奥穂高岳・北穂高岳（2泊・上高地inout）

2021年08月19日(木) ~ 2021年08月21日(土)

• GPS: 20:06
• 距離: 40.4km
• 登り: 2,769m
• 下り: 2,722m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:12
• 休憩: 0:36
• 合計: 4:48

距離 15.9km 登り 946m 下り 116m

10:45 上高地バスターミナル
10:51 小梨平
11:21 明神館
11:25 徳本口
12:01 12:27 徳澤園
12:38 新村橋
13:13 13:20 横尾
13:36 13:37 横尾岩小屋跡
14:11 14:12 本谷橋
14:45 大崩落地
14:59 15:00 Sガレ
15:25 涸沢
15:33 涸沢小屋

2日目

• 山行: 4:59
• 休憩: 1:31
• 合計: 6:30

距離 4.8km 登り 978m 下り 973m

6:45 涸沢小屋
7:10 パノラマ分岐
7:33 7:39 ザイテングラート
8:25 8:31 穂高岳山荘
9:06 9:38 奥穂高岳
10:25 10:42 穂高岳山荘
10:57 11:22 涸沢岳
11:35 11:39 穂高岳山荘
12:29 ザイテングラート
12:49 12:50 パノラマ分岐
13:15 涸沢小屋

3日目

• 山行: 7:51
• 休憩: 1:32
• 合計: 9:23

距離 19.7km 登り 848m 下り 1,680m

6:51 涸沢小屋
8:24 8:25 北穂高岳・天場
8:41 8:50 北穂高岳北峰
8:50 9:04 北穂高小屋
9:05 北穂高岳北峰
9:18 北穂高岳・天場
11:10 11:25 涸沢小屋
11:46 Sガレ
11:58 大崩落地
12:27 本谷橋
13:01 横尾岩小屋跡
13:18 13:38 横尾
14:15 新村橋
14:29 15:01 徳澤園
15:02 徳沢公衆トイレ
15:34 徳本口
16:04 小梨平
16:10 16:11 河童橋
16:14 ゴール地点

このルートは小屋もたくさん。ソフトクリーム、パフェ、おはぎなどなど、途中で食べたいものもたくさんある。誘惑に注意。

天候

1日目　雨。時々曇り。しとしと降り続く。
2日目　曇り。ガスでほぼ覆われている。
3日目　雨。時折、強め。9時ごろから雨が上がる。12時30分ごろ再び降り始める。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沢渡からタクシー。

コース状況／危険箇所等

素晴らしい整備状態。安心して歩ける。事故が起きる理由の一つは「混雑」なのではないだろうか。

写真

8/19 11:20

上高地バスターミナルからスタート。スタート時から雨。上高地バスターミナル付近の写真は雨で撮っていない。写真は明神池近くの明神館。

8/19 12:03

上高地から1時間30分弱で徳沢園。30分弱の休憩。

8/19 12:10

コーヒーフロート。まだほとんど歩いていないのに。。すでにカロリーオーバー。

8/19 13:20

横尾。上高地から2時間30分。15分ほど休憩。雨が止んだので、レインウェアを脱ぐ。

8/19 14:04

屏風岩。

8/19 14:12

本谷橋。上高地から約3時間30分。この後、再び雨が降り始める。

8/19 14:59

Sガレ。雨が強くなってきた。

8/19 15:31

柄沢小屋着。上高地から休憩込みで4時間40分。休憩を除くと4時間くらい。雨。

8/19 17:31

涸沢小屋の夕食。まぁ、こんなもんか。。。

8/20 5:31

朝食。ま、これも標準的という感じ。

8/20 6:45

翌朝、涸沢小屋から涸沢ヒュッテを見る。

8/20 7:22

ザイテングラート取り付き点を目指す。

8/20 7:32

取り付きまで50分。

8/20 7:50

なるほど。こんか感じなのね。

8/20 7:53

岩がゴツゴツ。

8/20 7:57

登る。道は猛烈にいい。驚くほど整備されている。なので安心。特別に危険を感じる場所はない。ただし混雑していると嫌だろうなぁ。

8/20 8:13

おお、ちょい晴れ間が。

8/20 8:19

こんな感じで、危険箇所は整備されている。

8/20 8:19

石は動かないように固められている。

8/20 8:24

各所に石畳。凄いなぁ。この整備状況。ありがとうございます。

8/20 8:24

穂高岳山荘。このテラスも凄いなぁ。

8/20 8:29

ロビーにはオーディオ。次回はここに泊まろう。

8/20 8:51

奥穂高岳を目指す。難所は小屋のすぐ横。ハシゴと鎖。でもここも空いているから（整備状況もいい）、難なくクリア。

8/20 8:51

笠ヶ岳の稜線。歩きたい。

8/20 9:36

山頂に到着。ジャンダルムは霧の中。

8/20 9:36

山頂。何も見えず。

8/20 9:41

下山。次回は岳沢から吊り尾根経由でここに来よう。

8/20 9:54

たまに視界が。

8/20 9:55

涸沢岳。

8/20 10:08

足場が悪いところには、きちんと整備。本当に歩きやすい。

8/20 10:10

ハシゴ。穂高岳山荘上のハシゴと鎖以外は危険箇所全くなし。ここも整備状況が素晴らしいので、危険と感じることはない。

8/20 10:14

穂高岳山荘のテラスから。

8/20 10:32

テラスのチャイを。

8/20 11:19

涸沢岳へ。北穂が見える。槍ヶ岳は雲の中。

8/20 11:20

涸沢岳頂上。

8/20 11:44

涸沢を目指して下る。

8/20 11:49

ザイテングラートの下りも慎重に歩けば全く問題なし。

8/20 11:50

8/20 11:53

こんな感じの足場も。

8/20 11:53

8/20 11:53

8/20 12:00

8/20 12:04

マークもしっかり。

8/20 12:14

ちょいと前穂高岳方面が見えた。

8/20 12:15

すかさず写真を撮る。

8/20 12:17

8/20 12:51

涸沢近くはこんな石畳。大変だろうなぁ。この石組作るの。

8/20 12:58

チングルマ。

8/20 13:04

ナナカマドが増えてきたら涸沢。

8/20 16:57

涸沢小屋の名物。

8/20 13:22

ジョッキパフェ。

8/20 13:24

カレー。下山してきたら雨。

8/20 14:47

雨が止むのを待って、涸沢ヒュッテに遠征してラーメン。完全にカロリーオーバー。

8/20 14:50

涸沢ヒュッテのメニュー。

8/20 14:52

涸沢小屋と比べて、こちらはちょっと都会的。

8/20 14:52

屋外カフェ。

8/20 15:06

テラスから涸沢小屋を眺める。

8/20 15:46

再び雨。あいにくの雨でテラスはびちょびちょ。

8/20 16:56

涸沢小屋に戻る。

8/20 16:55

小屋からは涸沢ヒュッテを望む。テン場、ガラガラ。

8/20 17:34

夕食。昨日よりいい感じ。全然違う気がするのは気のせいか？

8/21 7:22

翌日は朝から雨。時折、かなり強く降る。7時ちょい前にゆっくりスタート。北穂高岳を目指す。岩場が濡れていて、ちょい緊張感。

8/21 7:32

ひたすら登る。

8/21 7:39

南稜取り付き点。雨ザーザー。嫌な感じ。でもここが最大の難所かな。

8/21 8:09

岩場を登る。

8/21 8:12

時折、鎖。

8/21 8:23

南稜分岐が近い。本当は絶景のはず。。。

8/21 8:25

テン場を通過。このテン場、小屋から遠いなぁ。

8/21 8:31

南稜分岐。

8/21 8:33

北穂高岳がガスのなかに見えた。

8/21 8:36

最後の登り。

8/21 8:40

そしていよいよ。

8/21 8:42

涸沢から1時間50分。頂上。山頂到着時は小雨。そしてガス。何も見えず。

8/21 8:58

小屋の外でちょい休憩。

8/21 9:24

身体が冷えるので下山。

8/21 9:32

雨が止んだ。下りで止んだのは日頃の行いがいいからだろう。

8/21 9:37

下る。

8/21 10:01

下る。

8/21 10:05

岩が乾いていると本当に楽。天気によって全く印象が違う。

8/21 10:46

涸沢小屋。下りも1時間50分。

8/21 12:15

20分ほど休憩して下山。昼食をどうしようか、考えたけれど、とりあえず徳沢園を目指す。

8/21 12:25

本谷橋。

8/21 12:32

屏風岩。

8/21 12:35

横尾手前から雷雨。横尾でしばらく雨宿り。小雨になったので出発。

8/21 14:38

徳沢園でピザ。食べ過ぎ、だ。この先はずっと小雨。

8/21 16:17

上高地に到着。休憩込みで4時間30分。

8/21 18:41

下山したら、温泉に入って、松本で夕食。カロリーオーバーのトドメは「山勢」。うなぎのコース料理の店。完全予約制だけど、当日予約可。

8/21 18:48

ワインも素晴らしい品揃え。

8/21 18:50

焼きなす。白ワインと合わせて。最高。

8/21 19:16

白焼き。最高。

8/21 19:38

赤ワイン、最高。

8/21 19:59

蒲焼。最高。あぁ、素晴らしい山行。最高！

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone 12 Pro Apple

感想

toruiwasa

高所恐怖症のため穂高岳は今まで遠慮してきたが、一度は行ってみようとチャレンジ。結果、登山道の整備状況が素晴らしく、全く恐怖感を感じない山行だった。特にザイテングラートは「えっ？ここで滑落事故が起きるの？」というほど、歩きやすい道。おそらく、雨の渋滞時などに疲れが溜まって足を踏み外すのだろう。今年のように、混雑していなければ楽々歩ける。穂高岳山荘すぐのハシゴと鎖場も整備状態もいいし、足場もしっかりしているので、恐怖感はない。
計画時は奥穂から北穂まで歩こうとも考えたが、調子に乗ると危険なので涸沢〜奥穂、涸沢〜北穂のピストン。3日目は北穂をピストンする。
北穂への登山道はザイテングラートより、ちょい難易度が高い感じ。特にこの日は朝からずっと雨。足元も少し滑るので緊張感を持って臨む。手袋がびちょびちょ。岩を掴む手の感触が少し鈍る。とはいえ、この辺りの岩は滑りにくいので、雨でも靴は岩場をグリップ。ゆっくり進んで北穂高岳に到着した。
濡れた岩場を下るのが最大の懸念だったが、下っている途中で雨が止み、岩場が乾き始めたため、特に危険もなく涸沢まで戻った。
涸沢から奥穂、北穂ともに、片道2時間程度。混雑していなければ早くて安全。