紅葉はもう少し先?強風の中、観音岳ピストン


- GPS
- 11:05
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,875m
- 下り
- 1,875m
コースタイム
カラマツ林の中を緩やかに九十九折りに登ります。足元には小石が転がっていますが、歩きやすい登山道です。
5:10夜叉神峠
夜叉神峠から、一旦、下ってから急なガレ場の登りがあります。その後はシラビソとコメツガの原生林の中を緩やかに登ります。1ケ所、大木が倒れている場所がありましたが、脇にトラバース路が整備されていました。
6:25杖立峠
杖立峠からも、一旦下り、同じようなシラビソとコメツガの原生林の中を緩やかに登ります。途中、原生林から一旦抜けて焼け跡に到着かと思わせる場所がありますが、すぐに再び原生林の中へと入ります。
7:10焼け跡
焼け跡からは、枯れ沢のような石がゴロゴロした足場の良くない急坂を登り、樹林帯の中へ入ります。シラビソの樹林帯に入ると掘割状の登りがしばらく続き、勾配が次第に緩くなると間もなく苺平へ到着です。
7:50苺平
苺平からは、ほぼ下りとなります。登山道は片側斜面で狭くなり、木の根も張り出し初めます。
8:20南御室小屋
小屋裏から再び樹林帯に入るとまずは急な登りがありますが、無雪期は巻き道があるので、さほどではありません。シラビソ林の中を緩やかに登ります。途中、登山道が広くなる場所がありますが、無雪期は踏み跡がシッカリとしているので迷うことはありません。
9:20砂払岳
稜線に出ると、かなりの強風でした。砂礫地を登り、ペンキのマーキングに従い大岩の間を縫うように進みます。
9:25薬師小屋
この付近は、砂払岳と薬師岳の鞍部になっているため、風の通り道なので特に風が強かったです。小屋から薬師岳へはハイマツ帯の中を登ります。
9:35薬師岳
山頂は、広い花崗岩の砂礫地です。風は南側から吹き込みます。南側が崖になっているので、安全といえば安全ですね。北側からはガスが巻き上がっていました。観音岳までの稜線は、それほど勾配はきつくはありません。
10:10観音岳10:20
山頂は、大きな岩が積み重なっている感じです。観音岳まで来ると、甲斐駒ケ岳、地蔵岳、北アルプスの大展望です。
10:50薬師岳
11:00薬師小屋
11:10砂払岳
11:50南御室小屋12:05
12:40苺平
13:10焼け跡
13:50杖立峠
14:40夜叉神峠
15:20夜叉神峠登山口駐車場
天候 | 曇り時々快晴、強風、ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は危険個所はありませんでしたが、一部、昨日の台風の影響なのか倒木がありました。 |
写真
感想
今日は紅葉を観賞するために鳳凰山に登りました。
事前の天気予報では、晴れではありますが風が強く、最大風速は23mの強風ということでした。
まず驚いたのが、4時に夜叉神峠登山口駐車場に到着すると駐車場が、かなり埋まっていて駐車スペースは残り僅かな状況でした。
満天の星空の中、暗闇の登山道をヘッドランプを装着して歩き始めますが、夜叉神峠までのカラマツ林が風で揺れています。この辺りでこれだけの風が吹いていることは、予報どおりに稜線に出ると、かなりの強風が吹いているかもと思いながら、樹林帯を抜けて夜叉神峠に出ると、正面に見える白峰三山には雲が掛かっており、かなりの速さで流れているように見えました。杖立峠、焼け跡、苺平を歩いている途中も絶えず、強風が吹いていました。稜線に出る手前のガマの石で上着を着込みながら、白峰三山方向を見ると、焼け跡までは白い雲が掛かっていたのですが強風に吹き飛ばされたようで、クリアーにその姿を現しているのでテンションが上がりました。
実際に稜線に出てみると、風は強いものの前回に来た時と同じ程度で、それほど苦にはならず、それよりも南アルプス側は雲ひとつない絶景でした。今日はまだ広河原までバスも運行しているので、白鳳峠まで縦走してから下ろうかと思いながら観音岳まで来ましたが、大好きな焼け跡から夜叉神峠の間の原生林を歩きたいのでピストンで戻りました。
下山時になると、登って来られるハイカーの多さに驚かされました。3連休で好天が続く天気予報ということもあり、かなり遅い時刻まで、すれ違いました。夜叉神峠の登山口まで下りると、駐車場は満車となっていました。
コンバンハです。
最大風速は23mの強風。。
私も週末のお天気(風速)に惑わされていた一人です。
金、土には、行きたいお山の風速がそれくらいあったので、(人が飛ばされるほどの風と知り)、見送ってました。
さすがに、2桁の風速には、慎重になってしまいます。
運(タイミング)のもの もあるのですね。
私もsssさんのようなレコ(久しぶりに、生ぬるい私を脱却するような)を書きたかったぁ。
<< 追記 >>
たしかに、一度歩いたことのある道を歩くのとそうでないのとでは、違いが出てきそうですね。
稜線で、突風に飛ばされそうになる感覚。。(ちょっと大げさですが)
貴重な体験でした。
tengu-さん、コメントありがとうございます。
私も、どれくらいの風までが耐えられるのか?不安な部分はあります。ただ、今回歩いたコースは、何度も歩いたことがあり、そのほとんどが樹林帯の中で風の影響を受けにくく、風を受ける稜線部分が短いことから、それほどの不安もなく歩けました。
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