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Yamareco

記録ID: 3901601
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積雪期ピークハント/縦走
北陸

【奥越】鷲鞍岳(1010m)

2022年01月09日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:02
距離
6.9km
登り
650m
下り
633m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:02
休憩
0:00
合計
7:02
7:11
422
スタート地点
14:13
ゴール地点
明けましておめでとうございます
過去天気図(気象庁) 2022年01月の天気図
アクセス
早朝の九頭竜スキー場駐車場
早朝の九頭竜スキー場駐車場
しだいに朝焼ける
しだいに朝焼ける
人っ子ひとりいないスキー場
右の建物奥から
人っ子ひとりいないスキー場
右の建物奥から
橋をわたって
尾根につく
橋をわたって
尾根につく
振り返ると
荒島岳が見えてた
振り返ると
荒島岳が見えてた
こちら油坂峠側
雪深い尾根のラッセルに
息があがる
雪深い尾根のラッセルに
息があがる
大柄なブナに励まされる
大柄なブナに励まされる
実殻が散ってる
ヤマドリの足跡
ウサギの足跡
傾斜が強い斜面だと
斜面に応じて
自在に足運びを変えている
傾斜が強い斜面だと
斜面に応じて
自在に足運びを変えている
和泉と越美国境線
和泉と越美国境線
主稜線が見えてくる
主稜線が見えてくる
アカイタヤか
オニイタヤか・・・
イタヤカエデの実は
きれいだね
アカイタヤか
オニイタヤか・・・
イタヤカエデの実は
きれいだね
鷲鞍岳が見えた
墨絵の世界
枯淡・・・
墨絵の世界
枯淡・・・
年を経るごとに
賢者の風格
年を経るごとに
賢者の風格
地図にない林道が
地図にない林道が
雪に閉じ込められさえ
威厳を感じる
雪に閉じ込められさえ
威厳を感じる
ブナの点在する雪の廊下
ブナの点在する雪の廊下
アップダウンを重ねながら
アップダウンを重ねながら
鷲鞍岳を引き寄せる
鷲鞍岳を引き寄せる
南側のダム湖が雪化粧
南側のダム湖が雪化粧
まもなく山頂
鷲鞍岳の山頂に立った
鷲鞍岳の山頂に立った
冬枯れてなお美しい
ノリウツギ
冬枯れてなお美しい
ノリウツギ
とんがり帽子の
かわいい子
何だろ
とんがり帽子の
かわいい子
何だろ
シロモジだったよ
シロモジだったよ
マイクロ反射板へ
マイクロ反射板へ
幽玄の美というやつ
1
幽玄の美というやつ
美濃街道だ
中腹にかかるガスが
変幻自在に形を変えていく
いつまでも眺めていたい
中腹にかかるガスが
変幻自在に形を変えていく
いつまでも眺めていたい
下山にかかると
ここにも素敵なブナ
下山にかかると
ここにも素敵なブナ
枯れ木の主(あるじ)は
ヒラフスベか
アイカワタケか
1
枯れ木の主(あるじ)は
ヒラフスベか
アイカワタケか
里の住人登場・・・
おサルさんだ
里の住人登場・・・
おサルさんだ
ただいま!
BGMはくれぐれも
「ホタルの光」だけは
やめてね
ただいま!
BGMはくれぐれも
「ホタルの光」だけは
やめてね

感想

✻✻✻ 九頭竜スキー場〜鷲鞍岳 ✻✻✻

人っ子ひとりいないスキー場。息が凍る。無心になって小動物の足跡を追う。けもの目線でルートを選ぶわくわく感。雪が深くて息がはずむ。

高度を上げる。九頭竜川の河畔が雪に沈んでいく。雲間にそびえ立つのは、場を取りしきる荒島岳。

ブナの木が大柄で豪快。ブナやイタヤカエデの実が散り敷いている。自然の造形を並べた雪上のギャラリー。

ウサギやヤマドリの足跡。運動会を開いたり、井戸端会議したり、ケンカしたり・・・動物の世界も忙しいんだな。

登っている途中で、スキー場が開業時間を迎えた。オープニングを知らせる音楽が流れ始める。それがいきなり『蛍の光』だった。やっちまったな!

ややあって音楽がブチッと止まる。代わって軽快なJポップが流れ出した。やれやれ。

樹間を透かして、鷲鞍山が見えてきた。地図にない林道が現われる。それを合図に稜線に乗る。

雪を抱いた木々を抜けて歩く。眼下にはスキー場の駐車場。南側には、九頭竜川の左岸支流の湖面が見えてくる。

鷲鞍岳が迫る。南面は皆伐された跡に、幼木が育っている。いよいよブナの回廊だ。その美しさに息をのむ。


✻✻✻ 鷲鞍岳〜九頭竜スキー場 ✻✻✻

山頂にはノリウツギの花。冬枯れてなお美しい。シロモジの冬芽がとんがり帽子で、かわいらしい。

マイクロ反射板に向かう。鷲鞍山は九頭竜川を見はらす福井・石川・岐阜の三県境に隣接するエリア。屏風・左門・平家・滝波・油坂峠・毘沙門・野伏・薙刀・願教寺・経ヶ岳・大長山・・・名峰をぐるり見晴らすヘソに当たる。

この日は雪雲にはばまれ、展望は限られた。それでも、渓谷や山並みに湧き立つ雲が自在に形を変え、いつまでも見飽きない光景だった。

袖を引かれながら高度を落としていく。早朝とは、うって変わったスキー場の喧騒。それも充実した山行のBGMに聞こえる。しかし、ホタルの光だけはやめてくれ(笑)。

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コメント

fura_riさんこんにちは😊鷲鞍岳私も歩いた事あります。3月の残雪期で雪が緩んでてめっちゃ大変でした😅腰までズボッて半ベソかきながら下山したのを鮮明に覚えてます💦福井のお山の厳しさを知った最初のお山でした😅😅
2022/5/21 16:08
tam123さん
さすがtamさん、既に歩いてみえましたか!
残雪期の雪snowはなかなか様子も読めなくて、苦労させられますね
私だったら、半ベソでは済まなくて、大泣きだったかもです(笑)
福井にも登りがいのあるいい山が一杯あります
新緑とお花の季節、たっぷり楽しみたいものですね!
コメントありがとうございますshine
2022/5/22 20:21
プロフィール画像
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