護摩堂山→菩提寺山
コースタイム
- 山行
- 1:45
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 3:40
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
コロナ禍でパフォーマンスは上がらず沈殿状態が続く。こんな状態が続けば運動不足で身体のみならず、精神にも悪影響が出かねない。ということで護摩堂山のアジサイでも見に行くかと準備を始めると「私も行ってもいいかしら」とカミさんが言い出す。これは、ちょっとまずいことになったと思った。
私の計画は、家から歩いて往復するものである。カミさんが一緒では、この計画は没である。まあ、運動不足はカミさんも一緒である。登山口まで車使用はやむを得ない。すると、Тさんを誘いたいという。しかし、今日の今である。それは難しかろうと思ったら、あっさり同行決定となる。
いつも通り、新津駅でピックアップ、護摩堂山登山口を目指す。護摩堂山はアジサイ園が有名だが、今日はホタルブクロが目当てである。そこに行くには、こっちからとかあっちからだとカミさんは言うが的外れ。無視して走って「無事」に目当ての登山口に着いた。車は一台も停まっていない。まあ、こちらは裏口のようなものだからそれも珍しいことではない。
滑りやすい粘土っぽい道を進む。欅の生える道だ。山頂までは短い距離だが、一応、尾根の道である。しばらく歩くとホタルブクロが姿を見せる。白色のホタルブクロである。これは意外だった。前に来たときは普通に紫色だったはずである。突然変異か私の記憶違いか。まあ、どうでもいいが、今は間違いなく白いホタルブクロである。道が平になると紫陽花茶屋である。人が多くなった。
直ぐにアジサイ園。花が盛りである。紫やピンク色のアジサイが華やかである。アジサイ園を通り抜けると平らな城跡である。老若男女、家族連れと思われるグル-プは多いが密ではない。西に弥彦山、その右手に角田山。その先は佐渡ヶ島。弥彦山左手のかすかに見えるピラミッド形の山は米山である。眼下の越後平野は、青々と夏そのものである。直ぐに下って菩提寺山へ向かう。
菩提寺山は予定していなかったが、Tさんが700段ある比較的新しい道を歩いていないというので、カミさんが誘ったのである。カミさんは登るのは大変なので、先に菩提寺山に登って階段を下る案を出し、それで行くことになる。林道を走って菩提寺山登山口に出る。こちらは中高年の女性が多い。見たところお子さん連れは皆無である。途中から密になりかけたので、私は藪中を進んで山頂に出る。
粛々と時は進む。昼時とあって食料を上げたり頂いたりもある。しかし、淡々としたやり取りで、疎にして漏らさずの交流。さすがは年季の入った方々である。こういう交流が続けば、早晩コロナ騒動も治まるに違いない。帰りは予定通り700段の階段を下る。私は一度だけ登りで歩いたことはあるが、700段も登った記憶は無い。それで段数を数え始めたが、カミさんたちが、いろいろ話しかけてくるので300段くらい数えたところで数量不明となってしまった。まあ、どうでもいい話である。
林道に出て車回収に向かおうとしたら「皆で行こう」となって、ぶらぶら歩いて車に戻る。後は新津駅へ直行しTさんを見送りコロナ禍のささやかな山行は、つつがなく幕を下ろした。
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