銀山平から皇海山を目指すも....とんでもない道迷い
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- GPS
- 08:49
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,579m
- 下り
- 1,564m
コースタイム
7:18庚申山山頂-8:31薬師岳-8:38白山-道迷い(逆走)-
10:35庚申山山頂-10:57お山めぐりコース分岐-12:04猿田彦神社跡-
12:39一の鳥居-13:15銀山平ゲート
天候 | 曇り 一時小雨 のち薄日 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
このコース3回目だが、毎回道迷いあり。 今回は気づかずなんと逆走! 庚申山〜鋸山 藪漕ぎあり、くさり・ハシゴあり 土砂流出多く、木の根が露わに お山めぐりコース 関東ふれあいの道だが、危険箇所多し。高度感 大。 きっと六林班峠からの巻き道も整備されず荒れていると思われます。 |
写真
感想
最近ロングトレイルを行っていないこと、
平が岳が候補に挙がっていましたがさすがに雪が多いだろう、
ということで2年前に2度ほどチャレンジしたことがある銀山平→皇海山へ。
通常1泊2日のコースですが、2度目のチャレンジで日帰りに成功。
今回は鎖ハシゴのかかる山稜コースを往復してみようという計画でした。
くしくもスタートは2年前の成功時とほぼ同じ4:28。
一の鳥居や庚申山荘への到着時刻はほぼ同じ。休まず庚申山を攻めます。
前回は庚申山へのコースの取り付きに道迷いをやらかしたので、今回は間違えずにたどり着きました(12分早着)。途中で快速トレッカーに追い抜かれたところまで、前回と同じです。
ここで給水のためちょっと休憩。
鋸山十六峰と呼ばれるだけあって、大小さまざまなアップダウンをほぼ巻くことなく忠実にトレースして行きます。しかも、背丈に近い笹原を藪漕ぎしたり、たくさんの倒木を超えたり、土砂が流失した箇所が多く、木の根を踏みながらのトレッキングでした。前日から降った雨に加え、途中からは小雨が降りしきり、濡れて滑りやすいだけでなく、雨具も藪漕ぎ&雨で重くなり体にこたえました。それでも、白山に到着した時点で、前回より16分早着していました(後日の比較です)。
ところが、なかなか鋸山につきません。本当なら、白山から3つか4つの急峰を鎖とハシゴで越えての鋸山が姿を現すはずなのですが....。GPSで確かめると、まだ道半ばあと1.5kmはありそうでした。5つほど鎖場を越えたはずですが、すぐに現れるはずの鎖場が......来ません。
今日はよっぽど体調が悪いのか、体ははあはあと息苦しいし、足もすっごく重たくて....だからなかなかつかないんだ。いくつかの峰をほうほうの体で越えて、山頂にたどり着いたところ「庚申山」。我が目を疑いました。えっ?同じ鎖場なんて通ってきていないしどうやって戻ったの?と、そのときは狐につままれたような感じでにわかに信じられませんでした。後から写真を見かえすと、同じ鎖場を通過しているんですが、疲労と思い込みがなせる業だったようです。山地図も持っていたし、DIY GPSも持っていたのに。ただし、トラッキングをしていれば戻っていることに簡単に気がついたのにと悔やまれます。
白山→鋸山は前回は40分ほどかかっていますので、もう少しのところまで迫っていたようですが...。さすがに、この長い距離を歩き直すことはあきらめ下山の途につきました。
このまま、手ぶらで変えるわけにもいかないので、未体験の「お山巡りコース」を使って下山することにしました。分岐にはこちらを通ると1kmほど遠回りになる感じでした(本当は遠回りの距離はもう少し短い)。入り口には上級者コースなので、初心者は立ち入らないこと。一部崩壊箇所があるとの看板と注意書きがありました。
僕はもう槍ヶ岳にも上ったくらいだから上級者?というような思い上がり。こいつが、そのあとの苦悩を引き起こしたのです。
とにかく、鎖やはしごが本コースより多く、崖の切れ落ちも半端ありません。下の廊下ほどではありませんが、崖が切れていて本当に怖かったです。高所恐怖症のせいもいくぶんかはありますが、濡れ落ち葉が積もっていたり、ざれてたり、が下側に傾斜した細道があったり、踏み抜きそうな笹の道があったり.....。高度感満点といった余裕は無く、口は開きっぱなしのためのどが異常に乾きました。
早く終わってくれ!
ようやく見たことのある宇都宮大学のワンゲル小屋が見えて一安心。
あとは、紅葉を愛でながらの下山となりました。
技術、体力、経験の向上を改めて確認するための山行きのはずでしたが、逆に反省しきりの山行きとなってしまいました。慢心、過信、思い込みがもたらす事故をあらためて自覚する必要を感じました。
miraipapaさん、はじめまして。
鋸山への道、懐かしく思います。かなりしんどかった記憶があります。
特に鋸山手前辺り。それと鋸山から六班なんとかと言う分岐の笹藪の深いこと。小屋に戻った時はヘロヘロでした。
途中で戻られたのは、良い判断だと思います。帰り道が大変なので。
これからも楽しい山行を!
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