黒部川 下ノ廊下
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- GPS
- 11:36
- 距離
- 26.9km
- 登り
- 3,656m
- 下り
- 4,483m
コースタイム
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:43
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 4:48
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
https://www.sankei-ar.com/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
黒部ダム出口に登山ポスト有り |
その他周辺情報 | 黒部・宇奈月温泉やまのは https://www.unazuki-yamanoha.jp/hot_spring/ 1200円、ラグジュアリー ささや https://tabelog.com/toyama/A1602/A160201/16003058/ |
写真
感想
入会初年に募集があって行きたかったのだけれども、当時はテン泊装備を担いで長時間あんなルート歩けない…諦めた行き先。
あれから何年?歩き続けていたらその内重さには慣れ、長く歩くのが好きになっていた。
なんとなく機会を逸していたのが、ある日のtaka10さんが『下ノ廊下行こうと思って』思わぬコトバ( ゜ロ゜)エ?!
乗っからせて貰う。
更新されていた小屋ブログの“テン場写真“を見るとスゴイ密度!すれ違いとかも気を遣いそう。。
ルート狭いし長いしザックはなるべくコンパクトにを心掛ける。
(ところが…出発前に今回「一番重たい!」と言われる…。いや、、自宅で計量したけどそんなはずは…おかしいなぁ。。実際担いでも重たくないけど)
今回のアルペンルートは黒部ダムまで事前予約。
この季節なので暖房が入り暖かくありがたい。朝ご飯を食べながら改札開始を待つ。
黒部ダム着いてからホームを直進。
出口で計画書を提出し「気を付けてね」見送られまずは下る。
10月の半ば辺りから随分冷え込むようになったけれど、ここ最近は然程の冷え込みが無さそう。紅葉はどうかしら…。。
黒部を初めて知ったのは冠松次郎氏の写真展(2014年『黒部と槍』@東京都写真美術館)。
あの時見た静謐なモノクロの世界は眼前で彩り溢れた景色が広がっていた。
紅も黄も様々な色合いで青空に素晴らしく映える。この2、3日で紅葉が進んだそう。良い時に来られた!( ≧∀≦)
足下頭上神経質になりながら、あれもこれも…気を付けるのが忙しい(笑)
高さはあるけれど、鉄線等かなり整備されていて、ちょっと止まって眺めるという時の安心感がありありがたい。(と言って急に止まってごめんなさい)
思った様な渋滞は無く、すれ違いも数回で済み、快適水平移動で見所通過。
都度、景観を楽しめたし、見所となっていない所でも渓谷の深さ(高度感)や沢の色など飽きずに見られる。
椅子を並べてぼんやり眺めていたかった…(笑)
テン場着は14時半頃。
男性陣の優しさに甘えテント設営を全てお任せしてお風呂へ。
交代時間ギリギリだったのでお風呂には少人数。いい眺めにいいお湯で汗を流せ、その場に居た方と歓談も出来て最高の10分だった(短!笑)
taka10さんのお鍋で早めの晩ご飯をたらふく頂き(美味しかったです。食材3圓△蠅とう!笑)
再度18時の回のお風呂に入りに行く。今度はゆったりつかりぽっかぽか〜。
就寝前に身体が温まり大正解。深夜一度目覚めただけで爆睡し翌朝4時に予定通り目覚める。
朝お湯を沸かしている時に荷物触ったせいでお鍋ぶちまけた…(ごめんなさい!)
予定よりも早い5時過ぎにテント撤収完了。
暗い内に欅平へ向けて出発。紅葉狩りの混雑影響が帰りのトロッコ列車にどう影響するのか…未知数なので早く出た。
下から眺めると既に山の中腹辺りにヘッデンが連なっていた。皆さんお早い。
徐々に夜が明けて明るくなってきたところでまた素晴らしい紅葉。
進行方向に冠雪した山々が見える。曇り空だけれどこれはこれでステキ!
帰りの方がより高度感ある模様。
もう少し岩稜ゴツゴツなのかと思っていたけれど紅葉はこちら側の方が見ごたえがあったような印象が残る。
トロッコに乗ったら今度は低い位置から見上げる事になりまたそれも良かった。
今年3回目の紅葉登山は思い出深いものになりましたー。
ご一緒頂いたみなさまありがとうございました(*^^*)
去年、今年と企画検討しながら実現せず、いつかは行きたいと思っていた下ノ廊下。突如taka10さんから募集メールがあったため、速攻エントリーして参加させていただけることに。
メンバーは山行をご一緒するのは初めての方ばかり。経験値豊富な方々なので、ついていけるか若干の不安は感じつつも、先輩方と歩けるのが楽しみ。
集合場所は機動性などを考慮し車出しする私の自宅にしていただき(ありがとうございます)、ちょっと遅めの前夜22時に出発、扇沢到着1時半。
到着後すぐに駐車場にテント張って早々に就寝。到着時気温-2℃、朝方-3℃とかなり低め。放射冷却の影響か。その分星が綺麗。だが、まだ寒さに慣れてない体にはかなり寒くてあまり眠れない。
5時前に起きてテント撤収。空は快晴。
バリや沢に慣れてる先輩方はさすがに撤収も早いですね。勉強になります。
トロリーバスのチケットはTambaさんがWEB購入していただいており、外で並ばずにすむ。さすが扇沢慣れされてますね。暖房の効いた建物内で並ぶだけだったのでありがたかったです。
黒部ダムに到着し、山行スタート。スタート直後からかなりペース早い。まだ道凍ってるし。ついていけるのか。。
黒部川まで降ってからいよいよ下ノ廊下へ。いきなり山上部の雪、紅葉、青空のコントラスト、美しい渓谷美にテンション上がる。
どこまで行ってもまさに錦繍という紅葉が続き、写真撮りまくり。進むに連れ角度が変わり、多くの滝があり、陽の高さが変わり、峡谷が深くなり、高度感が増し、巨岩や岩壁が迫り、次々と変化があり、飽きることなく楽しめる。サファイアブルーの水流も美しい。
有名な見所は大太鼓、十字峡、S字峡。どれも素晴らしく美しい。けど、やはり下ノ廊下といえばの水平歩道。峡谷に沿ってどこまでも続く。よくこんなところにこんな道をつくったもんだなぁと先人たちの偉業に感嘆、感動。高度感も相当にあり、楽しめる。歩いていてとにかく楽しい。
来る前に色々調べてた時にはもっとアップダウンもあり、高度感もあり、結構怖いのかなと思ってたけど、道はホントによく整備されており、針金やロープも付けられているので、あまり危険を感じることはない。ありがたし。感謝。
そして、阿曽原温泉に到着。1時間毎に男女入替制。テント設営後にいよいよ温泉へ。15時からの回ということもあり、続々と登山者が温泉に降りていく。脱衣所もないかなり開放的な温泉。人気あり過ぎて芋洗い状態。
お湯は結構な湯量でずっと注がれているのでお湯はきれい。歩いてきた後に温泉に浸かれる贅沢。開放感、幸せ感で皆さん朗らかで知らない同士でも会話が弾む。いいなぁ。なんか楽しい。
風呂上がりはいよいよ宴会開始。ビール購入したのはkaguさんと私だけ。
まずはTambaさんのキムチとチーズとカニカマを和えたおつまみ。簡単で美味しい。ビールが進む。でも、Tambaさんはキムチ苦手らしい。なんで?
そしてメインは食担は久しぶりというtaka10さんのカマンベールトマト鍋。味付けはコンソメと塩胡椒と薄めにしながら、チーズとトマトの旨味で旨い。飽きることなくどんどん食べれる。美味しかった。
でも、taka10さんはトマトもチーズも苦手らしい。なぜ?
お酒も進み、いい感じで酔っ払い。楽しい。どちらも美味しかったです。ご馳走様でした。ありがとうございました。
女性陣が2度目の温泉に行くというので、男性陣は早々に就寝。夜中2回目が覚めたけど、あとは朝まで爆睡。こんなに寝たの久しぶりくらいよく寝れた。お鍋で温まったからかな。
そして翌日は水平歩道を欅平まで降る。紅葉や峡谷、見所を楽しみながら。まあでもちょっと長かったですね。長過ぎるくらい。
今回の山行はずっと行きたかった下ノ廊下に行けて、しかも紅葉ピークの快晴というラッキーなタイミング、山行ご一緒するの初めての先輩方との楽しい会話、山中の温泉、美味しい料理での宴会と、ホントに楽しかったです。幸せ満喫。
あんなにいっぱい写真撮ったのに、ペースはなかなかに早かったですね。皆さんさすがです。快適な山歩きでした。
今回企画していただいたtaka10さん、ご一緒いただいた先輩方、ホントにありがとうございました。また今後ともよろしくお願いします。
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