劔岳(体力&地獄作り)


- GPS
- 09:43
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 2,451m
- 下り
- 2,430m
コースタイム
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 9:44
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
今日は久々の水曜友の会、天気は悪くてどこへ行こうか迷いに迷ったが自身の体力作りとコーエーの地獄作りを兼ねて剱岳を選択した。風雨の劔は初めてで怖いとコーエー当初ビビっていたが真冬じゃあるまいしこの時期なら問題ないだろうと行くしかなかった。
深夜0時に医院で落合、いざ馬場島へ、駐車場には数台車があった。深夜1時半、ガシガシ行くよ。雨は降るなと祈ったが、しばらくで降り出した。アカン、カッパを着たが暑くて限界、小降りになったので脱いで歩くがしばらくでまた強くなる、またカッパ着用、なんてことを何度も繰り返すので足は進まない。振り返ると富山の夜景がマンダムであった。こんな日に劔に来る人がいたら即友達申請だなと思ったが誰も来るはずがなかった。
それにしてもカッパを着ると暑いのでペースは落とさざるを得なかった。それでも何とか3時間半かけて早月小屋に到着、テントは皆無で小屋にも登山者の気配はなかった。やはり誰も着てないらしい、二人貸し切りでピクろう。さすがに標高が2400mを超えると風も時折強くなりもうカッパでも暑くなくなった。コーエーはパドルシューズだが濡れた岩もグリップが良くて快適だと喜んでいた。
たまにガスは上がり視界が出る程度だが雨で太陽は射さないので少し寒いくらいで快適であった。2800m を超えて鎖や岩場が連続するがドンドン乗り越えていくと別山尾根との合流点、やはり誰も来る人はいなかった。6時間かけて無事登頂、悲しいかな視界はなかった。風も強いのですぐにキカーン、濡れた岩場も慎重にこなしてようやく早月小屋へ、明日は天気が回復するのでテント泊でここまで来る人がいるかと思いきや、やはり誰も来ない、夏に貸し切りは初めてかもとガンガン下っていくが、2000m付近で人影が、タンクトップの若い女性が雨の中カッパも着ないでずぶ濡れになりながら上がってくるじゃないですか。男性同行であったがそれにしてもビックらぽん、日本の未来は明るいとコーエーと感激してラスト試練と憧れの前で記念写真を撮りてコーエーの地獄作りは完了した。
道具を片付中雨はさらに激しさを増し大雨警報発令中となった。雨でも剱岳は素晴らしい、やはり山は最高、今日も大満足でやんした。
久しぶりの水曜友の会、雨なので行き先がなかなか決まらなかったが「剱で体力づくりするか!」とラインが来た。全く想定していなかったのでびっくりしたが、8月に入り天気と仕事でぬるい山行しかしていなかったのでここは行くしかない。
天気予報は曇りや晴れマークがついていたが降水確率は高い。馬場島に向かう車中で雨雲レーダーを確認すると雨が降ってきそうな動き、馬場島に近づくにつれ雨足は強くなってきた。トレランシューズとパドリングシューズのどちらにしようか迷っていたが濡れた岩にはパドリングシューズが有効ということでパドリングシューズで出発。
登りだしてすぐに雨が降ってきた。さすがに降りがひどいのでカッパを着た。しばらくすると雨は上がり、脱ぐとまた降ってくる。そんなことを何度も繰り返しているとペースはなかなか上がらなかった。早月小屋を過ぎると気温も下がり風も強くなってきたのでカッパを着たままでも快適になってきた。
風は斜面の向きで爆風になることもあるし、霧雨も降っているので岩は濡れている。しかし装備はしっかりしているので慎重に進めば問題ない。2800m以降の岩場も慎重にこなし、別山尾根からの分岐あたりまで来ると爆風になってきた。無事登頂したらすぐに帰還。アラレも降っていたので横殴りの風に乗り顔が痛かった。池の谷側に入ると途端に風は収まり下山もさらに慎重にこなして小屋まで帰還。
ここからは濡れてもいいのでカッパは脱いでガンガン下る。パドリングシューズは木の根でもしっかりグリップするので安定して下山出来る。さすがにナナメの根っこは滑るがそれはどんな靴でも滑る。無事下山して試練と憧れの石碑の前で記念写真。
どんな状況かわからないと色んな妄想をしてしまい怖い。しかし実際体験してみると経験値として蓄積される。そうすれば今後はシミュレーションが出来る。でもやっぱりこの先も怖いという思いはなくなることはないと思う…
地獄体験させていただきありがとうございます!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する