【奥越】鷲鞍岳(1010m)
![情報量の目安: B](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
- GPS
- 07:02
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 650m
- 下り
- 633m
コースタイム
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:02
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
✻✻✻ 九頭竜スキー場〜鷲鞍岳 ✻✻✻
人っ子ひとりいないスキー場。息が凍る。無心になって小動物の足跡を追う。けもの目線でルートを選ぶわくわく感。雪が深くて息がはずむ。
高度を上げる。九頭竜川の河畔が雪に沈んでいく。雲間にそびえ立つのは、場を取りしきる荒島岳。
ブナの木が大柄で豪快。ブナやイタヤカエデの実が散り敷いている。自然の造形を並べた雪上のギャラリー。
ウサギやヤマドリの足跡。運動会を開いたり、井戸端会議したり、ケンカしたり・・・動物の世界も忙しいんだな。
登っている途中で、スキー場が開業時間を迎えた。オープニングを知らせる音楽が流れ始める。それがいきなり『蛍の光』だった。やっちまったな!
ややあって音楽がブチッと止まる。代わって軽快なJポップが流れ出した。やれやれ。
樹間を透かして、鷲鞍山が見えてきた。地図にない林道が現われる。それを合図に稜線に乗る。
雪を抱いた木々を抜けて歩く。眼下にはスキー場の駐車場。南側には、九頭竜川の左岸支流の湖面が見えてくる。
鷲鞍岳が迫る。南面は皆伐された跡に、幼木が育っている。いよいよブナの回廊だ。その美しさに息をのむ。
✻✻✻ 鷲鞍岳〜九頭竜スキー場 ✻✻✻
山頂にはノリウツギの花。冬枯れてなお美しい。シロモジの冬芽がとんがり帽子で、かわいらしい。
マイクロ反射板に向かう。鷲鞍山は九頭竜川を見はらす福井・石川・岐阜の三県境に隣接するエリア。屏風・左門・平家・滝波・油坂峠・毘沙門・野伏・薙刀・願教寺・経ヶ岳・大長山・・・名峰をぐるり見晴らすヘソに当たる。
この日は雪雲にはばまれ、展望は限られた。それでも、渓谷や山並みに湧き立つ雲が自在に形を変え、いつまでも見飽きない光景だった。
袖を引かれながら高度を落としていく。早朝とは、うって変わったスキー場の喧騒。それも充実した山行のBGMに聞こえる。しかし、ホタルの光だけはやめてくれ(笑)。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
さすがtamさん、既に歩いてみえましたか!
残雪期の雪
私だったら、半ベソでは済まなくて、大泣きだったかもです(笑)
福井にも登りがいのあるいい山が一杯あります
新緑とお花の季節、たっぷり楽しみたいものですね!
コメントありがとうございます
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する