日永岳 〜急登だけどご褒美は〜 [岐阜県 山県市]
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- GPS
- 04:24
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 2,649m
- 下り
- 2,639m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
尾根に乗ったあとの急坂は登りもだけど、下りは要注意! かなりの傾斜です。 |
写真
感想
家で朝7時に起床。
遅い時間だが中濃の奥美濃へ。
いつもなら山選びに迷うが、今回は山県市の最北端である、そして最高峰の日永岳に登ると決めていた。
県道200号の終点が登山スタートなのだが、ここまでの道のりは舟伏山分岐からの住人は無く、人里離れた深山だ。
これは静かな山頂を独占出来る事を期待して出発する。
最初は長い林道歩きで面白くない区間だが、そこから見上げる斜面の紅葉は素敵なので悪くない。
林道はダートなので足に負担がないので不快なく登山口まで歩ける。
登山道に入ると直ぐに始まる急登…これはその先のトラバースまで緩まる事が無い鬼畜のアルバイトになるので体力と筋力の使い方には十分気を付けたい。
キツいアルバイトの次は急斜面でのクマザサを刈っただけのトラバースになる訳だが、これが見た目以上に歩きにくいのだ。
トラバースが終わると急登を経て尾根に乗る。
ここで初めて広がる展望が最高のサプライズとなり、濃尾平野は勿論、鈴鹿北部や伊吹山なども拝められる。
そんなサプライズを受けたあとの洗練は、この山最大のクライマックスである山頂直下だ。
かなりの傾斜でロープとして使われている縄跳びの紐を使ったりして登り切ると、笹薮に覆われた尾根道になり、山県市最高峰としての日永岳山頂がその延長上にある。
笹薮に覆われて景色もない地味な最高点に居座る事なく進み、暗部を通過して反射板がある峰に登り切り、反射板の裏手に少し行くと三等三角点が置いてある山頂広場に着く。
ここからの景色は1つの岩の上に乗る事で見ることができ、奥美濃山地の中心に居るだけあって殆どの山々が拝められ、特に初冠雪した能郷白山が近いのはかなりの魅力だ。
そして何よりも人里離れた奥深い山だけあって、車やバイクの喧しい音は完全に遮断されている為に、鳥のさえずりだけが聞こえる非常に静かな空間を完全に独り占めできる幸せと言ったらないものだ。
これはソロで登っている特権だろう。
帰りは特に山頂直下での下りに神経使いながら下る感じでしたね。
藪山のイメージが強い日永岳だが、反射板の巡視路だけあって、藪漕ぎなど皆無だった。
奥美濃は鈴鹿とか比良山地等とは違い、そこまで人が入るエリアでは無いし、何よりも奥深さを感じられる山域なのでかなりハマってきてます。
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