虫倉山 小虫倉コースからさるすべりコースへ

2021年11月05日(金) [日帰り]

• GPS: 04:41
• 距離: 8.0km
• 登り: 777m
• 下り: 756m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:41
• 休憩: 0:56
• 合計: 4:37

距離 8.0km 登り 777m 下り 776m

7:37 水車小屋前
8:40 8:58 地京原虫倉神社
10:18 10:56 虫倉山
11:37 虫倉神社
12:14 水車小屋前

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道の駅中条

コース状況／危険箇所等

・小虫倉コース
神社脇の登山口からいきなり急坂を登り詰めた後
小ピークを二つ越えます
アップダウンのきつい急坂、痩せ尾根の通過あり
ロープは張ってありますが、滑落注意
また積もった落ち葉も滑りやすいので、慎重に歩きました
虫倉山に登るコースの中で最も険しいと思います
・さるすべりコース
山頂直下は鎖の連続する急坂
鎖場通過後も急坂があり、落ち葉で滑りやすく注意です

写真

11/5 7:35

右に大天井
北アルプスはすっかり雪化粧

11/5 7:38

水車小屋真向いの駐車場に駐車

11/5 7:38

前回来た一週間前より、黄葉が更に進み、今日も最高の登山日和になりそう(^.^)

11/5 7:43

麓に雲海

11/5 7:58

雲海の波が音もなくが押し寄せてきました(*_*)

11/5 8:01

さるすべりコース登山口
ここに下山予定。地京原虫倉神社まで更に舗装道歩きで、途中、道を間違えたり、脇道に入ったり、割といい加減に歩いています(^^ゞ

11/5 8:30

黄葉のトンネル、最高♪

11/5 8:42

地京原虫倉神社
虫倉山の麓は虫倉神社だらけ！鬼無里の虫倉神社は道路が崩壊し、荒廃していた神社を思い出すと寂しくなります。

11/5 8:44

♪

11/5 8:44

狛犬さんたちの上にもまだ石段！なかなか長いですね！

11/5 8:45

小虫倉コース登山口に到着。果たしてどんな光景が待ち受けているのか？一人では怖いので、岩場大好きの山友を誘いました。こんな時、超頼れる存在(^^ゞ

11/5 8:58

コーヒーブレイクし、登山開始

11/5 9:15

言葉は要りません

11/5 9:19

こう見えてロープの張ってあるものすごい急坂、右側切れ落ちています！

11/5 9:21

紅葉♪

11/5 9:24

祠がありました

11/5 9:31

痩せ尾根
両側にロープが張ってあります

11/5 9:33

どっこいしょ！なんて物じゃなく、果たして体を持ち上げられるのだろうか？と目を疑う急坂！ロープの助けがなければ無理でしょう(T_T)

11/5 9:36

ご褒美♪

11/5 9:41

更にご褒美♪

11/5 9:42

うっとり！

11/5 9:42

半分なくなってしまった標識

11/5 9:50

樹間に絶壁

11/5 9:52

崩壊迫る激下りの痩せ尾根

11/5 9:55

二つ目の目を疑う急な登り

11/5 9:59

恐怖を癒される青空と紅葉

11/5 10:06

こんな断崖絶壁の間に登山道があるのが信じられないくらい。荒倉山と良い勝負！

11/5 10:16

やれやれ、なんとか無事尾根に到達

11/5 10:18

虫倉山頂上は白馬地震で崩壊し、かつての広さの約半分になり、さるすべりコースも久しく通れなくなっていました。

11/5 10:48

陣馬平山の前に萩野城

11/5 10:48

浅間山方面

11/5 10:48

残念ながら、今日の北アルプスはご機嫌斜めで姿を見せてくれませんでした。そろそろお暇します(:_;)

11/5 10:50

下山開始
こんな山頂標識に前回は気づきませんでした。平日のせいか、今日の山頂はひっそり。

11/5 11:23

大岩の下のお堂を通過
微かに記憶が蘇ったのはこのお堂の上の鎖場だけ

11/5 11:26

♪

11/5 11:26

落ち葉の積もる急坂は滑りやすく慎重に下りました

11/5 11:27

♪

11/5 11:27

平坦な道がこの上なく嬉しいです

11/5 11:28

言葉は要りません

11/5 11:32

分岐
不動滝コース駐車場から巻道を辿ると、ここで合流するんですね

11/5 11:37

虫倉神社
無事下山にお礼を申し上げました

11/5 11:38

さようなら
黄葉の最盛期に巡り合え、幸運でした(^.^)

11/5 11:44

虫倉神社前の登山口標識
車が数台停められるスペースがあります

11/5 11:50

山頂では雲が多く、大展望は叶いませんでしたが、又晴れてきた様子

11/5 11:53

来た道に合流
やれやれ、予定通りの下山にほっとします

11/5 11:57

足を止めてしまった紅葉の並木

11/5 11:57

一本の木でこれだけ色が変化しているのも珍しいのでは？

11/5 12:05

再生した古民家のよう

11/5 12:06

入口に立つ看板は宿泊施設なんでしょうか？帰宅後、調べると一日一組限定の古民家再生の一軒宿でした(*_*)

11/5 12:10

クサギ
悪臭がするのでこの名前があるそう！でも、なんとかわいらしく美しい色の実でしょうか！

11/5 12:14

困った時の友頼み(^.^)無事下山させて頂き、有難う御座いました(^.^)

撮影機器：

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

kyom4

前回、鹿島槍を眺めに出かけた虫倉山頂上で、
良い香りのコーヒーを飲んでいる若い男性と会いました。
岩井堂コースを登り、帰りは通りたくないので
小虫倉コースを下りたいとの話に、共感したのですが、
自分も未踏なので、コース状況を説明できる訳もなく
ただ、お気をつけて！と言う他なく、別れました。

帰宅後気になり、小虫倉コースについて調べてみました。
http://mushikura.info/wp/wp-content/uploads/2018/05/586826231c48e9a19240e0672e3b8b26.pdf
案内によると、厳しいコースで、下り注意と書かれており
若い男性は無事下山したのか、ちょっと心配になりましたが
虫倉山付近に詳しく、健脚そうでしたから無事だったと思います。
そこで、気になる未踏のコースは、困ったときの友頼みとばかり
強引ながら、山友に前日にお願いして同行してもらいました♪

地京原虫倉神社の長い石段を終えると、拝殿脇に登山口があります。
いきなり急坂が始まり、ロープの付いた右側切れ落ちた個所もあり、
小ピークを越えると今度は痩せ尾根が連続！
果たして体を持ち上げられるのだろうか？と目を疑う急坂があり
ロープの助けがなければ通過は無理と思いました(T_T)
二つのピークのどちらも痩せ尾根、超急坂箇所あり、気が抜けません。
こんな断崖絶壁の間に登山道があるのが信じられないくらいで、
荒倉山の修験者の歩いた登山道と良い勝負ではないかと思います！
最後の急斜面を登り切り、岩井堂コースに合流時はほっとしました。

残念ながら、今日の北アルプスはご機嫌斜めで姿を見せてくれず、
それでも、取り留めのない会話が延々と弾み、下山開始。
最初は、さるすべりコースを登り、不動滝に下る積りでした。
でも、一人でなければ、その分リスクも減り、気が大きくなって、
さるすべりコースを下山に使う計画に変更。

山頂直下から垂壁に近い鎖場が連続しますが、
小虫倉コースの登りに比べ、遥かに安全で楽に感じました。
大岩の下のお堂を通過した時にようやく微かに記憶が蘇えり、
思い出せたのはこのお堂の上の鎖場だけでした。

虫倉神社で、無事下山にお礼を申し上げました。
幸運にも黄葉の最盛期にも巡り合え、充実した一日でした♪