多摩丘陵 よこやまの道・尾根緑道(若葉台→橋本)
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 212m
- 下り
- 149m
コースタイム
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 4:35
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り 京王相模原線橋本駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な箇所はありません。 いくつか迷うかもしれない場所を… ・諏訪ヶ岳の先で道が交差します。尾根筋に沿って進みたくなりそうですが、道標に従って北側に降りるような道が正解です。 ・南野付近で大通りを横断するところがややこしいです(写真参照)。とくに横断して通り進み再度脇道に入るところ(バス停の角)にだけ道標がなく不安になります。 ただ全体として非常によく整備されていて困るところはほとんどありませんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
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感想
秋晴れで本当なら少し遠くの山にでも行くべき週末だったのでしょうが、課題が溜まっていたり来週にテント泊を控えていたりであまり気力が湧かず、
登山でも街歩きでもないような微妙なところを狙って多摩を歩くことにしました。実は東京に来たときからじっくり歩いて見たかったエリアでもあります。というのも、北関東の片田舎の出の私の目には、この多摩の丘陵地域が東京で最も東京らしさ(おおよそ南関東らしさ)を感じる地域なんです。
まず地形的な側面から。多摩丘陵は国道16号線と横浜線が越える御殿山あたりをおおよその要として扇状に広がっており、その両端は多摩川と境川に規定され、三浦丘陵へと続いて関東平野をぶった切るように横たわっています。これだけの範囲に平野でも山地でもない丘の地形が広がっていること、これが北関東の感覚からみると(←主語が大きいけど)新鮮に感じます。
そして、こちらのほうが大事な側面ですが、その広大な丘陵がほとんど余すところなく都市化されていること。これがよくよく考えるととてつもないことだと思うわけです。都心のビル街は確かに印象的ですがなれてしまうと大したものではありません。それに比べると東京近郊に広がる住宅地の海は、武蔵野台地を埋め尽くしてそれでは飽き足らずに多摩の広い丘陵地帯まで呑み込んでしまったその海は、この首都の持つ狂気じみたエネルギーをより感じることのできる景色だと思います。某ジブリ映画に少なからず影響を受けていることは認めますが、それを差し引いても多摩丘陵の独特な雰囲気はとても興味深く映りました。
恥ずかしい文章を長々と連ねてしまいましたが、どうせ誰も見ないのでいいでしょう。
と、いうわけで、思いつきながら思い入れ強めのハイキングであったのですが、その割には朝から盛大な寝坊をかまし、歩き始めは日も高い10時40分。遠くの山に行く計画をやめておいて本当に良かった。道中は期待通り、あるいは期待以上の楽しさでした。ところどころで富士山を望み、波状にうねる街並みを楽しみ、雑木林に包まれ、午後を楽しむ家族連れのにぎわいの横を通り過ぎ、歴史を刻む街道やら戦車道やらを歩き、山の向こうの橋本の街を目指す縦走的な面白みもあり、決して派手なところはないけれど彩り豊かな感じの日曜日になりました。
もう少しこの周辺はいろいろ歩いてみたいと思います。
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