谷峨駅⇔大野山
- GPS
- 03:09
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 664m
- 下り
- 663m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
とても久しぶりに山に登った。
3回目の緊急事態宣言が出てしまってからは、
またしばらくは外出も控えて生活していたから、
6kgも体重が増えてしまった。
山にはずっと行きたかったが、
緊急事態宣言が明けてからも、
梅雨の天気では山に行くのに躊躇うような
マインドセットになってしまっていたので、
ギリギリ雨が降らない日にようやく重い腰をあげた。
暑さも抑えられて良いだろうと考えてのことだった。
久しぶりに電車に揺られてうとうとしながら
小田急新松田駅からJR松田駅に乗り換え、谷峨駅へ。
立体道路を下り田んぼ道を行き揺れるつり橋を超えて、
大野山ハイキングコースに入る。
舗装された道をゆっくりと歩く。
山を始めたころのような感覚で体の軋みに耳を傾ける。
すっかり油切れを起こしていて燃費も悪い。
すぐに息が上がり胸が苦しくなった。
その感覚を懐かしみながら舗装された坂道を登る。
しばらく登ってようやく地面は土肌を見せた。
雲が薄くなり、太陽が空を圧迫し始めると、
じりじりと地が焼けて、土草の匂いが鼻を突いた。
「まいった、すごく暑い」
思惑が外れ闘いが始まってしまった。
この程度で負けてなるものか。
弱音は吐きながらもあくせくともがく。
山腹には凝灰岩の地帯がありタマネギ状風化が観察できた。
山頂には数人の人。
木々が刈り払われた元牧草地に
所々小動物の木製のオブジェが並ぶ山頂標識を写真に収めると
どっかり腰を下ろしてコンビニで買った食事を取る。
とりあえずはまた生き返ることができた。
それだけでもありがたい。
山に、土地の神様に感謝である。
家に帰ってシャワーを浴びるときにぎょっとした。
左脛が赤黒く血まみれである。
十数年ぶりにヒルに吸血までいかれた。
山登りをしてからは初めての経験である。
いつもくっつかれはしても吸われる前に回避できてきたのに
今回は全く気付かないうちにやられてしまった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する