丹沢・表尾根


- GPS
- --:--
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,113m
- 下り
- 1,612m
コースタイム
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
神奈中バス・大倉バス停〜小田急渋沢駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
表尾根は、いつものことですが、ぬかるみが随所にあります。特にこの季節は、霜柱が溶けてぬるぬるです。スパッツがあるといいでしょう。 表尾根の稜線には随所に崩壊した痩せ尾根があります。歩行は慎重に。行者が岳の先の鎖場は、慣れていない人はここも慎重に。 |
写真
感想
大倉尾根を足早に下りて、大倉バス停に着いたのが午後4時50分。無灯火で歩けるギリギリでした。もちろんヘッドランプは携えていますが、使わないで済むうちに下山したいもの。日の短い時節、このコースは普通の脚には目いっぱいの長さですね▼とはいえ、神奈川県側は曇りなのに八王子から東京都心は陽光降り注ぐ好天、というコントラストをきれいに観賞しつつ歩けるなど、自然の楽しみも目いっぱい▼棚から飲み物とつまみを持ってきてバスを待つ間を楽しめる(乗れるのに1本遅らせたりして)大倉屋さんも、このコースの大切な押さえです。
冬枯れの表尾根は、むき出しになった岩肌と薄曇りの空に寒々とした印象をうけたが、眺望の素晴らしさはいつものものだ。遠くに見える房総半島、三浦半島、江ノ島、真鶴半島、大島。今日は、東京湾に浮かぶ猿島も見えた。一方、白雲に遮られ、富士山や南アルプスの大展望はお預けとなった。
風の渡る稜線に立って大きく深呼吸をすると、冷えた大気で胸はいっぱいになった。清冽な気に心身が満たされるのを実感する。どんな季節でも、どんな天気でも、丹沢の空気を吸うと、「丹沢はいいなぁ」とため息が出てしまう。
表尾根を歩くのは、何度目になるのか分からないが、今回は、新たな友人とともに登った。健脚のSさんと、オリエンテーリング世界大会に出場経験のあるしーらくんだ。愉快で有意義な山旅になったのは言うまでもない。しーらくんが、我が会に参加してくれ、大きな戦力になるのは間違いない。いずれコンパスの使い方をみっちり指導してもらおうと思う。
ヤビツ峠行きのバスは、夏ほどでもないにしろ、長蛇の列だった。ヤビツ峠までの小一時間の立ちっぱなしは避けたいので、絶対に座らなければならない。そのコツは1本送らせて、必ず座れる範囲に位置どりをすることだ。今回は、定時便の前に臨時便が来た。列の後尾にいた我々は、臨時便では座れない。そのため、乗車寸前に列を離れて定時便に並び直した。運良く先頭になれた。これはいじましく思えるかもしれないが、7時間もの歩行時間が予想される時には、疲労をできるだけ軽減させておくのが鉄則だろう。バスに座ることから安全登山が始まる、と私は思っている。そのための情報収集もきちんとしておきたい。
楽しい山歩きをありがとうございました。
あんな程度で?と思うのですが、2日間筋肉痛で、先行き思いやられました。
でも、またよろしくお願いいたします
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