野暮用の後に 三浦三山(三浦富士〜砲台山〜武山) 軽い縦走
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 265m
- 下り
- 263m
コースタイム
11:12 三浦富士登山口
11:38 分岐 YRP野比方面からと合流
11:42 三浦富士頂上
12:04 見晴らし台 分岐オレンジルートからとの合流
12:06 砲台山分岐
12:08 砲台山頂上
12:22 武山頂上
12:38 下山開始
12:40 自然道口分岐
12:48 自然道口登山口
13:08 林交差点バス停
天候 | 快晴、気温8度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
帰り 林交差点バス停→三崎口駅→京急長沢駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的には安全な道で、小学生や幼児も登山している。 土の道半分、砲台山近くの広い未舗装道、武山からの下りでコンクリートってとこだろうか。 武山山頂にトイレ、コカコーラの自動販売機がある。 武山山頂にあるレストハウス+展望台は工事中で入れなかった。 |
写真
感想
今日は職場を休んだのである。まあ、職場はオフシーズン、あと数日の間は結構年休などで休んでしまう人が多い職場なのだ。で、税金や公共料金を払いに行ったり、お歳暮を送ったりと朝から細かく動いていた。
毎年、三崎のアジの開きを楽しみにしている人がいて、ちょうど送ったところである。さて、今日の残りをどう過ごそうか・・・。目の前に武山が・・・登ろうか・・・違う所に行くか・・・温泉か・・・。ええい、行ってしまえと勢いだけで行くことになる。幸いにして登山靴は車に積んでいるし、交通機関もわかっている。問題は、一騎塚バス停付近の駐車場に入れるか、京急長沢駅近くの駐車場に入れるかである。
それは、もちろん、京急長沢である。
(1)今いるところ(三崎)より近い。
(2)温泉も近くにある。(マホロバマインズ)
そういうわけで、11時ごろ京急長沢駅にたどり着き準備を始める。
歩き始めてからすぐ三浦富士登山口にたどり着き、取りつき始める。低山って結構最初に急登があるんだよなあ・・・。本日も尾根に取りつくまでが最初の急登。みかん畑にはもうみかんはついていなく、千葉県がくっきりと見え・・・。いいですねえ。
なお、今日はダブルストックを封印した。この山でダブルストックを使う人はいないよ・・・。と思ったのだが、登り始めてやはりダブルストックのありがたさを思い出す。いつもは手も使って登っていたけど、今日は足だけだ、歩きが頼りないなあ、急な登り道や階段などでは結構バランスを取るのにストックを使っていたんだ、と再び気づかされる。(結局、今日は上半身の疲れはまったくないが、その分足にきている。明日は筋肉痛がありそうである)
また、立ち止まって休む時に、ストックを突いて寄りかかることができないのは大変だった。
そして、今日もう一つ試してみたことは、いつもの一眼レフ(EOS 7D)ではなく、コンパクトデジカメを首からぶら下げてみたのだ。確かに首は疲れないし、一眼をぶら下げていたら岩登りなどではリュックにいちいちタオルでくるんでしまわなければならないが、コンデジだったら上着のポケットに入れてしまえばよい。Tシャツとトレーナーの中に入れてしまってもよい。あとは、コンデジの画質などの性能である、これはレポートを後で見てみようと思う。
かくして、三浦富士にたどり着く。三浦富士はすごい。
日本じゅう、いや世界じゅうに郷土富士がある。私の故郷北海道では、後方羊蹄山のことを「蝦夷富士」と言ったり、駒ヶ岳を「渡島富士」、羅臼岳を「知床富士」と言ったりする。そう、もともとちゃんと別の山名があるのだ。しかし、富士山に形が似ているので郷土富士として言われているのだが、三浦富士は山名も「富士山」なのである。
A「ああ、俺富士山登ってきたよ。」
B「えっ、すごい。何時間で登ったの?」
A「そうだなあ、40分くらいかな。」
B「??????????????」
と、煙に巻くことができそうである。
しかし、この山は富士山がきれいに見え、津久井浅間神社奥社として富士信仰の山である。富士講などが盛んになった地元の人が、富士山には登らずともここに登って富士山をたたえることでかわりにしたのだろう。そして、山が高くないので、そのまま富士山という名前になってしまったのであろう。
ちなみに、千葉県には3つも「富士山」があるらしい。
そんなことを考えながら、砲台山に向かう。
途中から道路が広くなり、軽自動車ぐらいだったら通れるようになる。実際海上保安庁の軽自動車が通っているらしい。
見晴らし台からは三浦の畑をたくさん見ることができる。また、金田湾がきれいだ。
砲台山は、首都圏に爆撃に向かう爆撃機を退治するために作られた砲台で、高角砲が2台設置されていたということである。しかし、実際に火を噴いたのかどうかは私にはわからない。米軍であれば、B29高高度からの写真撮影により、この高角砲の存在を察知することは容易であると考えられる。また、この高角砲からの砲撃があったらその銃眼目指して強硬な爆撃および艦砲射撃があったと考えられる。
ある文献を読むと、無事に米軍に接収されたということなので、意外にここからはまだ撃たず、より緊迫感が増した時(相模湾上陸作戦開始等)に撃つつもりだったのだろうか。
本当にいろいろ考えながら武山に向かう。ここからはもうあっという間である。鞍部に降りて登り返せばすぐ武山だ。しかし、観光施設は工事中で使えない、展望台もだ。したがって、トイレ裏から東京湾方面の景色を撮影して武山を去る。武山不動尊にお参りし、ジュースを1本飲み(コカコーラの自動販売機がある、350ミリリットル缶、250ミリリットルペットボトルが140円で売られていたが、それでも半分以上は品切れだった。)
下山道も、アスファルトの道を行くか(自動販売機の補給、観光施設職員などのために武山頂上まで舗装道路がついている)自然道を行くかで迷うが、結局膝にやさしい自然道を選択する。そうするとあっという間に人里に下りてきてしまう。
あとは、一騎塚バス停に向かうが、目の前を三崎口行きが通り過ぎてしまったため、三崎口方面に本数がより多い林交差点バス停までバス停2つ分を歩くこととする。
長井行きを見送り、次に来たのが三崎口行き。それに乗り、京急で京急長沢駅に降り立ち、温泉に向かうこととした。なお、新しいデジカメの電池表示が一つ下がっている。一度の充電でどのくらい持つのだろうかと思いながらも、たぶん日帰り山行であれば大丈夫ではないかと思った。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する