森に響き渡る謎の演歌 篠井山
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- GPS
- 08:10
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 1,278m
- 下り
- 1,278m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
馬込からの登山道は入山者が少ないせいか荒れていて道も不明瞭でした。 奥山温泉から登るコースが一般的なようです。 |
写真
感想
この冬初の雪山歩き&チェーンスパイク
人が少ないという事を密かに山選びの基準としているらしいkunikuniさん
この日は本当に誰にも会いませんでした。
早朝のまだ薄暗いうちに歩き始めました。
登山口からして異様な雰囲気がバンバン伝わってきます。
人がいないのにはワケがある。
林道終点にある作業小屋のそばを通るとセンサーで照明が点灯。番犬がもの凄い勢いで吠えまくります。少し遅れてスピーカーから大音量で謎の演歌が…その少し先にはラジカセが設置されており照明と共に大音量でラジオが…早朝の森がとんでもなく賑やかになってしまいました。
しかも演歌は一曲フルで聞かせるつもりらしい。かなり離れたところまで音が届いていました。
どうやら山菜か山野草を栽培していて盗難防止ということらしいのだが、小屋の所有者がどういったいきさつでここまでするようになってしまったのか気になります。木の陰から覗き見されているような不気味さを感じました。
登山道は植林のエリアを抜けると一気に歩きにくい悪路になります。
眺めはいいのに滑りやすい足元から一時も目を離せません。
標高が上がるにつれ雪が増えていきます。急こう配で足跡も無く、ルートファインディングに苦労しました。
雪に足を取られて思いのほか体力を消耗します。天気が良いのが救いです。
楽あれば苦あり、逆もまたしかり。
山頂からの眺めは疲れを吹き飛ばしてくれました。
富士山から駿河湾、伊豆半島まで見渡せます。
帰りは来た道を引き返します(涙)
とにかく滑る足元は登りもツライが下りはさらにバランスが取り辛く緊張の連続。
990m地点の分岐でルートミス。
無意識に歩きやすい成島方面への道を下ってしまいました。
10分程進んでから「はて、こんなに歩きやすいところあったっけ?」と地図を確認してショックを受ける。
分岐まで汗だくで上り返しました。
林道終点の小屋では帰りも謎の演歌を聞かされました。
構えていてもやっぱりビクッとしてしまいます。
番犬君もすごい剣幕。エサは貰っているのかな?
一日中ここに繋がれているのだとしたら気の毒です。
快晴の日曜日だというのに駐車スペースには我々の車1台のみでした。
久し振りに心身共に消耗した山行でした。
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