守屋山

2022年01月08日(土) [日帰り]

• GPS: 05:42
• 距離: 9.0km
• 登り: 639m
• 下り: 632m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:47
• 休憩: 1:46
• 合計: 5:33

距離 9.0km 登り 642m 下り 639m

9:26 杖突峠口
9:55 赤井沢新道入口
10:11 10:16 分杭平
11:05 11:27 守屋山東峰
11:41 守屋山中嶽
11:51 13:04 守屋山
13:14 守屋山中嶽
13:33 13:39 守屋山東峰
14:16 分杭平
14:33 赤井沢新道入口
14:59 杖突峠口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

諏訪湖ICから国道152号線を通って駐車場まで約20分ぐらいです。

コース状況／危険箇所等

ここのライブカメラを見て、「杖突峠」には雪が丁寧に除雪されているのを確認してから守屋山登山口駐車場へ向かいました。
https://ina-dani.net/live_cameras/show/4
センターラインがある広い道で駐車場まで行けて、9時半頃着くと殆んど空きスペースがなく、奥の新雪が積もった場所へ駐めました。ホームタウンが岐阜なのでシーズン中はスタッドレスを履いていますが、ここの駐車場では必須ですね。
そのため、始めからチェーンスパイクを付けてから登りました。雪山は前回に続いて2回目の初心者ですが、コースは皆さまが踏み固めてもらった雪道だったせいか、難しくなく、危険箇所はありませんでした。
ただ、初心者ゆえにこのコースは、チェーンスパイクで大丈夫かどうか不安だったため、登られている方の靴を観察していましたが、チェーンスパイクと爪が付いたアイゼンが半々だったと思います。だだ、そのアイゼンの爪の本数まではよく分かりませんでした。つま先に爪が付いた方はあまり見なかったような気がします。
なお、くまさんが出迎えてくれる水呑場山荘で、簡易トイレがあります。
追加
駐車場は上段でも車が駐められるようです。着いたときはポールで入れなくしてありましたが、帰りはその上段で車が駐車していました。

その他周辺情報

上りの駒ヶ岳SAで、ランチを調達しましたが、ここの売店（コンビニじゃなくて）のラップに包まれたおにぎり（1個160円）が美味しかったです。なお、展望台へは凍結のため、通れなくなっていました。
また、諏訪湖SAは全体的に値段が高く、岐阜から見ると東京価格でした。たとえば、おこわご飯が580円、五平餅が350円なんてありえんな・・・。

写真

1/8 6:55

混雑していた上りの恵那峡SAは相変わらずの-4℃。朝焼けの中央アルプスが綺麗でした。ただコンビニのおにぎりが無く、ランチの調達できず。

1/8 9:25

9時半頃着きましたが、冬装備している車ならあと3台ぐらいの空きスペース。ノーマルタイヤだと奥は新雪のためスタックしそう。ちなみに気温は-2℃。

1/8 9:28

ここが登山口です。写真のように林道の方へ行ってはいけません。ちゃんと左側の細い登山道へ行きましょう。

1/8 9:34

完全な雪山です。今回は最初からチェーンスパイクを履いて、登っていきます。雪山2回目なのに調子こいでいたでしょうか。

1/8 9:43

登山中はキーホルダーの気温計で、だいたい0〜2℃付近で推移していました。

1/8 9:50

いったん、林道へ出ます。

1/8 9:51

すこし林道を歩きます。

1/8 9:54

その林道から門がある登山道へ進みます。

1/8 9:55

その門直後は傾斜がある階段だったので、慎重に下ります。

1/8 10:05

この辺りが、一番暖かくて5℃ぐらいでした。

1/8 10:10

木道を通っているのですが、雪で全く木道とは分かりません。

1/8 10:13

水呑場山荘に着きました。くまさんが出迎えてくれます。ここに簡易トイレがあります。

1/8 10:22

諏訪神社も建てられており、今日の無事な登山をお願いしました。

1/8 10:24

門を抜けて登っていきます。

1/8 10:38

雪が深くなってきて、坂もきつくなってきましたが、チェーンスパイクで登っていきます。

1/8 11:06

もうすぐ、東峰山頂へ着きます。

1/8 11:17

360度の絶景が出迎えてくれます。「甲斐駒ヶ岳〜北岳〜仙丈ヶ岳」仙丈ヶ岳の左に北岳が見えるなんて・・・

1/8 11:20

東峰山頂です。風もなく穏やかでした。ちなみにここはベンチがなく狭いので、ランチは西峰山頂が良いかと。

1/8 11:21

カミさんは半袖状態で、西峰山頂ではご年配の方から「寒くないのか」とたしなめられていましたが・・・・。まあ、0℃ですからね。

1/8 11:22

「蓼科山」〜「八ヶ岳」です。すっと降りていく稜線が美しいです。

1/8 11:23

「甲斐駒ヶ岳〜北岳〜仙丈ヶ岳」をズームしてみました。真ん中に北岳か・・・

1/8 11:23

「空木岳」〜「木曽駒ヶ岳」です。木曽駒の尖っているところは、宝剣岳でしょうか。

1/8 11:40

西峰山頂に向かう途中に、触ると「元気になる木」があります。パワーを頂きました。

1/8 11:52

もうすぐ、西峰山頂です。この写真の右側に避難小屋があり、風が強いときなども安心ですね。

1/8 12:33

「奥穂高岳」〜「槍ヶ岳」がどーんと見えます。槍が見えると何故か感動しますね。

1/8 12:34

「蓮華岳」？〜真ん中が「鹿島槍ヶ岳」「五龍岳」「唐松岳」「白馬岳」が見えます。

1/8 12:34

「乗鞍岳」が見えます。ちなみPeakFinderは大日岳と表示しますけど。

1/8 12:37

「空木岳」〜「木曽駒ヶ岳」〜「経ヶ岳」〜「御嶽山」がずらりと見えます。

1/8 12:39

守屋山西峰山頂です。ここでランチを摂るため、ダウンジャケットを羽織ります。暑がりのカミさんも羽織っています。

1/8 12:41

「甲斐駒ヶ岳」「北岳」「仙丈ヶ岳」「塩見岳」「悪沢岳」「赤石岳」「聖岳」「光岳」が見えています。

1/8 12:41

南アルプスをズーム。「甲斐駒ヶ岳」「北岳」「仙丈ヶ岳」「塩見岳」「悪沢岳」「赤石岳」

1/8 12:46

今までの登山で初めて「浅間山」を見ました。

1/8 12:48

「塩見岳」「悪沢岳」「赤石岳」「聖岳」「光岳」が見えています。

1/8 12:48

下にガスが掛かって「中央アルプス」が神秘的に見えますね。

1/8 12:49

その「中央アルプス」から少し引いて、「経ヶ岳」と「御嶽山」も入れてみます。

1/8 12:51

凛々しい「槍ヶ岳」をズームで撮ってみました。

1/8 12:52

「北アルプス」が見えます。

1/8 12:53

すこしズームしてみます。「常念岳」〜「燕岳」〜「立山」〜？〜「蓮華岳」〜「鹿島槍ヶ岳」

1/8 12:53

さらにズームで、真ん中のギザギザ山は「剣岳」なんでしょうか？PeakFinderは「針ノ木岳」と言っていますが、山頂の案内では「剣岳」と書いていました。

1/8 12:58

「経ヶ岳」と「御嶽山」のズームです。

1/8 12:59

「奥穂高岳」〜「槍ヶ岳」〜「常念岳」〜「燕岳」〜「立山」

1/8 13:28

ダウンジャケットを脱いで、西峰山頂から下山します。途中「守屋神社」が建てられています。

1/8 13:32

「鹿島槍ヶ岳」「五龍岳」〜「白馬岳」〜真ん中の平の部分が「美ヶ原」で、下に諏訪湖が見えます。

1/8 13:33

「常念岳」「大天井岳」のズームです。

1/8 13:34

「鹿島槍ヶ岳」「五龍岳」のズームです。

1/8 13:37

たおやかな「蓼科山」です。

1/8 13:38

守屋山から下山します。雪山の魅力に取り憑かれてしまいましたが、下山はチェーンスパイクでも時々滑りました。

1/8 16:47

下りの小黒川ICから飯田ICの間で、車中から撮った写真です。夕日に焼けた「鋸岳」「甲斐駒ヶ岳」「仙丈ヶ岳」「白峰三山」です。

1/8 16:48

「木曽駒ヶ岳」がどーんとそびえていました。尖っているのは「宝剣岳」でしょうか。

1/8 16:50

駒ヶ岳SAを通り過ぎるのときに見える「仙丈ヶ岳」です。

1/8 16:55

「塩見岳」〜「悪沢岳」

撮影機器：

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

メッシュの下着 メリノウールの長袖シャツ フリースの上着 防水透湿のアウター 中厚手のズボン タイツ 極寒用靴下 靴 チェーンスパイク ゲイター 昼ご飯 飲料 日焼け止め 携帯 時計 タオル ストック カメラ 耳あて付き帽子 手袋 山頂でダウンジャケット サングラス

感想

京極堂

「守屋山」は噂に違わず素晴らしかったです。日本アルプスすべての北アルプス、中央アルプス、南アルプスが見えるのにも関わらず、八ヶ岳も見えて、ほんと名だたる名峰が一同に見えるなんて、初心者の山登りものとっては、くらくらものでした。

ただ、雪山2回目の登山で、チェーンスパイクのみで登ったのは、リスクとしてどうだったのかまだ分かりません。「守屋山」のコースそのものが整備されて、初心者向けだった、皆さんの踏みつけてもらった雪の登山道が歩きやすかった、そのためか今回は雪でアイゼンが団子になることがなかった、天候が良かった・・・といろいろと好条件が重なって、登れたのかもしれませんね。事実、下山は所々でグリップが効かず、滑りました。ただ、夏山でも枯れ葉で滑ることも考えると同程度ぐらいの頻度でしたが・・・。

あまり調子に乗らず、自分自身のスキルも考えて、雪山を楽しみたいです。しかし、この季節の眺望の美しさ、空気の透明感を体験すると、雪山の魅力に取り憑かれてしまいますね。