【越生戡定作戦（2日目）】越生の10名山ノミネート9山（No.1,21〜26,29,30）+六万部塚【戊44.5】

2022年03月21日(月) [日帰り]

• GPS: 07:24
• 距離: 29.0km
• 登り: 1,366m
• 下り: 1,474m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:51
• 休憩: 0:44
• 合計: 7:35

距離 29.0km 登り 1,372m 下り 1,486m

5:55 吾野駅
6:30 樽沢林道入口
7:16 7:17 傘杉峠
7:37 花立松ノ峠
7:46 七曲り峠
7:57 8:08 関八州見晴台
8:36 8:37 飯盛山
8:40 飯盛峠
9:04 龍ヶ谷の障子岩
9:07 障子岩名水
9:12 龍ヶ谷のヤマザクラ山入口
9:24 9:28 龍ヶ谷のヤマザクラ山
9:38 9:39 龍ヶ谷のヤマザクラ山入口
9:56 大平尾根分岐
9:58 西ノ堀切
10:02 10:04 羽賀山
10:07 西ノ堀切
10:10 大平尾根分岐
10:16 10:24 野末張見晴台
10:49 馬場
11:02 硯水
11:07 猿岩峠
11:12 11:13 椚平部落一望見晴台
11:17 11:20 大築山
11:28 11:29 モロドノクルワ
11:35 11:39 小築山
11:50 ウージー坂
11:57 麦原峠
12:05 12:06 広見越
12:13 12:14 六万部塚
12:20 12:25 上谷の大クス
12:51 最勝寺
12:59 越生梅林
13:30 越生駅

天候

雲多めの晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：西武池袋線吾野駅
復路：東武越生線越生駅

写真

3/21 5:52

越生30山の残り9山は飯能市の吾野駅からスタート。

3/21 5:53

吾野駅から望む奥武蔵の稜線上にはまだ雲が残る。

3/21 5:54

吾野は何度も訪れているが、弁財天とまともに相対したのは初めてかもしれない。

3/21 6:27

荒々しい沢の流れを横目に車道を登っていく。

3/21 6:55

八徳の集落まで上がると、かなりの好展望だ。

3/21 6:58

奥多摩稜線の山肌が白く見えるということは、今も雪が結構残っているのだろう。

3/21 7:01

朝日が稜線を越えてきた。

3/21 7:14

傘杉峠

3/21 7:19

傘杉峠までずっと舗装路だったので、以降はなるべく山道を歩く。

3/21 7:33

花立松ノ峠

3/21 7:39

関八州見晴台へは、やや急な傾斜を詰めていく。

3/21 7:54

関八州見晴台

3/21 7:56

山頂に設置されている山座同定図では赤城まで表示されているが、今見えるのは日光連山まで。このまま木が伸びると日光も見えなくなる。

3/21 7:57

釈迦ヶ岳方面。市街地は熊谷。

3/21 7:58

日高・入間・狭山方面。

3/21 7:59

丹沢稜線は雲に覆われ、大山が何とか見える程度。

3/21 8:01

奥多摩・都県境稜線

3/21 8:02

武甲山

3/21 8:05

両神山

3/21 8:15

奥武蔵グリーンライン周りは道が歩きやすくて良い。

3/21 8:22

南側とは打って変わって北側の空はスッキリ。

3/21 8:29

飯盛山の入口はっと・・・。ここも一度踏んだことあるな。

3/21 8:33

飯盛山。龍ヶ谷富士とも言う。越生町最高峰だが、奥武蔵グリーンラインからは数分で登頂できる。

3/21 8:37

飯盛峠

3/21 8:38

飯盛峠から最も目立たない道を下りていく。標識が無いので道誤りに注意。

3/21 8:44

歩く人があまりいないのか、道の状態が悪い。

3/21 8:59

堰堤のある沢まで降りると道がまともになった。通常はこっちの道から来いということだな。

3/21 9:01

埼玉県指定天然記念物の「龍ヶ谷の障子岩（断層鏡肌）」。テカテカした岩肌が美しい。これだけで初めて訪れた龍ヶ谷という地に好印象を持った。

3/21 9:04

障子岩名水

3/21 9:09

龍ヶ谷のヤマザクラ山入口

3/21 9:19

道はやや険しめ。踏み跡若干不明瞭。

3/21 9:21

龍ヶ谷のヤマザクラ山標識設置個所

3/21 9:23

ヤマザクラが満開の頃を想像する。

3/21 9:35

なかなか良い感じじゃないか。

3/21 9:42

山肌の緑でない部分が、あと1か月もすればバァーッとピンクに染まるのだろうか。

3/21 9:42

カモシカかな。イノシシかな。

3/21 9:53

林道から羽賀山に入る所に「キャンプ等禁止」の表示。

3/21 9:56

西ノ堀切。ということは羽賀山も城跡か。

3/21 9:59

羽賀山

3/21 9:59

山頂に岩が並んでいるのがプチ七ツ石山みたいだ。「中級者が登る」山だそうだが、今回歩かなかった東側尾根はそれなりに険しいのだろうか。

3/21 10:02

木漏れ日が燦燦と降り注ぐ。朝方空を覆っていた雲はもう消え去ったようだ。

3/21 10:06

来た道を戻って森を出た所で若干展望あり。

3/21 10:07

朝方空を覆っていた雲はほぼ消え去った。

3/21 10:13

野末張見晴台

3/21 10:17

北方の展望が広がる。見ての通り車でも来ることができる。

3/21 10:17

谷川岳方面

3/21 10:18

赤城

3/21 10:18

日光白根山

3/21 10:18

日光男体山

3/21 10:18

さらに東、釈迦ヶ岳など

3/21 10:28

城山ハイキングコースに入る。

3/21 10:42

不安になるほどガンガン高度を下げていく。

3/21 10:47

馬場

3/21 10:52

よくわからない分岐があって、標識も無いので要注意。奥地のため、午後に道を誤ると日没遭難者か帰宅困難者になる恐れがある。

3/21 10:59

特に水の気は感じられなかったが「硯水」。

3/21 11:06

猿岩峠。ときがわ町の標識が目立つ。

3/21 11:09

椚平部落一望展望台からの眺め。手前の木が育ったらもう展望が無くなりそう。

3/21 11:14

大築山（城山）。ここまで来ると他のハイカーもちらほら現れる。

3/21 11:15

樹幹越しに赤城

3/21 11:16

この説明板も都幾川村作製。山城だった山などいくらでもあるので、名山として選定するなら、こういったストーリーが欲しい。

3/21 11:17

日光も見える。手前は都幾山かな。

3/21 11:25

モロドノ郭

3/21 11:25

南側展望は若干。

3/21 11:33

小築山

3/21 11:53

六万部塚へは竹林を抜けていく。

3/21 11:54

道を誤ると麦原峠に出る。ここからでも上谷の大クスには林道を歩いて行けるが。

3/21 12:01

鮮やかな緑に春を感じる。

3/21 12:02

広見越

3/21 12:10

藪に覆われた六万部塚

3/21 12:16

六万部塚から下山した先に、

3/21 12:17

上谷の大クスはある。

3/21 12:21

見物客の誰もウッドデッキに上がってこないのは何故だろうと思っていたら、立ち入り制限がされていた。下りてくる方にも掲示しとけ。

3/21 12:22

それにしても多数のロープで支えられているのが、チューブをたくさん付けた老病人を見ているようで、何とも痛々しい。

3/21 12:23

満身創痍の老木にいたたまれない気持ちになった心を白梅を眺めて癒す。

3/21 12:46

3/21 12:48

青龍山最勝寺

3/21 12:56

越生梅林に戻ってきた。

3/21 13:26

二日連続のハイキングは十分満足できるものとなった。

3/21 13:27

2日目も終点は越生駅。越生を満喫させていただいて感謝感謝。

撮影機器：

Canon PowerShot SX740 HS Canon

感想

narodniki

【越生の10名山選定山行・1日目】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4097282.html

前日に越生の10名山にノミネートされている21山を歩くことができたこともあり、前日の勢いを駆って、間髪入れず引き続き残りの9山を歩くこととする。
当日、目覚ましをセットしたタブレットの電池が無くなっているというアクシデントにもかかわらず、始発の電車に間に合うかどうかという絶妙な時刻に目を覚ます。
前日39�劼睚發い燭錣蠅砲枠莽�感無し。また士気も落ちてはいない。もう心が完全に2日連続で歩くモードになっている。急いで身支度を整えて吾野へ。

【21】傘杉峠（かさすぎとうげ）560m
吾野駅からずっと車道を歩いて到達。奥武蔵グリーンラインが幅を利かせて山っぽさは無い。
越生町のチラシに「黒山三滝から登った峠」とあるが、その道は今通行止め。

【22】花立松峠（はなたてまつとうげ）624m
傘杉峠と同様、山っぽさ無し。傘杉峠以上にパッとしない。

【23】関八州見晴台（かんはっしゅうみはらしだい）771m
見晴台と言っても自然の山。その名の通り展望は抜群。
高山不動尊との繋がりを思うとどうしても飯能市の山のイメージが先行するが、越生側からは結構歩き応えがある。それこそ「飯能からはドライブで、越生からはハイキングで」だろうか。

【24】飯盛山（いいもりやま）795m
奥武蔵グリーンラインから徒歩数分で登頂できる。
越生町最高峰ということで選定したくなりがちだが、選定するのは「10山」ではなく「10名山」なので、背が高いだけで選ぶわけにもいかない。

【26】龍ヶ谷のヤマザクラ山（たつがやのやまざくらやま）550m
ヤマザクラ山に限らず、龍ヶ谷はとても風光明媚な所だ。ヤマザクラ山も4月後半には美しく彩られることだろう。
ただ、この辺りは落石・土砂崩れ多発地帯のようで、ヤマザクラ山への道も緩く、不明瞭な箇所もある。下り時に誤った方向に降りてしまいそうになったほどだ。
また、桜を売りにする所は桜の季節が終わっても名山たり得るか考えないといけない。場所柄、春以外に来るのは名山ハンターくらいかもしれない。
奥越生とも言うべきこの場所は、引き続き、知る人ぞ知る隠れた名所という立ち位置が良いのではないだろうか。
越生町のチラシの地図上で関八州見晴台との位置関係がおかしいのも気になる。

【29】羽賀山（はがやま）566m
「中級者が登る」と紹介されているが、私が入山した西側からの道は平たんで歩きやすい。東側から登ったらまた違う感想を持つかもしれない。
山頂に並ぶ岩が良いアクセントになっており、雰囲気も良い。

【25】野末張見晴台（のすばりみはらしだい）634m
私が訪れた時にも地元の人と思しき人が整備に来ていた。見晴台というだけあって展望は良い。ただ、山かと言われると微妙。他にいた人は車で来ていた。

【30】城山（しろやま）450m
ときがわ町との境にある、まさに山城っぽい山。
ただし、目につくのはときがわ町の標識ばかり。大築山城の説明プレートも都幾川村作製。慈光寺を攻撃するために造られたというストーリーは良いが、その慈光寺があるのもときがわ町。越生の山？

【1】上谷の大クス山（かみやつのおおくすやま）250m
画像のキャプションにも書いたが、大クスそのものは立派で多くの人が見に来るのも頷けるが、たくさんのロープに支えられた姿が痛々しくて見るに堪えない。
老病人を見せものにしているようで10名山とするに忍びない。