信貴山ハイキング 〜 城址保全活動ボランティアを兼ねて〜今回は雌岳も

2021年10月23日(土) [日帰り]

• GPS: 04:26
• 距離: 6.1km
• 登り: 318m
• 下り: 306m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:59
• 休憩: 2:26
• 合計: 4:25

12:47 開運橋
13:08 13:08 朝護孫子寺
13:24 13:26 大谷池
13:26 15:10 城址保全作業
15:18 15:58 信貴山
17:11 17:11 信貴山駐車場
17:12 ゴール地点

天候

☁☁☁

アクセス

利用交通機関：

自家用車

交通機関の場合
大阪側：　近鉄信貴山口駅〜西信貴ケーブル高安山駅〜近鉄バス信貴山門
奈良側：　近鉄生駒線信貴山下駅〜奈良交通バス信貴山門　
　　　　　または近鉄・JR王寺駅北口奈良交通バス信貴山門行き

コース状況／危険箇所等

信貴山西側の「弁財天の滝」へ下りる途中に、石敷き(セメント固定？)の急坂有り。濡れていると滑りやすく要注意。急坂なのになぜ？？と思ってしまう。

写真

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で、信長に反逆し滅びた吉田鋼太郎演じる戦国武将松永久秀の居城「信貴山城」。
その城址保全ボランティアの集合場所が「開運橋」そばの「信貴山観光iセンター」。画像左手に雌岳。

橋の中央に高さ30メートルの開運バンジージャンプ。
ちょうど飛び降りはったけど、覗くのも怖い〜(-.-;)

私達ボラスタッフとともに、先月も参加した近隣の看護学校学生さん達が参加。元気ハツラツ！

ご本尊「毘沙門天」と縁の深い「寅」、、、「世界一の大寅」さん前を信貴山朝護孫子寺境内へ進む。

信貴山城址を含めた一帯が、朝護孫子寺の寺域。

北奥の「多宝塔」脇から、「近畿自然歩道」にも指定されている「奥之院」への参道を登り行き、山中へ。

城址「松永屋敷跡」下方の曲輪(くるわ)と呼ばれる平削地がボランティア作業の"基地"。作業指示を受ける。

曲輪周辺の雑木、雑草の刈り取りや階段の整備に従事。

作業中、見学者も数組。資料を持って語り合う方も。

看護学生も、階段整備の砂や木材運び等に若いパワー発揮！

作業終了解散後ハイキング開始、そのまま西側の登り急坂を山頂へ。
雄岳山頂、天守跡に建つ「空鉢護法堂」の少し下、信貴山城址の石碑。腰掛けていたハイカーが避けてくれ、少し保全活動の雑談。
ここより一旦下って、雌岳へ。

鳥居の続く階段、その山肌に赤い実。
ツルアリドオシ(蔓蟻通）。二股の白い花の跡が目玉のよう。😍

鳥居の並ぶつづら折りの階段を下る。息が上がりそうに登ってこられる方々、走るように登りまた下ってくるお嬢さんも。
途中に雌岳への入り口。

縄張図を見ると、信貴山頂部の大半にぐるりと曲輪が造設されている。

登り口からすぐに雌岳山頂。

ここも曲輪。細長い平削地が奥に広がるが、眺望は良くない。
ここも見学のハイカー男女とすれ違う。

雄岳へ戻り、ボランティア作業の"基地"への急坂を下りる途中に、高安山・西信貴ケーブル方面への細道。

信貴在城衆のひとり、立入(たて)氏の屋敷跡脇を行く。

山頂の北側を進むと、左側は「弁財天の滝」へ下る道と、右側「高安山・西信貴ケーブル」方面へ登る道との分岐。

左のルートで下りると、その先に、、、

石敷きの急坂。ここへ来る度に、何でや？と思ってしまう、、、濡れたところが滑りやすい！

ヤブミョウガ(薮茗荷)の実。

こちらは実の付き方がヤブミョウガとよく似ているが、葉が細いヤブラン(藪蘭)

ミヤマフユイチゴ(深山冬苺)
美味しそうだったが、少ないのでパス。🤤

「弁財天の滝」

滝の上部、奥にも社。不動石像の右上には、滝行のための飾りのついた石トユが突き出ていて、なかなか手の混んだ造作。

アキチョウジ(秋丁字)

ミズヒキ(ソウ)
まさに紅白の水引。

スズメウリ(雀瓜)

小さい畑地の跡？に白い花を付けた群落。
ソバか帰化植物のシャクチリソバ(赤地利蕎麦)か？？？

ソバの特徴として、葯が淡いピンク・メシベ長い、ガクが丸い、葉は縦に長く尖る。
シャクチリバナの特徴は、茎を抱いていない、ガクが尖っている、葉柄長い。、、、とか合ったり、合わなかったり😓、、、だが蔓性のような状態でもあるので、シャクチリバナに軍配！

「信貴山断食道場」のところで登山道終わり。

イヌホウズキ(犬酸漿)

駐車場に戻る道に、信貴山温泉♨泉源表示。

そして、人気の「信貴山観光ホテル」。

駐車への通路脇に琉球朝顔とイヌタデ(犬蓼)。
5時過ぎの夕暮れにも鮮やか、、、手頃な山歩きの心地よい疲れに、癒やしの花たち。

装備

個人装備

念の為 害虫よけにショートスパッツ着用