【埼玉県】奥武蔵低山ハイク (吾野駅→顔振峠→越上山→ユガテ→東吾野駅)

2014年01月25日(土) [日帰り]

• GPS: 05:03
• 距離: 12.7km
• 登り: 615m
• 下り: 664m

コースタイム

■吾野駅→越上山（約1時間50分）
9:00吾野駅 - 10:09顔振峠 - 10:32諏訪神社 - 10:51越上山

■越上山→東吾野駅（約2時間30分）
11:33越上山 - 12:27十二曲り - 12:46エビガ坂 - 13:08ユガテ - 14:02東吾野駅

天候

曇りときどき晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

行き：西武鉄道：吾野駅
帰り：西武鉄道：東吾野駅

コース状況／危険箇所等

・トイレは、吾野駅、東吾野駅、諏訪神社、ユガテ、福徳寺にあります。
・案内標識も多く、コースで迷うところはありません。ただユガテから先は標識が少なくなり、下りのはずなのに一見登り返すようなところで一回引き返してしまいました。
・危険なところはありませんが、越上山への往復のみ急な岩場があります。
・積雪、霜柱によるぬかるみはなく、帰宅したとき靴の汚れはほとんどありませんでした。
・今回歩いたコースは、西武鉄道のハイキングマップ(顔振峠編)の通りです。
↓
http://www.hikingmap.jp/hikingmap/

写真

1/26 9:01

スタート地点の吾野駅からはいきなり急階段を下ります。

1/26 9:13

しばらくは舗装道路を歩きます。

1/26 9:30

沢のような山道に入ったり、

1/26 9:36

車道を横切ったりして、

1/26 9:42

ようやくここから登山道らしい道に入ります。入ってすぐ左手の急登がコースです。

1/26 9:50

とはいえ、それほどきついところはないです。

1/26 9:51

途中、小さな七福神が鎮座している木があったり、

1/25 19:11

ねじくれた木がぶらさがっている道を歩くうち、

1/26 10:01

いったん車道に出てから、横切ります。

1/26 10:01

車道から振り向くと武甲山が見えます。このコースは低山で、眺望の良いところが少ないので貴重なビューポイントです。

1/26 10:05

この日は1月にしては気温が高めでしたが、午前中は奥多摩の山々がきれいに見えました。富士山もうっすら見えました。

1/26 10:06

山道の途中で、立派な摩利支天の横を通りすぎます。

1/26 10:09

摩利支天からすぐに顔振峠の茶屋が見えてきました。

1/26 10:13

顔振峠(かあぶりとうげ)にたたずむ三軒のお茶屋。営業していたのは手前の茶屋だけのようでした。

1/26 10:11

顔振峠の名前の由来。義経伝説から来ているんですね。

1/26 10:11

茶屋の駐車場からの景色。ここもビューポイントです。この時間帯は晴れ間がのぞいていました。

1/26 10:24

顔振峠から舗装道路をしばらく歩いてから、左手の山道に入ります。

1/26 10:25

平坦な歩きやすい道が続きます。

1/26 10:28

諏訪神社に向かう山道の途中に突然「三丁目」の石碑が立っています。「なんでこんな所に?」と思ったら、しばらくして「一丁目」の石碑も見つけました。何の標識なんだ?

1/26 10:34

ほどなく諏訪神社に到着。

1/26 10:35

諏訪神社の奥にトイレがあります。さらにその奥に広場があり、

1/26 10:36

親切に目立つ案内が書かれています。

1/26 10:36

広場の奥の左手にある、わかりにくい道がユガテ・越上山方面の道です。確かにわかりにくい。

1/26 10:38

残念。気温が高くなりガスってて見えませんでした。

1/26 10:39

気持ちのいい道が続きます。

1/26 10:42

途中で越上山への分岐。ちょっと寄ってみようと軽い気持ちで登ったら、

1/26 10:47

結構きつい岩場の急登でした。今回のコースでいちばんハードだったかもしれません。

1/26 10:51

越上山(おがみやま：566m)に到着。眺望はありませんし、それほど広くもありません。「拝み山」が由来だという山岳信仰の山です。

1/25 11:12

誰もいないので、ちょっと早いですが越上山で昼食にします。カップラーメンにレトルト味玉トッピング。

コーヒーを飲みながら山旅ロガー＆地図ロイドの画面を確認。結構正確にトレースできています。ドコモの3G(FOMA)アンテナは全部立っていました。

1/26 11:46

越上山から下りて元の道に戻り、十二曲りに向かいます。

1/26 11:55

車道が見えてきました。

1/26 11:57

車道を渡って山道に入ると、やや急になり、

1/26 12:04

さらに下ります。

1/26 12:09

何度かアップダウンを繰り返し、

1/26 12:19

鉄塔の下をくぐり、

1/26 12:27

また車道に出て、

1/26 12:30

しばらくして左手の山道に再び戻ります。せわしない。

1/26 12:31

車道を見ながらきつい坂を登るのはなんか悔しいです。

1/26 12:46

この分岐がエビガ坂。どういう意味なんだろう?

1/26 13:00

またもや車道を横切ります。

1/26 13:01

平坦な道を進むと、

1/26 13:04

ようやくユガテに到着。ここをまっすぐ通っても東吾野駅まで行けますが、標識の通り左手に下りることをおすすめします。

1/26 13:04

ユガテの民家の庭先には「素心蝋梅(ソシンロウバイ)」と書かれたかわいい黄色い花と、

1/26 13:06

たわわに実った果実があり、急に色彩豊かな風景になります。

1/26 13:08

近くに柑橘類の無人販売所があったのでハッサク(ハッサク系オレンジと書いてあった)を一袋買いました(100円)。他にもけっこう買っていくハイカーの方がいました。

1/26 13:13

山の途中にぽっかりとあいた、のどかなユガテの里山風景。

1/26 13:13

ユガテも珍しい地名ですが、色々な由来があるようです。

1/26 13:41

ユガテから山道をたんたんと下りて20分ほどで舗装道路に出ます。ここから東吾野駅まで約20分です。

1/26 13:51

東吾野駅に行く途中にあったハイキングコースの看板。諏訪神社に行く途中で見かけた謎の「三丁目」などの石碑もあります。え、十五丁目まである?

1/26 14:01

東吾野駅が見えてきました。Suica/PASMO使えます。

1/26 14:04

東吾野駅にあった案内。宝登山の臘梅はまだ咲き始めのようです。

撮影機器：

LUMIX DMC-FT20 パナソニック

ARROWS NX F-01F FCNT

感想

hoz

　週末は少し暖かくなるということなので、積雪の心配もなさそうな奥武蔵の低山ハイクにのんびり行ってきました。
　顔振峠(かあぶりとうげ)やエビガ坂、ユガテ、越上山(おがみやま)、十二曲りなど、西武鉄道のハイキングマップに載っていた珍しい地名が印象に残っていたので、マップのコースをそのまま歩いてきました。

　吾野駅から顔振峠までは1時間ちょっとで着いてしまいます。ここから先は舗装道路を歩いたり、横切ったり、並行して小ピークを登ったりと、山歩きにしては中途半端な道が続きます。顔振峠から先は下りばっかりと思っていたら、けっこうなアップダウンがありました。
　ほとんど眺望のないコースですが、ときどき現れるビューポイントからの眺めはすばらしかったです。惜しむらくは気温が上がったせいであまり遠くまでくっきり見えなかったことです。

　越上山への往復が今回もっともハードでした。思ったよりも急な岩場で、本当にこの先に山頂があるのか不安になりました。眺望もないので、あまり登る必要はないかもしれません。

　今回印象に残ったのは、やはりユガテの里山風景とそこで出会った素心蝋梅(ソシンロウバイ)の黄色い花、オレンジ色の果実です。ずっと土色と緑色の中を歩いたあとに出会った色彩は鮮やかでした。コースを逆から登って、途中で果実を買って行くのもいいかもしれません。帰宅後に食べたハッサク系オレンジは、ちょっと酸味がありました。