下山駅から といし山〜三峠山 立木駅まで
- GPS
- 06:29
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 954m
- 下り
- 1,009m
コースタイム
天候 | 曇り時々雨または雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
立木駅から下山駅 240円 1時間に1本程度 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に荒れ気味で、薮を避けたり倒木を跨いだりとエネルギー消費が多いコースです。 |
写真
感想
いつも丹後半島に行く道中、ナビの画面に出てくる「といし山」。舞鶴大江ICの近くに砥石ヶ岳があって、一度だけテント泊の帰りに登りましたが、こちらはヒルがいそうということもあってずっと避けてました。そしてまたヒルも出ない季節、いよいよ訪れるチャンスが巡って来ました。
ルートを調べると縦走するパターンがメインのようです。登山口に駐車地はなさそうで、では積極的に電車を使うようにしましょう。
当初は下山駅前に駐車するつもりでしたが、ここは月極有料駐車場でした。諦めて立木駅に移動して駅前のスペースに停めさせて頂きます。この地にコインパークを作っても利用者はないのでしょう。それにしても立木駅の時刻表も調べてメモっといて良かったです。
しばらく時間を潰して、8:15発の電車に乗り込みます。ワンマンなので乗車口は1つだけ。ICカードのICOCAが使えるかと思って持ってきたのですが、未対応の駅でした。券売機もありません。車内の整理券を取って、事前に両替を済ませ、降りる時は運転席そばのドアから料金を払って下車します。
JRの狭軌レールを眺めながらの車窓はノスタルジックでした。亡父の実家が福知山の下夜久野駅だったので、幼少期の記憶が蘇ります。あの頃はもちろん電化されてなく、まだ蒸気機関車が走っていたくらいです。父が買い物してる間に席を確保するため、姉と一緒に並んでたのですがドアが開くと男性が2人邪魔して車内に入れず、席なきまま京都から下夜久野まで行ったのですが、あの男性たちは何だったのでしょうか。今から50年近くも前の話です。
さて20分ほどの乗車(うち5分は行き違い待ち)で下山駅に到着です。いざ歩き始めると、少し北に行ったところに月極駐車場の空き区画を200円で一時駐車可能にしてました。ただ向かいの商店に入って直接手渡しのような感じです。
といし山への登山口は特に案内もなく、小雨の中それらしいところを探しながら歩いてると獣避けゲートがあったのでそこから入りました。しばらくはとても快適な道で、もしかしてといし山って人気の山?かと思いましたがそれは違うことが明らかになりました。快適なのは参道までです。その後は踏み跡を進んで行くと下りになっておかしいと思い、また戻って薮を掻き分け歩きます。幸い雨は止みましたが薮が揺れると雨雫が落ちてきます。
山頂が近づくにつれて砥石っぽい石が散見されます。そして山頂の向こう側には大きく掘った穴、これが砥石の採掘現場だったのでしょう。その昔は掘った砥石を山頂から歩荷するルートが明瞭だったのだと思います。
といし山から先は緩いアップダウンの連続する尾根筋です。途中、また雨が降り出したと思ったら雪に変わってきました。こんな低山ですがまだ雪が降るもんです。
あとはやや荒れ気味ですがそれ程問題もなく麓まで下りることができました。立木駅に行けば車があります。もう1時間に1本あるかないかの電車の時刻を心配する必要もありません。
初見の山は駐車場をどうするか、登山口はどこにあるのか、そしてルートは・・・と未知なことだらけです。思うように行かず不安も多いのですが、その新鮮さはまた格別なものがあります。たまにはこういう山行も悪くないと思いますが、もう一度といし山に行くかと言えば、疑問ですね。
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