頑張って登った羊蹄山
- GPS
- 07:46
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,481m
- 下り
- 1,461m
コースタイム
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 7:46
合計距離: 9.85km
登り累積: 1,440m
天候 | 真っ白、下山後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・泥の壁があるのでスリップする ・太ももが胸にあたるぐらいの段差あり |
その他周辺情報 | 京極温泉に風呂と飯セットあり!野菜の直売所もあり |
写真
感想
去年、恵庭岳を一緒に登った同級生がヘロヘロになって下山した。絵に書いた様なヘロヘロだった。ただ登山は楽しかったようで、次は高い山に挑戦したいとのこと。この一年走ったり、登ったりして鍛え直してきてパワーアップしてた。時は来た、行くしかない!
今回は四半世紀も付き合いがある同級生4名のおじさんが集まった。波乗りサーファーおじさん、お祭り大好きおじさん、羊蹄山登りたいおじさんと僕だ。土曜日の天気はイマイチだけど、日曜日は子供の予定があったりしてもうこの日しかない。プリンセス天候は荒れはしないので行くしかない!!
知人がスバルのインプレッサで迎えに来てくれた。途中で運転を交代。では発進。ん!こ、これはぁ!!曲がるとき、地面に吸い付くように曲がってく。すげぇ。スバル車凄い。 SGP(スバルグローバルプラットフォーム)の恩恵だろか車体の剛性が高く、かなりキビキビ曲がる。アクセル、ブレーキ、バンドル操作のインプットと、走る、止まる、曲がるアウトプットのラグが少ない。まるで人馬一体ならぬ、人車一体ってところだろうか。今まで乗ってきた車は荷物をたくさん詰めるものばかりだったけど、運転が楽しい車の素晴らしさを知った。スバル車凄い!
あっと言う間に京極町の登山口に到着。雨は降ってなかった。良かった。さて、おじさん四人は真っ白な行先に向かって気合を入れてスタート!途中で少し晴れ間が見えて紅葉が綺麗だった。五合目あたりからおじさんたちは疲れだしてきた。サーファーおじさんは、子供がつまらない時にするため息「はぁ〜ぁ」を連発してしていた。かなりお疲れのご様子。お祭りおじさんは、汗っかきで、タオルがビチャビチャで帽子のツバから汗がしたたり落ちていた。リュックもビチャ夫らしい。羊蹄登りたいおじさんは疲れてグッタリしていたけど、目標の山なので闘志は高かった。僕はそんな辛そうで楽しそうに登る友達を見てニヤニヤしてた。
八合目、寒くなってきた。しかも景色は真っ白。外輪山に到着して、少し歩いて山頂に到着!うぉー、みんな頑張りました!!特に羊蹄山登りたいおじさんは嬉しそうだ。ヒラフから来た強そうな4人パーティーが標識の前で写真をとっていたので、風を避けれる場所で昼飯とする。ファミマのブロックチョコが入ったパンが美味しかった。標識の前が空いたので記念に写真を撮った。みんな頑張りましたよ。ときおり少し晴れて、中腹の紅葉が見えた。
下山は少し雨に当たった。そのせいで下の道が滑る。羊蹄山登りたいおじさんは特にヘロヘロで、叫びながら何回も転んでた。マトリックスのキアヌリーブスが飛んできた弾丸を避ける動きのように、ゆっくり滑りながら転んだ時は一同爆笑に包まれた。降りたときはにはケツが泥だらけだった。怪我なく降りて来れてよかった。時間はかかり、天気は良くなかったけど、みんな充実した顔だったので一緒に登れて良かった。
京極温泉に寄って、車に乗り込んで帰る途中振り向くと、羊蹄山の雲が取れていた。歓声が上がる。よく登ったよな、頑張ったな、と。羊蹄山登りたいおじさんは京極温泉で買ったを長ネギ持って羊蹄山と並んで記念写真を撮っていた。なんか絵になる。息子を都会の大学に送り込んだ父みたい。「たかしー、長ネギ送ったからなー、長ネギ食ったら田舎を思い出せよ。」とかビデオレターの案を適当に考えながら、インプレッサを走らせて帰宅した。
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