沢渡黒伏から白森、黒伏山周遊
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 887m
- 下り
- 873m
コースタイム
10:30-10:40第2岩壁-11:10沢渡黒伏頂上11:35-12:15稜線左折-13:20白森山13:40
-14:10黒伏山-14:20南壁の頭14:25-14:55林道-15:20駐車場所
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鳥居から山頂までのルートはペンキやテープも多く迷うようなところはありません。とは言えしっかりした登山道でもありません。高度感はありませんが、足場が不安定なところも多少あり、大概ゆっくり歩けば大丈夫ですが、頂上への最後の登りだけは確実なスタンスが無いような土の急斜面で、腕力頼りに周囲の枝や根っこを有効利用するしかないので結構疲れます。腐った枝をつかまないよう気をつけました。 山頂から白森へは黙々と藪こぎです。P1211への稜線は最初微かですが踏跡があり、比較的スムースに移動できました。 白森への踏跡は見つからず、当たりをつけてササ藪に突入します。天気がいいので方角には苦労しませんが、鞍部からピークへの登りにかけては距離は短いものの割と手強い灌木帯で、かなり絞られました! 白森から黒伏にかけては展望もあって良い道です。黒伏山からの下りは前半ちょっと急で長いロープが掛かってますが、危険個所はありません。 |
写真
感想
今年も何だかんだでドンピシャの紅葉を見れてないのが心残りで、でももう11月だし低めの山しかないかと山形の分県登山ガイドを眺めていたら、ちょっと面白そうな山が近場にあるじゃないの、と繰り出したのが沢渡黒伏です。
天気は素晴らしく、山麓の紅葉もピークは過ぎたようですがまだまだ綺麗です。黒伏山神社で無事を祈願して、社殿側面の矢印に従い出発です。以前は道標類が少なく苦労したようですが、地元で整備したのでしょう。迷うようなところは皆無でした。
ピンク(時折赤、白)テープに沿って登っていくとだんだん傾斜が強くなり鎖も出てきますが、ここは鎖を素直に掴んだ方が格段に楽に登れますね。やがて大木の根っこが張り出したところで鎖を掴んでよいしょっと体を引きあげたらそこが龍王洞でした。洞窟には地元の高校山岳部が次々に潜って遊んでおり、順番待ちも大変そうなのでパスしました。
少し上がったところに小さな岸壁が尾根上を塞ぎます。ここにはテラスがあり、南から西にかけての大展望が得られるので、眺めを楽しみつつ軽食を摂ることにします。
ここから向かって左側へ少し下って、岩の側面をトラバースし裏側から急登します。この辺は足元注意ですね。後ろから高校生が大騒ぎしながら追って来るので何だか賑やかです。二つ目の岸壁は直登しないようロープが張ってあり、右手に下る道を行くと樹林帯のトラバースのあと最後の直登になりますが、これがスタンスに乏しく結構疲れます。枝や根っこで身体を引っ張り上げるように四足でしばらく登ると尾根に戻り、右手に更に急登するとぽっかり頂上に出ました。360度遮るものない見事な眺望に呆然です。
山頂には同じく単独行の方がおられ、今日の眺めは最高だと仰ってました。しばらく景色を堪能したあと、相前後しつつ白森山への藪に向かいます。距離もさほどなく時間もあるのでトライしました。
高校生たちもこちらに来たので、またも賑やかになりました。方角は間違えっこないので、とにかく気合の勝負です。灌木が多く多少擦り傷を作りましたが、久々に藪と夢中で格闘しました。最後は沢の詰めのような灌木漕ぎで頂上の直下に飛び出しました。
白森山も沢渡黒伏同様、展望は抜群です。重畳と連なる船形連峰の深さが良く分かります。思えば3年前大滝キャンプ場から最短コースで御所山に登ってしまったのが、なんて浅はかなことをしたのかと悔やまれます。
ともあれ紅葉も残っていて見納めできたので、非常に満足な一日を過ごすことが出来ました。
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