百里ケ岳 ◎南谷右岸尾根から東尾根を周回


- GPS
- 07:23
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 853m
- 下り
- 852m
コースタイム
天候 | 曇り後雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な所は無い。無雪期の倒木はかなり埋まっているので難なく通過出来る |
写真
装備
個人装備 |
雨具
昼ご飯
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ツェルト
カメラ
ワカン
スノ-シュ-
ストック
|
---|---|
共同装備 |
無し
|
感想
本日の天気予報は平地では午前中雨の予想ですが、リーダ-のIさんは山は雨では無く雪と判断されて決行です。車で登山口の木地山に向かう途中朽木付近は本格的な雨模様でしたが木地山に近づくと雪模様となり一応安心します。
木地山集落の上手の除雪された道端に4台駐車できる場所が有りそこに駐車させてもらいます。少し戻り除雪されて雪壁状になった道脇で、ワカン、スノ-シュ-を履いて準備中に青空も見える程に天候が回復して来たので、これから更に回復することを期待して雪壁を乗り越えて出発。付近の家の屋根には1m以上の雪が積もっています。
何時もの通り尾根末端の取付きは急登ですが、予想に反して雪は締まっており5〜10cm沈むだけです。昨日までの天気予報では雪でしたので新雪のラッセルが厳しくて、百里新道、若しくは高島トレイル合流点まで届けば十分かな、と予想していましたが、天気は悪化して横殴りの雪模様になって来ますが順調に登り続けCo740mの地蔵谷峰への分岐まで登り着いた時点で未だ午前10時半ですので、何とか午後1時〜1時半には山頂に到着できる見通しが出て来ます。
新雪が20cm程沈みますが先頭を交代しながら登り続け、百里新道合流点のP805に到着するころから地吹雪状態となり、期待していたトレースは有りませんが幸い乾燥した新雪ですので、ラッセルも順調にこなしながら、大きく東側に張り出した雪庇に注意して登り続け、山頂直下のブナ林の急登を登り切ると百里ケ岳に到着。
時間はほぼ予想通りで、今日の登山者は我々だけです。山頂の山名標類は全て雪の下で可成りの積雪の様ですが、相変わらずの地吹雪の中で集合写真を撮った後昼食を摂る為に下山予定の東尾根を少し下った窪地で風を避けて昼食。
風は避けられたのは良いのですが、雪が激しく降っているので直ぐに雪まみれです。相変わらずの激しい雪の中下山開始。P723付近の大樹が点在するブナ林は降雪で墨絵の世界です。最後は杉林の中を下り、木地山峠への林道に着地。この頃になると天気は急速に好転し、木地山の除雪終了点に帰り着く頃にはすっかり晴れて来ます。
これが数時間早ければ言うこと無しなのですが、何れにしても予定通りのル-トを周回出来て満足です。皆さんお疲れ様でした。
14名参加ということで、準備が遅くなった私は後方で、ラッセルも回ってこなくて終始楽をしてしまいました^^;
南谷右岸尾根の登りで暑かったので薄着のままで百里新道に出てしまい、吹雪の中で着込むことも出来なくなり、岩場での渋滞中に低体温症になりそうで焦りました。
でも冷たい強風のおかげで樹氷が綺麗でした!
下山の東尾根は広い尾根でルーファイが難しいなと思いましたが、立派なブナが点在する雰囲気良い道で、また違う季節にも行ってみたいです。
楽しいスノーハイクありがとうございました♪
コメント
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同じ日に同じように考えて山に登られる方達がいらっしゃるもんですね。風の方向を考えると百里ヶ岳を越えてきた風が武奈ヶ岳に吹き付けていたのではないかと思います。
着雪と霧氷によって白銀に彩られた山々の斜面はとても美しかったのではないでしょうか。私は強風で指がかじかんで写真を撮るのもなかなか大変という状況でしたが💦
1/29日に百里ヶ岳を訪れておりますが、百里ヶ岳の手前でクレヴァスの中に落ち込みましたが、皆様はご無事でしたよね。百里ヶ岳の山頂手前の岩場の様子を拝見する限り、その時よりもさらに雪が増えたのではないかと思います。
皆さんが辿られたp723を経由する東尾根は雪が少ないとユズリハや馬酔木の藪が目立つところですが、おそらくは今年は雪が覆い尽くしていたのはないでしょうか?
強風と霧氷の充足した山行、お疲れ様でした。
今年も皆様にはお目にかかれる機会がありますことを願っております。
こんにちは(^^)
コメントありがとうございます。
あの暴風雪の中yamanekoさんも比良におられたのですね!
レコ拝見しました♪
指がかじかんでとおっしゃってますが、素晴らしい写真が沢山で驚きです…
(私は今回寒過ぎて思うように写真が撮れなかったので、shikakuraさんのレコに乗っからせていただきましたm(._.)m)
百里ヶ岳はすごい積雪量です。
どこも歩きやすく楽しめますね。
山頂手前のクレバスは大丈夫でしたが、百里新道では所々でメンバーさんが深い穴にはまっておられました。
yamanekoさんのレコを拝見して、私も釣瓶岳に行きたくなりました♪
昨シーズンは何回も行ったのですが、今年はまだ行ってないので、ぜひこの大雪の間に立派な雪庇を見に行きたいです。
またyamanekoさんにバッタリお会いできるのを楽しみにしていますね(o^^o)
1月29日のレコ拝見しましたが、かなり大きなクレバスですね。我々はこの様なヒドンクレバスに遭遇しなかったことは幸運でした。yamanekoさんのレコは毎回拝見していますが、素晴らしいスピ−ドで山稜を駆け抜けられているレコはいつもながら羨望の想いです。
所で、3月になったら石田川ダム〜三重嶽南尾根〜湖北北武奈ヶ岳〜赤岩山〜石田川ダムで周回したいと考えていますが、石田川ダムから南尾根までのダム管理用道路の雪の状況(方斜面の状況等)ご存じあればご教示頂けないでしょうか。
何処かの山で又、お目に掛れればいいですね。
それからshikakuraさんには過分なご評価、恐縮です。
ところでshikakuraさんと光砥山と大御影山の山頂で二週続けてお遭いしたのは既に二年前のことなのですが、あの時にご一緒におられたメンバーにmeguchaさんがおられたのかとても気になっておりました。shikakuraさん 覚えておられたら教えて下さい。
三重獄の南尾根はp686を通過する尾根ですよね。私は冬の時期にこの道路に入ったことがないので情報は持ち合わせておりません。実は昨年の2月、shikakuraさんがお考えになっているルートを試みたのですが、その時は前半は雲の中だったのですが、三重獄にたどり着く前に雲が綺麗に晴れてきたので、三重獄を往復したのでした。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2935659.html
今年のように雪が多い状況であれば片斜面が形成されるのは間違いないでしょうし、林道の法面が崖になっている箇所、それから林道の下が崖になっている箇所が何箇所もあるので、釈迦に説法ではありますが、それはあまり良い選択ではないように思われます。
それから石田川ダムから赤岩山に登るルートですが、上記レコで私が登ったルートは尾根の取付きを越えてしまうと歩きやすい尾根が続くのですが、取付きが極めて急峻で難しいのではないかと思います。ザイルを使われるのならいいかもしれません。p588を通る夏道は倒木が酷くて通行禁止になっているそうですが、積雪が多ければ尾根筋を登れるのかもしれません。p478を通るルートは植林区間が長いですが無難ですし、尾根の取付きまでの管理道路は危険な箇所はないと思います。
2年前に大御影山でお目に掛った時は、meguchaさんは榾火山の会に入っておられなかったので居ませんでした。
三重嶽のルート取りに関しては、ご指摘通り南尾根に取り付くまでの管理道路の状況はyamanekoさんのおっしゃるような状況が十分考えられますので、時期を遅らす等再検討します。有難うございました。
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