金剛山【転倒骨折】
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,053m
- 下り
- 637m
コースタイム
天候 | 晴〜くもり |
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過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
標高600m〜積雪 |
写真
装備
個人装備 |
チェーンスパイク
ダウンジャケット
行動食
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感想
昨年2月に金剛山を下山中に転倒、骨折で救急搬送されました、
たくさんの方にご迷惑おかけした反省と自戒の念をこめて記録します。
2月最初の週末、1月もあまり走れなかったので久々にロング走、金剛山周回に行こうと思い立ち10時前に自宅出発、いつもの道の駅に車を止めて出発、309号線を経由して水越峠からダイトレへ向かう、途中から少しずつ積雪あるもののアイゼンつけずに山頂到達、葛城神社と転法輪寺にお参りして山頂広場経由で本道から下山、積雪したところは注意深く下りる。最後の階段を越えてコンクリート道にでると雪もなくなったので、ゆるランで走る。登山道出口まで数百メートルのところぐらいで前を歩いてた人を追い越すために右側に寄ったときにいきなり足が滑り転倒、見た感じではわからなかったのだが、凍結していた様子。転倒時に右足で踏ん張った際、バキッと音がした、転倒後に見ると変な方向に曲がり明らかに折れている様子。激痛とともに倒れこむ。周囲におられた女性2人組と男性単独者の方が声をかけてくださったので、「救急車読んでください」とお願いする、自分の携帯は圏外だった、女性のかたの一人が救急要請の電話をかけてくださった。到着まで30分ほどのこと、男性の方が救急車到着までついてくださるとのことで女性たちには下山していただく。寝転がった状態で右足を動かすと激痛、、とにかく寒いのでザックからダウン取り出し着こむ。30分ほどだろうか、サイレンの音が聞こえてきた、しばらくすると救急車両(ジムニー)があがってきて隊員2人のかたが来られた、ここでベッドに乗せられジムニーの後部から搬入。登山道を下り、マツマサのところに駐車していた救急車の載せ替えられる。ベッドを移動するごとに声を上げるぐらいの激痛、とにかく寒くて震えが止まらない、救急車では河内長野の救急病院へ向かうとの事、途中奥さんにも連絡とってもらい病院へ向かう。病院へ着いて体温はかると35,7度、レントゲンとCT撮影して診察してもらう。脛骨と腓骨がバッキリ折れてる様子、シーネで軽く固定する処置をして、紹介状だすので月曜日に自宅近所の病院に行ってくださいとのこと。奥さんに迎えに来てもらい帰宅しました。週明け近所の病院行くと即日入院で手術になる、先生から「良くこの状態で自宅にいたね」「結構な重症です、この病院の年間ベスト3に入るくらい」などと言われ苦笑。結局、この後に2回の手術をして1か月半の入院に至りました。
今回の事故では単独行動の危うさと存在するリスクに対する自分の考えの甘さを痛感しています。また、事故現場で助けていただきました女性2人組の方たち、男性の単独の方には本当に感謝してもしきれない気持ちです、ありがとうございました。特に男性の方には救急到着まで長い時間付き添って、そのあいだずっと声をかけていただきました。その場ではろくにお礼の言葉も申せず申し訳なく思っています。また、救急隊の皆様にはコロナ禍対応で大変な時に助けていただき本当に感謝しています。
今回は金剛山の本道という人の多いところ、多い時間帯だったので助かりましたが、これが人けの少ない山域、時間帯だったと思うとぞっとします。山では簡単に骨折して、まったく身動きが取れなく事態が簡単に起こってしまう、それは時と場合により命を失う原因にもなりますし周囲にとんでもない迷惑をかけてしまいます、いままでそう考えていてても自分は大丈夫という過信がありましたが、この一件でその怖さが骨身にしみました。これからは絶対に事故は起こさない、他人に迷惑をかけないよう行動していきたいと強く決意しました。
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