大面岩 奮闘記!!五十肩にも負けず!!
コースタイム
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:00
登攀開始8:00
登攀終了13:00
駐車場14:40
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
共同装備 |
8.9mm×60mザイル
|
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感想
車を降りると満点の星空である。月が出ているので少々ぼやけているが今日の好天は間違いはないと確信する。そうこうしている間にポットさんがXトレイル(フル装備の高級車ww)でドドッ と到着!!さぁ 今日一日おじいちゃんのお世話です よろしくお願いいたします。
五十肩(七十肩??)の鬼軍曹はザックを背負うのも手助けがいる状態だが 頑張ってみようと出発!!
当初の予想通り 取り付きを探すのに四苦八苦 長年鍛えた?山勘も働かず ウロウロ やっとポットさんのスマホ探査のおかげで たどり着く。1時間くらいのロス!!でも8時には登攀をスタート 岩に 無事をお祈りして クライムオン!! そうそう今回のルートは 瑞牆山大面岩左稜線ルート、難しい瑞牆山のルートとしては 初心者ルートである。お爺が苦手なカムはほとんどいらないので助かります。
最初は簡単な2ピッチのはず 登りだして10mほどで手も足もかからないスラブ バカヤロー!! やさしいはずなのに 朝一番で体も動いていないので めちゃくちゃ難しく感じる!!右に左にウロウロしながらなんとか突破!!後は確かに簡単でした。2ピッチ目はポットさん スルスル登り 3ピッチ目のトラバースも鬼軍曹が それ行け!やれ行け!と発破をかけたので 繋げて登ってしまいましたww。尚、荷物は取り付きにデポする予定でしたが そこまでは登山道から半端なく登るので 鬼軍曹の発案で すべて持って登ることにしました。が かなり重い 後から荷揚げで苦労することになり 反省!!
これ以後のルート解説はポットさんにお任せです。
8ピッチ目のザイルワークの失敗は 1本のザイルでリード確保と荷揚げをやろうとしたわけです。しっかり頭をまわして注意深くやれば難しいわけではないですが 歳と共に頭も回らなくなるようです。さらに腰にぶる下げていたミウラー(クライミングシューズ)を何度も探し回り ポットさんに 大笑いされてしまい お爺ちゃんはとっても恥ずかしい思いをいたしました。
私にとっては久しぶりの本格的登攀です。太刀岡山左岩稜も五十肩で失敗してますし、ここで登れなかったらT先輩のお供に徹しようかとも思っていました。しかし ポットさんの手助けもありましたが、四苦八苦ながらも完登できました。 それも瑞牆山のマルチ 初心者ルートとはいえかなり難しかったです。少し自信を取り戻せましたのでT先輩のお招きは保留とさせていただきますwww。もう少し最後の悪あがきをさせてください。もう少し待っていてください!!最後に突然のお誘い(2日前)に頑張って休みを取ってくれ 更に一日置いた月曜日から一泊二日の登山予定のポットさん 本当にありがとうございました。少しクライミング寿命が延びましたwww。
鬼軍曹からお誘いいただき、休みも取れたので念願の瑞牆デビュー!
恐れていたほど寒くもなく、ピッチが進むごとに開けた視界からの素晴らしい景色に感動しっぱなしでした。
瑞牆良いですね!また是非来たいです。
チップの駐車場に5:00頃到着すると、車の外気温表示は1℃。
寒さに弱い私は今日は震えながらのクライミングになるかと心配になる。まだまだ暗いので5:40に行動開始、パノラマコースは2回歩いたことがあるという鬼軍曹の案内で踏み跡を辿り、ほどなく到着したカンマンボロンの岩場見学をして、本日の核心の一つ、取り付き探索に取り掛かる。
参考資料は本とYAMAP!
とりあえず私がこっちだと思う!と主張した場所は大はずれでしたー
鬼軍曹がこっちかなーと向かった場所は大当たり!さすがです!拍手喝采!
苔だらけで1ピッチ目は省略する事がほとんどだという事で私達も2ピッチ目からスタート
登攀開始 8:00
2ピッチ目 鬼軍曹リード5.8
ボルトの辺りから岩が立っていて朝イチは嫌な感じでした。
荷物を取り付きに置いて、帰りに取りにまた取り付きまで登る?どうしますか?との問いに、アルパインは荷物を背負うものだ!わはは!という鬼軍曹判断で全ての荷物を背負ってのクライミングになり、ぜーぜーはーはー。
終了点に着くと、トラバースルートの下で次の私のリードは4ピッチ目となりました。
木登りをして岩に取り付き、テラスへ出て、凹角を少し登り、右へトラバースをする。
手のジャムが決まり、足もあるし、距離も短いので意外と大丈夫でした。
次は核心の10cルート、鬼軍曹のリードです。
時おりガバでは無い事にバカやろー発言をしてましたが、なんのかんの言いながらスルスルと登って行きました。素晴らしい!!
フォローの私はとても荷物は背負って登れない判断。荷上げしてもらう事になり身軽にスタートしたはずが、あれ?立ち上がれない。
鬼軍曹のアドバイスで持ち手を見つけて立ち上がりなんとか登る。
5ピッチ目 10b 私のリード
手前の岩を左からガバを持って乗る
細かいスタンスを見つけなければいけないのに
とにかく眩しくて良く見えない。手で日陰を作り手や足を探して登る。行き詰まった所で右のカンテが使えると教えてもらってなんとかクリアできました。
6ピッチ目 10a 鬼軍曹リード
左に少しクライムダウンしてフレークを掴み登る。フレークの後、ランナウトして怖い。
7ピッチ目 歩き 私リード
立木でピッチ切る
8ピッチ目 10a 鬼軍曹リード
私は登れなすぎて書く事がないです。
9ピッチ目 歩き 頂上へ
頂上到着は13:00
鬼軍曹様様です。
ありがとうございました!
8ピッチ目で体力がほぼなくなっていたので
おやつを食べて少し元気を出してから残置ロープで懸垂下降し、登山道に降りる
後は踏み跡を辿り帰路に着く。
荷上げは大変でしたが、帰りは楽ちん楽ちん。
さすがです、鬼軍曹様!
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