記録ID: 36660
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アルパインクライミング
道南
雄鉾岳北東壁
2009年03月20日(金) ~
2009年03月22日(日)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 972m
- 下り
- 970m
コースタイム
雄鉾荘(10:00)−・652ポコ(12:45-13:00)−Co530付近=B.C.(13:30)
B.C.(5:15)−S字ルンゼ取り付き(6:00)−Peak(10:15-11:00)−北峰(11:10)−B.C.(13:00)
B.C.(7:30)−雄鉾荘(10:00)
B.C.(5:15)−S字ルンゼ取り付き(6:00)−Peak(10:15-11:00)−北峰(11:10)−B.C.(13:00)
B.C.(7:30)−雄鉾荘(10:00)
天候 | 20日:晴れ 21日:晴れ 22日:曇りのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2009年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
「道南のグランドジョラス」雄鉾岳。 前回は迫力ある壁の雰囲気だけ拝んで雪崩の危険のため引き返したが、ついにリベンジを果たせた。 1日目 古い鉄橋を渡り銀山沢の一本下流の沢を詰める。鉄橋に敷かれた木板を踏み抜きひやりとする一幕あり。前回より雪は少なく、沢は増水気味。何度もスキーを脱いでの渡渉をしていく。右岸の台地上をいったりトラバースしたりしながら行き、Co440付近で尾根上に上がる。・652付近からトラバースし、北東壁の下Co530付近にB.C.を設営後、ルート偵察。明日は目に付いた、Cルンゼ一本左のクーロワールを登ることにする。斉藤さんに、初登したら勝亦クーロワールって名前をつけろなどと言われたが、S字ルンゼという名前がちゃんとついていた。みんなで焚火。 2日目 山下、白石、浦西パーティーはCルンゼ〜四稜へ、我々はS字ルンゼへ向う。デブリに埋まった沢筋を登って取り付きへ。 1P:小滝をこえグサグサの雪壁をだましだまし登って立木でビレー。55m。 2P:カチカチの快適な雪壁を登って小滝の下まで。55m。 3P:小滝を越え、雪壁とナメ滝を快適に立木まで。60m。 4P:ナメ滝と雪壁。75m。 5P:草付きと氷の段差を右上し、雪庇を切り崩して四稜に上がる。50m。 6P:草付き壁を頂上まで。20m。 アイススクリューがあれば使えただろうが、持ってきていなかったので大いにランナウトした。時間もあるので頂上から北峰経由で帰る。一稜頭のピナクルとのコルへ30mラッペル。Co810コルからB.C.へ下る。Bルンゼの「幻の大氷柱」は見事だ。もう少し発達した日には是非登りたい。今日も焚火。山下Pは夕方帰幕。なかなかシビアな登攀だったそうだ。 3日目 雨が降るとのことなので下山。雄鉾荘で牛乳を飲んで帰る。 S字ルンゼは記録もなく、ルートが右に左に曲がるたびに何が出てくるのかわからないおもしろさがあった。状態には左右されそうだ。 |
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