シレイ沢
- GPS
- 27:01
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 3,071m
- 下り
- 3,247m
コースタイム
07:00 シレイ橋より入渓
(途中落石を受けたため、40分休憩)
11:30 白い滝
14:30 奥の二俣
16:00 稜線
16:40 薬師岳
17:30 南御室小屋−幕営
■8月4日
05:30 起床
07:00 出発
08:15 杖立峠
09:10 夜叉神峠
09:50 夜叉神峠駐車場
天候 | 8月3日:曇り時々晴れ 8月4日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
夜叉神峠登山口 <路線バス> 夜叉神峠登山口バス停より5:47発広河原行きに乗車 シレイ橋で下車(\920) |
コース状況/ 危険箇所等 |
(恐らく)F10の巻き道に入るとき、間違えるとガレて非常に落石しやすい斜面に入ってしまう模様。 巻き道はふみ跡がしっかりついているものの、比較的どこも急登。 ■温泉 天恵泉白根桃源天笑閣 \600 内湯のみ。 |
写真
感想
初日の朝は、少しゆっくり目の起床。
始発のバスはかなりの混雑していたものの、ちょうどヨチヨチ一行が乗ったバスは半分ほどしか席が埋まっておらず、座ってシレイ橋まで行くことができた。
シレイ橋に到着すると、ちょうど登り始めたパーティーが1組。準備中のパーティーが1組。
橋の脇で入渓準備を整え、3組目でスタート。
いきなりの登りですが、階段状になっているので難しくはありません。
とはいえ、朝一です。慎重に進みます。
が、初めての1泊沢登りで、ザックの大きさを考えておらず、1歩登るたびにヘルメットがずれて前が見えません・・・。
早々にザックを調整して、再出発。
次々と滝が出てくるので、非常に楽しいものの、巻きも多く、これがまた意外と急でちょっと大変。。
沢よりも巻き道の方が、キビシイなぁ、などと思いながら淡々と進んで行きます。
と、F9のあたりを登っているとき、アクシデント発生。
namenekoが頭と肩に落石を受けてしまいます。
とりあえず、ザックをおろし、ロープで確保してもらいながら、なんとか上まで登り、痛み止めを飲みシップを貼って休憩。
なんとか動けるようになったものの、まだ落石を受けたほうの肩は動かすと痛みが強く、あまり力をかけられません。
しばらくは、リーダーに常にロープで確保してもらいながら進むことに。
白い滝が見えた頃には、多少の頭痛はあるものの、ほぼ回復。
と、その白い滝の手前で、既に白いザレの上。
このまま、ザレのトラバースは厳しいため、懸垂下降で一旦下へ。
釜付近まで進み、遡行図どおり左岸から巻いたものの、なかなか厳しい斜面。
クライミングシューズならばともかく、フェルト底では厳しい道を進みます。
予定では、奥の二股の辺りのビバーク地点で幕営でしたが、既に先行パーティが。
付近でなんとかビバークできる場所がないか探してみたものの、せいぜい1張分の場所しか見つからず、また、アクシデントのこともあり、源流部でのビバークは諦めます。
少なくとも薬師小屋まで行くことにして、再び上り始めます。
まもなく水も涸れ、なかなか厳しい斜面が続きます。
が、幸いなことに藪こぎはそんなにひどくありません。
いよいよ稜線が近づき、ほっとしたのもつかの間、白いザレになってからが、大変でした。。。
全然あがれません。
木や岩を伝いながら行くものの、本日一番の難所となりました。
稜線に出てからの登山道は、すばらしく快適。
順調に進み、この日は、南御室小屋のテン場で幕営。
2日目は、初日に予定よりずいぶん進んできたので、ゆっくりと起床し、朝日がまぶしい中での朝ごはん。
ほとんどのテントが撤収された中、下山を開始します。
北岳などの景色を眺めながら、緩やかな登山道をゆっくりと進みます。
10時には駐車場に到着し、無事下山。
皆様には思わぬアクシデントでご心配お掛けいたしました&有難うございました。
はじめましてnamenekoさん。そうなんですよ、つめの白ザレが大変でした。ルートを間違えたのか、最後のザレにすごく時間がかかりました。だいぶのぼってからキックステップが有効なのに気付きました。
はじめまして、Neuronさん。
そういえば、ザレでキックステップが有効、という記録をどこかで目にしていたことを今更思い出しました。
登ってるときには全く思い出せませんでした。。。
今度こそ覚えておきます。
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