記録ID: 4041141
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積雪期ピークハント/縦走
白山
とても危険な野伏ヶ岳 三百名山46/101座目
2022年02月28日(月) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:23
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 995m
- 下り
- 1,002m
コースタイム
天候 | 晴れ 山頂付近はガス 視界20m程度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ダイレクト尾根から稜線へ乗り越す箇所に真新しい表層雪崩の破断面 尾根へも雪崩れは走ったが雪崩末端は尾根を中心にハの字型に別れ尾根上にはデブリは無い、雪崩発生のリスクに気が付きにくい尾根です 「雪の安全管理」が出来きる方と相談されてから野伏ヶ岳へ登るコトを強くお勧めします |
写真
稜線に乗越した
写真じゃなんのコトか判りませんが、腰までの高さがある表層雪崩の破断面を全身を使って乗り越え稜線に出ました
この破断面を乗り越えるのに3分かかりました
雪崩きった後なので取りあえず問題はありませんが、もし雪崩に遭遇したらと思うとトテモ心細くなりました
写真じゃなんのコトか判りませんが、腰までの高さがある表層雪崩の破断面を全身を使って乗り越え稜線に出ました
この破断面を乗り越えるのに3分かかりました
雪崩きった後なので取りあえず問題はありませんが、もし雪崩に遭遇したらと思うとトテモ心細くなりました
一瞬ガスが晴れました
破断面稜線から尾根を振り返ります
下方からお二人が登ってきてます
雪崩末端は尾根からハの字型に別れてデブリは尾根上にありませんでした
ホワイトアウト状態でスノーシューも踏み抜く新雪の急登…
単身だったのでとても心細かった〜
破断面稜線から尾根を振り返ります
下方からお二人が登ってきてます
雪崩末端は尾根からハの字型に別れてデブリは尾根上にありませんでした
ホワイトアウト状態でスノーシューも踏み抜く新雪の急登…
単身だったのでとても心細かった〜
野伏ヶ岳山頂到着
稜線歩きは完全なホワイトアウトナビゲーションでした
360度何にも見えません
左側は雪庇、右側は何が何だかわからない…
ときおりクラストした踏む抜く雪面をスタンツを確認しながら一歩一歩慎重に登って到着
稜線歩きは完全なホワイトアウトナビゲーションでした
360度何にも見えません
左側は雪庇、右側は何が何だかわからない…
ときおりクラストした踏む抜く雪面をスタンツを確認しながら一歩一歩慎重に登って到着
感想
雪崩のある山へは単独では入山しない
と決めて登山計画をたてているのですが…
週末多くの方々が野伏ヶ岳へ入山しレポートをネットにUPしており私もそのレポを見て入山しました
地形図を見ると山麓から尾根の直登コースで、道中雪崩は発生しないだろうと想定
天気予報は良かったのですが、僕が登った時だけ山頂付近は濃霧でホワイトアウトナビゲーション
山麓にはトレースが有ったのですが、尾根に取り付くとトレースはなくスノーシューを履いていても踏み抜く体力的に厳しい登山でした
ラッセルの厳しい所では他のパーティーの方とラッセルを交代しながら進みました
ダイレクト尾根から稜線へ乗り越す際には真新しい表層雪崩の破断面がありました
私は雪崩た後だったので雪崩に遭遇するリスクは結果的には無かったというコトになりますが…
ここ数日多くの方々が登っていたようですが、首の皮一枚で登れたという状態だったと推定されます
私もこのような状態の山域に単身入山したコトに強く自省しています
今年は積雪が多く、雪崩の可能性が例年よりも著しく高いかと思われます
今は寒暖差も激しく積雪直後は弱層が発生しやすい状況です
人のレポを鵜呑みにせず、「雪の安全管理」が出来きる方と相談されてから野伏ヶ岳へ登るコトをお勧めします
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