記録ID: 338828
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ハイキング
富士・御坂
富士山 お中道と大沢崩れ
2013年08月28日(水) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 511m
- 下り
- 594m
コースタイム
五合目9時→避難小屋12時→標高2525m付近でガスの晴れ待ち〜15時→お庭駐車場17時
天候 | 晴れ 時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
五合目ーお助け小屋間は整備されている。4月にナダレで壊れたところも補修済み 小屋から上は未整備の旧登山道跡で不明瞭、案内板無し。 小屋から下へ行くもと御中道の大沢崩れ横断場所は、砂防工事現場で、立ち入り禁止措置。柵に近づくと、自動音声で緩やかに注意される。小屋は緊急避難所とあるが、作業員の休息所になっていて、昼の休息時以外は施錠されていたので緊急避難はできなさそう。離れにバイオトイレが設置してあった。 |
写真
撮影機器:
感想
御中道は富士山の樹林限界線をぐるり一周するお参りルートで、以前は山頂に3回とか10回とか登った人だけ回って良い富士参り総仕上げコースだったが、昭和51年に大沢崩で死亡事故(滑落?落石?)があり、それ以来大沢崩横断地点は通行止めになった。その辺りでは今国交省が砂防工事を続けている。ここは立ち入り禁止。
五合目の売店銀座から大沢崩れまでのおよそ90度はよく整備されている。途中沢を5本横切るところも梯子などで整備されている。春先のナダレ跡も片付けてあった。人にほとんど会わない、富士山のハイキングコースとしてとても良い。
樹林限界だから、ど根性で生えている実生のカラマツや樹齢おそらく数百年なのに太くない岩の上に生きているカラマツなどがある。山頂を見上げる砂漠のような景観もすばらしい。
お助け小屋は国交省土木作業員の飯場みたいに使われていた。
大沢崩れのトラバース点は、歴史的に一の越、二の越、三の越と変遷しているらしい。国交省の看板で学ぶ。江戸時代の一ノ越は標高2800mまで2時間近く上がったところを渡ったようだが崩壊で今は渡れないが、そこへ登る右岸稜には踏み跡が続いている。整備されていないがこれを登り、大沢崩を覗き込み、対岸の標高差150mの絶壁を見渡すピナクル(チンポコ岩)まで行ってみた。
霧が晴れ、谷の全貌を見る。幅500m、とても渡れない。剣ケ峰の観測所が見える。凄い絶壁の上に。
奥庭、大庭からは雨上がりの澄んだ空に、とても久しぶりに南アルプスが見えた。
富士山にはこれで11回目。この一年で9回も来た。
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