三峠山&三峠 MTB
- GPS
- 06:13
- 距離
- 33.9km
- 登り
- 1,190m
- 下り
- 1,132m
コースタイム
天候 | 曇のち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
帰り JR下山駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山サイ難度B(A易→F難) 林道の東側(和知駅の西側、タカタラビ線)は通行止措置なし 林道の西側(府道59号、三峠線)はゲート&通行止の看板、四輪は通行不可能 三峠山は道なし、東側はかなり急 |
写真
装備
個人装備 |
帽子
サングラス
カッパ上
薄cw-x上
カッパ下
半ズボン
薄cw-x下
夏靴
30L防水リュック
KLEIN
輪行袋
水
|
---|---|
備考 | ●持って行ったが使わなかったもの 帽子(終日曇っていたため) カッパ下(雨が降ったがカッパ上しか着なかった) ●曇っていたが、水2ℓでちょうどだった ●スープジャーは熱が逃げるので失敗、魔法瓶の代替にはならない |
感想
JR和知駅で降りると小雨が降っている。しばらくすると止んだが、この日は台風7号の影響で一日中厚い雨雲に覆われていて、小雨が降ったり止んだりを繰り返していた。
和知駅の裏側を行くと、不法投棄を警告する怖い顔の絵があり、ここから林道タカラタビ線が分岐している。通行止め措置は特にされていない。タカラタビ林道は、途中の一部急勾配の区間だけ簡易舗装になるが、標高490mのヘアピンカーブまで全線舗装。それ以外は分岐道も含めて全て未舗装。無理すれば乗車できるだろうが、半分くらいは押して歩く。
ヘアピンカーブの広場で休憩して水分補給する。よく見るとビデオテープやテレビ、バイクなどが捨てられている。さらに奥の方に行くと、雑木の中にボロボロになった車が捨て置かれていた。トヨタの5代目クラウン(1974〜1979年製造)のようだ。
そこからは長い未舗装路をひたすら行く。登り坂はほとんど押しているので、全体を通して乗車率は6割程度ほどだ。p514の北側が少し開けていて遠くの山々まで見通せる。それ以外はほぼ展望はないと言える。
三峠山は標高600mクラスの二等三角点なので、しっかりした道がついているものと思っていたが、まず登り口が見当たらなかった。林道に並行している尾根があるが、そこへ取り付く踏み跡が全くない。自転車を担いでいるので、助走をつけて駆け上がって無理やり尾根に取り付いた。そして、勾配30〜40度くらいありそうな急登の尾根を(道なし、倒木あり)ひたすら登る。かなりキツくて、標高差70mほどなのに4回くらい休憩した。
やっと辿り着いた三峠山で昼食。カップ麺と湯を持参したが、前回と同じく魔法瓶ではなくココイチで貰ったスープジャーに湯を入れてきたので、フタから熱が逃げてだいぶぬるくなってしまった。待ち時間を倍の6分にしたら、何とかギリギリ食べれるくらいにはなった。
登ってきたのと同じ道を下るのは絶対イヤだったので、反対側の尾根(それもなるべくなだらかな所)を下ることにした。ところがこれが大失敗。途中から尾根に沿ってネットフェンスが設置されており、最初はネットの左側を進んだが徐々に樹木が邪魔で進めなくなり一度戻ってきてネットの右側を進む。しばらく進むと途中でネットが90度右へ折れていてまっすぐ進めない。よく見るとネットに穴が開いているのを偶然見つけて自転車ごと無理やり潜り抜けて直進したが、しばらくして尾根を外していることに気付いた。やはりネットに沿って右折するのが正解だったようだ。すぐにルートに復帰したが、その時点でネットの左側を歩いている。やがて林道の直前までやってきたが、ネットが邪魔で降りられない。背丈以上の高さのあるネットフェンスだが、中央部を押し下げれば少し高さが低くなる。先に自転車をネットの向こう側に落として、その自転車が足掛かりになるようにして反対側へ抜けた。さらにもう一つ同じ高さのネットがあり、こちらは木の枝がよりかかって少し低くなるところがあったので、その部分を自転車を担ぎながら跨いで乗り越えた。最後に、林道手前が高さ2〜3mほどの垂直なガケで、上から覆いかぶさっている木の枝を掴みながら滑り降りた。何とか、自転車も自分の体も無事だった。
林道三峠線にある三つの峠の一つ目、草尾峠。峠名を記した金属のプレートがあるが、両側の斜面は草ぼうぼうで峠道は見られない。石碑や祠もあるみたいだが、草ぼうぼうなので全く気付かなかった。
二つ目の七谷峠は峠道もなければ峠名を示すプレートすらないので、GPSと地図がなければ気付かずに通り過ぎてしまうような峠だ。
続いて二つ目の三角点、笹尾谷山に登る。こちらの方が地形図に山名の表示がない山なので登りにくい薮尾根の心配をしたが、三峠山と比べれば勾配も緩やかで登りやすかった。
笹尾谷山の山頂は風が吹いていてとても涼しかったが、下りてくる途中で辺りが暗くなって見えにくくなった。林道に出たら雨が降っていた。
三つ目の大簾峠は、左手に林道が分岐しており国道173号へ抜けられるようになっている。その少し先の左手にはp501に向けて歩きやすそうな尾根が伸びている。赤テープがついているので登っている人がいるのだろうが、三角点でもないのでパスした。
林道三峠線は府道59号とぶつかって終わりになるが、その手前に頑丈なゲートがあり四輪は通れないようになっている。府道59号は比較的新しい車道だが一台も車が通っていなかった。やがて人の住む気配が全くしない人家が現われ、大簾集落へと下ってきた。
JR山陰線の電車が2時間に1本しかなく、30分前に出発したばかりだったので、予定していた立木駅ではなく下山駅まで走ってから輪行して帰った。(途中から雨が激しくなったのでカッパの上着を着て走った)
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