱり山の蟻は肉食なのね。
山頂でのんびりランチしたあとは、
岩がドライであること、雨もなく無風で
寒くないので、稜線を歩いて周回ルートを選択。
前回テンションが上がってしまった長男は
今回は冷静です、それ以上に冷静なのは
次男でして、登りでも下りでも怖がりもせず、
自分でスタンスホールドを見極めて、
一歩一歩確実に重心を移していました。
ただし鎖やロープの使い方はまだまだですね。
西側末端のクライムダウンでは、
ロープを設置して、一人ずつ下ろしてみた。
ここは大人でも難しいので、
ビレイの練習に持ってこいの場所でした。
7年前に歩いた県境稜線と降り口をギリギリ目視できたのと
冬季の踏みあとが不明瞭の時にロスとした
場所を確認できたことでサブの目的もクリア。
股峠手前で次男がトイレコールして、
駐車場までダッシュで何度か転けながら
駆け降りていく後ろ姿を見て、
逞しく育っていることを実感したのでありました。
クライマーが多く入っているからか、
東岳もそうだったが、
道が複雑になっている気がします。
稜線でも尾根沿いと巻き道の踏みあとがあり、
樹林帯でも色々交錯していますので、
道案内がないと、まずいなぁと思いました。
まぁ樹林帯は新しいピンクテープはありましたが、
分岐に道案内が無いことが多く、油断禁物と
思いました。
今回も楽しい山歩きでございました。
次回は長男と両神八丁尾根かな?
コースタイム的には大ナゲシかな?
hase130さん、おはようございます。
お子様たち、頑張りましたね♪♪ すごい!
ところで例のお花らしきものについて考えたのですが、一花があの大きさだとホオノキみたいなマグノリア系しか思い浮かばず、しかし花の時期がもう遅いかしら?
あとは時期的に思い浮かぶのは、アオダモ系のお花(白い密集花)やウツギ系が、わちゃわちゃしているので白い塊に見えたか?
あとは・・・すみません、また何か思いついたらコメします💦
早速コメントありがとうございます。
登山後に次男に大変だったでしょ?
難しかったでしょ?と訊くと
全然!って答えるのはどんな病気か教えてください。
ホオノキ、花の画像を見ると似てますね。
密集でもなかったのです。
近くに赤く見えたものは、つぼみだったのかな。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する