衣張山

2014年01月04日(土) [日帰り]

• GPS: 02:35
• 距離: 7.4km
• 登り: 144m
• 下り: 135m

コースタイム

JR横須賀線鎌倉駅（06時20分着06時25分発）　＝　鶴岡八幡宮（06時35分着06時45分発）　＝　犬懸橋（07時05分通過）　−　衣張山（07時25分着07時35分発）　−　子ども自然ふれあいの森（07時50分通過）　−　名越切通（08時20分通過）　＝　JR横須賀線逗子駅（09時00分着）

天候

晴（うす曇り）

アクセス

利用交通機関：

電車

JR東日本横須賀線鎌倉駅

コース状況／危険箇所等

特に、危険箇所はない。

写真

1/4 13:38

鶴岡八幡宮

1/4 13:38

衣張山山頂からの富士山

1/4 13:38

稜線上の小道

1/4 13:39

見晴台からの富士山

1/4 13:39

名越切通

撮影機器：

P07B DoCoMo

感想

pocopan

今年2014年も、毎月1回の登山を目標に掲げた。早速1月分の目標をこなすべく、そして鶴岡八幡宮への初詣を兼ねて鎌倉へ出かけた。登る山は、鎌倉の東側に位置する衣張山だ。実は、昨年の1月に登ろうと計画していたが、なかなか重い腰が上がらず、実現しなかった。初詣自体は、横浜での仕事のついでにお参りしたが、4月も下旬というありさまだ。私が所属する山の会でも衣張山を計画していたようだが、私にはコースが長すぎる。鎌倉の西側の山から登り始め、北側の鎌倉アルプスを縦走して、ようやく東側の衣張山に登るというロングコースだ。鎌倉の三方の山を一度に巡るという計画には、さすがに遠慮した。

1月4日の始発電車に乗り込み、千葉から鎌倉を目指した。4日にもなれば、さすがに人は少ない。それに辺りは、まだ暗く、寒い。静かな中にも緊張感のある空気の中で、八幡様を拝む。日はまだ昇らない。

子供の頃は、住まいを大船・鵠沼・藤沢・戸塚と転々としていた関係で、毎年鎌倉へ初詣をするのが家族の恒例だった。お参りしないと、受験に失敗するという嫌なジンクスがある。逆にきちんとお参りすれば、二次募集でも合格する。というわけで、それ以来、住まいが千葉に移っても、毎年欠かさず鎌倉の鶴岡八幡宮へお参りすることにしている。特に今年は娘の大学受験だ。早めにお参りを済ませておきたかった。

鶴岡八幡宮をあとにして、衣張山への登山口へ向かうために、国道204号線を歩き始める。交番が過ぎて、すぐの右折で橋を渡る。道沿いに南下すると、住宅もまばらになり、細い登り道となる。途中、すれ違った散歩中の女性から、「富士山が綺麗に見えますよ」との声をかけられる。その言葉に、早足となり、息を切らせてしまう。その5分後、疎林の小道からいきなり開けた場所に出る。標識はないが、山頂のようだ。早速、富士山を探す。「あっ！」と思う。霞んでいるが、大きな富士山だ。大きすぎて、最初は気づかないくらいだ。左手の方には、相模湾が広がっている。鎌倉から見る富士山の中では、ここが最高のように思える。

山頂をあとにして、しっかりとした根で覆われた小道を下っていく。暖かい日差しが目に眩しい。住宅街が間近に迫っている公園に出る。ここからの富士山も眺めが良い。富士山がよく見える関東百景に選ばれているようだ。今日は生憎と霞んでおり、とても残念だ。このまま、名越切通まで歩く。鎌倉時代の鎌倉がいかに要害だったかが分かる切通である。切通を過ぎると、いきなり住宅街に出る。似たような住宅の中で、多少道に迷いながらも、ようやくバス道を見つけ、逗子駅と向かう。逗子駅でかき揚げそばを食べ、電車に乗り込み、千葉へと帰宅した。

初詣のついでに、鎌倉の低山に登るのは、実に名案だ。富士山が見えるのは、何とも縁起が良い。これで、来年1月の登山も安泰である。