黒岳〜鬼ヶ岳〜王ヶ岳(富士は見えずも紅葉三昧)
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,679m
- 下り
- 1,747m
コースタイム
→金掘山10:48→節刀ヶ岳11:23→金山11:34→鬼ヶ岳11:56-12:09→鍵掛峠13:00→鍵掛13:20
→王ヶ岳13:59-14:09→林道合流14:46→西湖いやしの里15:08
天候 | 朝だけ晴れ、のち曇り 1500m以上の尾根筋はガスと強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
富士急バス河口湖駅→三つ峠入口下車 帰り 西湖いやしの里からレトロバス→河口湖駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・紅葉は1000〜1500mがピークだった。尾根筋は赤も多くきれい。 ・富士山や湖の絶景ポイント多数、晴れていれば素晴らしいコースのはず ・節刀ヶ岳への上りは幾つものピークに騙されアップダウンがキツイ ・鬼ヶ岳→鍵掛峠は岩場に加えてアップダウンもあり時間短縮難しい ・王ヶ岳への上りも幾つものピークに騙されてアップダウンがキツイ |
写真
感想
今回の目的は富士外輪山を御坂峠から精進湖、あわよくば本栖湖まで縦走。
そして、紅葉と湖、白い雪をかぶった富士山を堪能すること。
久々にマイカーを駆使して、甲府行きの一番バスに乗り込みました。
しかし、晴れ時々曇りの天気予報とは裏腹に、良く晴れていたのは早朝だけ
節刀ヶ岳からは強風とガスの中、テンションは激下がり。
さらに昨晩、殆んど寝ずに、最近話題の彗星を見るべく須走五合目で遊んでいたため
疲労が早く、足も上がらなくなり、帰ることばかり考えて王ヶ岳でエスケープした。
結局、富士山も眺めることができず、最悪の外輪山縦走となりました。
また、冬晴れの時期に本栖湖まで繋げようと思います。
以下 行程概略
今回の行程は、前夜の須走五合目お遊びのためにマイカーで出動
そのお蔭で、電車では間に合わない甲府行きの一番バスに乗り込みました。
大月からの初電が到着する前なので、バスには通学の高校生ばかり
さすがにハイカーは一人も乗りませんでした。
今日のスタートは、いつもより時刻も早いので、精進湖まで縦走する計画です。
ロングコースも楽しみですが、紅葉も最盛期を迎えているようで
富士山の絶景ともにワクワクしながらジグザグの急坂を登りました。
昨晩の睡眠ゼロが気がかりですが、黄色や赤の彩の中をペースを上げて
三つ峠入口までマイカーで来た先発登山者を次々と抜きます。
旧御坂峠からは気持ちの良い落葉樹の尾根歩きになります。
紅葉する木々が多く、黄色の中に赤やオレンジが混じり低山としては申し分ありません。
奥多摩や丹沢と違って、植林帯が少ないというのが良いところです。
1700mオーバーの黒岳の尾根筋は、既に冬枯れの木々が多い感じでした。
残念ながら、この頃から時折強い風とともにガスが出て来てしまいました。
微かに輪郭が見えていた富士山も雲隠れです。天候悪化の兆し?
黒岳を降りると、急にハイカーが増えてきました。
新道峠のすぐ下には林道が上って来ており、駐車スペースもあるため
富士山と河口湖の絶景を見に大勢のハイカーが来るようです。
今日は残念ながら、富士山も河口湖もガスで霞んでしまいました。
大石峠まではピーク越えのアップダウンはあるものの快適な尾根歩き。
時々陽も差して、黄色やオレンジに赤が混じった紅葉がまぶしいです。
そして、今日最初の難関になった、節刀ヶ岳への登り
登って降りて、登って降りて、次から次へとガスの中にピークが現れる。
1/5万分ハイキング地図では楽そうに見えたが、かなりキツイ。
前夜の睡眠ゼロの影響が出て来てしまったみたい。
やっとのことで着いた節刀ヶ岳(1736m)はガスと強風
この付近は人気があってハイカーが多いですが、みんな長居はせず降ります。
ホントなら富士山や南アルプスが絶景ですが、今日は暗いガスの中。
本格的に天候悪化の雰囲気で、縦走気分台無しです。
早くもどこでエスケープするか、頭の中はそればかり。
鬼ヶ岳への崖のような登り返しで、気力体力ともにエンプティ状態でした。
賑わう鬼ヶ岳頂上では、ハイカーはみな岩陰や木陰に隠れて寒そうに休憩
早く風の弱い低いところに降りたいので、立ったまま行動食。
鍵掛峠までは下山コースなので早く降りれそうですが
岩場やアップダウンも多く意外と時間がかかります。
ここを降りるの二回目ですが、今回もやはりほぼコースタイム通りでした。
時間はまだ早いですが、せっかくの富士外輪山ハイクなのに展望無しのガスと風
テンション激下がりに加えて、睡眠不足からくる消耗で、さあ降りるか?
鍵掛峠から西湖に降りるか迷うが、せっかくここまで来たので
まだ未踏の王ヶ岳まで行くことにしました。
一回折れた気持ちの中で、王ヶ岳へのアップダウンは厳しかった。
いくらピークを乗り越えても、次々とガスの中に大きくて黒い影が高く現れる。
到着した小広い王ヶ岳山頂も富士山方向が開けていて展望は良さそう。
ここまで無数に富士山絶景ポイントがあったが、今日は恨めしい限り。
黄色・オレンジ・赤の色付いた山道を降りて、観光客であふれる西湖いやしの里に到着
皮肉にも下界からは、うっすらと暮れなずむ富士山が見えていました。
今度は冬晴れの時期に、鬼ヶ岳スタートで本栖湖まで繋げたいと思います。
yamaheroさん、こんばんは。
天気の変化早かったですね。
この日は標高によってかなり変わったのでしょうか。
紅葉は見事ですね。これに富士山が加われば最高だった
ですね。
外輪山、すごく興味があるのですがついつい本峰の方に
踏み込んでしまいます。
参考にさせてもらいます。
完徹はつらいですね。
yamaheroさん、こんばんは。
道志山塊ぶっちぎり縦走の時もそうでしたが、またyamaheroさんに、先を越されてしまいました。なんかいつも一歩先を、行かれてしまうような。
以前冬に、御坂山塊を旧御坂峠から歩いて、雪庇のようなものに、阻まれて、大石峠で敗退してしまいました。ひそかにリベンジをしようと、思っていたのですが…。
今は、まったく違った切り口で、チャレンジしようと、思っています。
それとはまったく別の話ですが、近々奥多摩で、地獄を見ようと思っています。
ずばり、初狩駅スタートで
鶴ヶ鳥屋・本社ヶ丸→富士外輪山→本栖湖でしょうか。
年内なら雪も積もらないので行けるかも。
たぶん、富士山絶景コースとしてナンバーワンでしょうね。
今回は悪天候だけでなく、富士山が見えないだけで、
めちゃくちゃテンション下がりました。
下界は陽が差しているみたいだったのに、残念。
今年の冬、再訪するのが楽しみです。
富士外輪山は、富士山の東、北、西に長く連なっていますので
millionさんも今後、研究のやり甲斐ありますよね。
こんばんは。
冬の積雪期に縦走したんですか。
低山とはいえ、それはかなり手ごわいですよ。
積雪期はピークハントが無難ですね。
今回は、全然ぶっちぎり縦走にはならず
悪天で富士山も見えずへこたれました。
時間的には精進湖までは行けましたが、
中央道は渋滞もひどいので早く切り上げたくて…
shuchanさんの富士外輪山縦走はどういうパターンかな?
考えても想像もつきません。
奥多摩で地獄を見たいのですか。
どこだろう?
奥多摩はソコソコ詳しいですが、一般ルートばかりなので
全然見当つかないですね。
折り畳みヘルメット必携ですね。
前面に「安全第一」必記だと思います。
車は便利ですね、機動力があって。私も時々考えてます。
車利用はyamaheroさんにとっては珍しいですね。
私の知っている限り初ですかね。
勘違い、忘れていたらゴメンナサイです。
さて地図では見えないピークの縦走は応えますよね
元気をくれる富士山が見えないとより一層、疲れたのではないですか?
yamaheroさんのレコ、いつの日か関東に戻ったら参考にさせてもらいます。
富士山を眺めての縦走路、いいなあ!
yamaheroさん、こんばんは。
このコースは狙っているコースです。
参考にさせていただきます。
もっともクルマではなく電車ですが。
踏ん切りがつかず、ずっと温めていました。
しかし、紅葉はピークでしょうか。
来週は行けなさそうなので、
紅葉は終わっているでしょうか?
こんばんは。
マイカー登山は私の意にそぐわないのですが、
過去にも何回かマイカー使ってるんですよ。
公共交通機関だと「朝出発・夕方帰宅の原則」が
厳しくなるコースって多いんですよね。
今回は富士山五合目で彗星見物という目的があったので
マイカー使って有利な山を選んでみました。
しかし結果、全然有利にできなかったというか、
富士山も富士五湖も見ることができず、
天候悪化もあって折れてしまいました。
さらに睡眠ゼロというのも少しキツかったかなという感じ、
歳を取ると、ちょっとしたことが体調に影響しますね。
地図はやはり1/2.5万分で予習しないと駄目ですね。
1/5万分だとどうしても甘く見てしまいます。
次の山はもちろん駅から登りますよ。
富士外輪山も冬晴れの時に電車で行って
今度は短目のコースをのんびり歩きたいと思っています。
間近で富士山見ながら縦走できる豪華コースは、
ここしかないですからね。
こんばんは。
このコースは絶対に快晴の時に行ってください。
間近に見える富士山と眼下の湖がウリですから
曇られたりしたらショック大きいです。
天気には気を付けて!
私は今回は車も活用して、思いっきり距離を伸ばそう
としましたが、なかなか思うように行かないものですね。
天気といい体調といい、気分も…
toratora48さんも、たぶん東から西へ歩かれると思いますから
やはりポイントは下山した時の帰りのバスですね。
下山地点とそのバス便に合わせて、幾つかの
下山パターンを想定しておくのが良いと思います。
再来週ですと、紅葉が残っているのは湖畔でしょうか。
でも、このルートは冬枯れの風景も素晴らしいと思います。
初冬もお勧めですね。
レコ楽しみにしています。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する