岩と紅葉の絶景;表妙義縦走(天狗岳〜相馬岳〜中之岳)
- GPS
- 08:36
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 2,373m
- 下り
- 2,375m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・稜線は危険な岩場がいっぱいで、一般路としては最難関の部類に属することは間違いないでしょう。 特に後半の鷹戻しは最大の難関だと思います。 ・稜線の南側は乾いていましたが、北側を巻くルートは昨日の雨と落葉で滑りやすいです。 |
写真
感想
昨年は八海山の岩と紅葉を満喫しましたが、今年は表妙義の岩と紅葉を楽しむ山行を計画します。
表妙義は3回目ですが、まだ完全縦走を果たせていないので、今回チャレンジします。
1回目は北アの一般ルートで難関とされている剣岳、大キレット、ジャンダルムを登った後だったので満を持して挑んだつもりですが、思ったより腕が疲労し、ホッキリから中間道へ下山。
表妙義は岩の脆さはないものの、角度のある鎖の登降が延々と続くので、西行きの場合は前半はできるだけ腕の力を温存しないと、完全縦走は難しいです。
2回目は1回目に歩けなかった後半部分を登ったので、稜線の赤線はつながりましたが、今回は一気通貫で縦走を狙います。
荷物をできるだけ軽くすべく、今回はストック、コンロ、交換レンズはおいていくことにしました。
一方、靴は久々にソールの堅い靴を取り出しますが、軽登山靴に慣れてしまうと、重たく感じます。
駐車場に到着すると早くも10台ぐらい停まっていました。
天気も良く、紅葉も見頃とあって、出だしは早いようです。
予定通り前半は腕力を温存すべく、しっかり足のスタンスを確保しながら登下降します。
紅葉の美しさや雪を被った浅間山など感動的な景色が続きますが、今日はよそ見しながら歩く余裕はなく、足元に最大限の注意を払います。
順調に縦走をこなしますが、前回一番苦労した鷹戻しまでやってきました。
すれ違いがなかったのは何よりでしたが、ここの岩場は日が当たらないため、昨日の雨のせいか滑りやすい状態。
足をしっかりおける場所も少なく、ここで温存してきた腕力を最大限使います。
ここは空中に飛び出しているような感覚で、一瞬足元を見てしまった時、体が固まってしまうような感覚です。
基本的に高い所は好きですが、奥穂〜ジャンダルムの間にある馬の背と、この鷹戻しはどうも好きになれません。
腕をプルプルさせながらも何とかクリア。
今回もスムーズに通過とは行きませんでした。
その後の死亡事故再多発地帯のルンゼ2段は前回同様難なくクリア。
どうも鷹戻しと相性が良くないようです。
中間道に下りてからはたくさんの観光客に混ざって散策。
きれいな紅葉と奇岩を見ながらのんびりと歩きました。
今日は天気は申し分なく、まさに妙義山日和でした。
距離こそ短かかったですが、充実感に満ちた岩と紅葉山行を満喫できました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
hirokさん、こんばんは。
岩と青空に紅葉が映えますねえ
鷹戻し、やはり難関ですよね。私もここの通過に
尻込みして、まだ具体的に計画したことがありません。
いつか行きたいなあと思うのですが、体力があるうち
ですよね。
裏妙義ごしの浅間山の写真、美しいです
妙義山、今年はアプトの道と絡めて計画しようかな?
と思っていたのですが、時期を逸したような。。。
hirokさん こんばんは!
13日のロングハイクに続いて、16日は表妙義の岩場でしたか
ロングも岩場のソツなくこなすhirokさん、さすがですね
急峻な鎖場の連続は写真でもドキドキです(#39の写真はコワっ!)
紅葉は青空に映えてとてもキレイですね
充実のレコを堪能させていただきました
hirokさん 深夜に失礼します
妙義と聴くだけで私は身の毛逆立ちます
何年前でしょう?
軽い気持ちで200名山を取りに行って返り討ちにあったのは?
腕力もさることながら、腕を出来るだけ使わないルートの見極めが
大切な登攀能力ですかね
でも行きたくなるのは…どうしてなんでしょう
私はもういいかな
hirokさん、おはようございます!
紅葉まっ盛りの妙義ですか
実に絵になる風景ですが・・・
戸隠程度でビビル私には、閲覧しているだけで
手に が滲んできます
困ったことに岩場は好きなので始末に負えませんが
難易度が非常に高いルートですが、急峻な岩峰と紅葉はマッチングが高いですね!
一枚の絵画のような写真の連続、溜息が出てしまいますよ
トライした時期!最高だと思います
珍しい実←ムラサキシキブだと思います
youtaroさん、こんばんは
岩×紅葉×青空=秋の登山の勝利の方程式ですね
昨年の八海山もすっごく良かったですが、表妙義も満喫しました。
クライマーは別として、一般登山者にとっては鷹戻しは難関です。
よく奥穂〜西穂と比較されますが、全くタイプの違う岩場だと感じますが、
技術的には表妙義の方が難しいと個人的には思います。
前日の雨は群馬では午前中にはあがっていたので何とかなるかと思いましが、
肝心の鷹戻しだけは日当たりが悪く濡れて滑りました
過去の経験が生きて、腕力を温存できていたので良かったです
見晴に出ると急に眺望が開けるのですが、裏妙義越しの雪を被った浅間山が見えた時には、
思わず先行していた登山者に声を掛けてしまったほど、感動しました
doppo634さん、こんばんは
ご指摘の通り13日にロングをやったので、今回は変化を付けて岩場を楽しむ山行としました
前半はそれなりに余裕があって景色と紅葉を愛でながら歩いていましたが、#39のあたりは余裕なし
一度足が滑った時に足場を探すべく下を見たのですが、
あまりの高度感に凍ってしまいそうでした
それからは上だけを見て岩に集中しました。
すれ違った方が下りていく様子をしばらく見ていましたが、
改めてすごい所だなあ、とつくづく感じました。
でも紅葉と青空、楽しかったです。
中間道は観光客もたくさんいましたので、doppo634さんもいかがでしょうか
naotosasさん、こんばんは
ここは安易に人には勧められませんね
特に金洞山あたりは。
握力がなくなる=死亡事故に繋がりかねません。
過去の反省から、白雲山〜相馬岳周辺の鎖場は鎖は触れるだけぐらいの感じで、足場をしっかり確保して登降したのが良かったです
こんな山ですが、なぜか行きたくなるのは不思議です
次はもっとうまく登れるのではと期待しますが、所要時間も技術の進歩もあまりなかったようです
tailwindさん、こんばんは
tailwindさんも岩場好きですか
長野県には楽しい岩場がたくさんあっていいですね。
槍・穂をはじめとして、戸隠も楽しいですね
11月の声を聞くと、岩場の多い西上州が頭に浮かび行きたくなります。
この日は中間道は当然ながら、稜線上も結構な人がチャレンジしていました。
ソロの男性が多かったですが、女性比率も結構でした
ムラサキシキブ、ありがとうございます
すっきりしました
hirokさん、こんばんは。
いやぁ、すごいです。怖すぎです。それに、浅間が美しい!
コメントにもあった中間道なら、ファミリーでも行けるかな、とかいろいろ調べてみました。
観光がてら、行くのもよいかと考えてました。
紅葉もきれいですね。
sat4さん、こんばんは
稜線の紅葉は見頃過ぎでした。
むしろ落葉が多く、それと前日の雨のため、稜線の北側のトラバースは滑りやすく神経使いました。
稜線の岩場よりも気を使ったかも。
一方、中間道は紅葉見頃で、老若男女たくさんの人が歩いていました。
ここは赤が多くてきれいですね。
散策にはいい所だと思います。
大砲岩とかはちょっとした岩場を楽しめます。
富士山同様、浅間山も雪を被った方が美しいですね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する