荒船山 内山峠より
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- GPS
- 04:13
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 494m
- 下り
- 492m
コースタイム
08:01 鋏岩
08:23 一杯水
08:45 艫岩展望台 08:50
09:23 行塚山 09:44
10:13 艫岩展望台
10:37 一杯水
10:56 鋏岩
11:36 内山峠登山口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
歩きやすい道で、標識もしっかりしている。 一杯水から艫岩西端までの岩場が滑りやすく注意が必要。 下山後は荒船の湯へ、入浴料500円、露天風呂あり。 |
写真
感想
昨日、念願の龍岡五稜郭と新海神社に立ち寄った。その感動を噛み締めながら眠りに着いた。今日は台風一過の晴れ、佐久のホテルを出発して内山峠に向かう。R254峠トンネル近くから旧道に入り、5分ほどで駐車場に着いた。すでに2台の車があった。車を停め、支度を始める。多分登山口を示していたであろう標識は朽ち落ちている。その右手から、道は始まっていた。
歩きやすい広い道で、少しずつ登っていく。ここからは、登って下ってと繰り返し、あまり高度は稼がない。途中左手に木々の間から艫岩が見えた。迫力がある。荒船山は山というより、艫岩が全てなのかもしれない。突然、階段状になった登山道が現われる。ただ急なのはそこだけで、再び穏やかな道になる。
左手に再び艫岩がハッキリみえるポイントを過ぎ、山頂まで2.2kmの標識、1.7kmの標識と見て、すこしずつ高度を稼いでいくと、大きな岩が見えてきた。鋏岩に着いたので、一息入れる。赤や黄色に色づいた木々が美しい。
やがて艫岩が近づいてきた。目の前に小さな滝が見え、それが一杯水と名づけられた水場であった。ここでも一息入れる。いよいよ艫岩に取りつくのだ。木製のはしごを登り、台風の影響で濡れた岩場が連続する道を登っていくのだが、足場を確保しやすいように、階段状に削られているので、気をつけて進めば問題は無かった。
ジグザグに登り、斜度が緩んでくると、荒船山コースと書かれた古びた看板が迎えてくれる。ここが艫岩の西の端。ここからは殆ど起伏のない道を歩いて行く。少し展望のある場所から景色を見るが、流石に端には寄れない。転落事故が多いのは知っているので、二人で手前から写真を撮った。昨年登った浅間山が山頂を見せていた。
木々の間に東屋が見えてくると、その左手が艫岩展望台だった。浅間山はじめ、榛名山や妙義山と登った山が見える。残念ながら、北アルプスは雲に隠れてしまっている。素晴らしい景色に一息入れながら、チョコレートを頬張った。
引き返すように歩き、小さな沢を渡り、ハイキング気分で歩いて行く。秋の景色を楽しむように、木漏れ日溢れる道をのんびり進む。心地良い道だ。やがて星尾分岐を過ぎると道は急になり、登りつめると行塚山に着く。ただ木々の間から周りが見えるだけで、展望は無い。一段下に降りて、風を避けながらおにぎりを頬張り、休憩した。
帰りは来た道を引き返すだけなので、のんびり歩いて行く。天気が良いので、続々人が登ってくる。紅葉を愛でるには手頃なハイキングだ。艫岩展望台に再び立ち寄ったが、北アルプスも浅間山も雲が隠していた。でも素晴らしい景色に納得しながら、展望台を後にした。
艫岩から降りていく岩場では多くの人が、登ってくるので、すれ違うのに時間がかかる。焦ることは無いので、のんびりと待つ。濡れた岩に滑らないようにゆっくりと降りて、一杯水に戻ってきた。後は上り下りを繰り返すだけで良い。ただここからが案外長く感じる。
鋏岩で一息入れ、のんびり歩き続けると駐車場に帰ってきた。艫岩からの景色に酔いしれた荒船山。艫岩は登るよりも、見ているほうが印象的かな。今年最後かもしれない登山を無事に終え、帰りは荒船の湯に立ち寄ってさっぱりする。
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