仏果山(革籠石山〜高取山〜宮ヶ瀬ダム)
- GPS
- 07:19
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 651m
- 下り
- 808m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 7:08
天候 | くもり時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ヤセ尾根が続きますが、概ね整備されています。道標多く道迷いのリスクなし。宮ヶ瀬ダムに降りる階段が一部崩れて少々危険 |
写真
感想
氷華の季節は過ぎてしまったけど、ひさしぶりに丹沢に行こうかな。
ということで今日の行き先は仏果山です。
本厚木駅はなかなかの都会ですが、そこからバスに揺られること40分余で土山峠に到着。
登山道からさっそく急登が始まります。
序盤は急登の階段が延々と続き、青梅丘陵に似た雰囲気です。それが終わると、尾根道に突入。
ヤセ尾根が多いのですが、危険箇所はロープが張られており万年初心者の私でも安心して進むことができます。
まだ木肌が新しい階段や土嚢が目立ち、見るとR〜年とあります。こまめに整備されていることにただただ感謝!
ほどなくして革籠石山に到着。山頂と言っても狭いので、ベンチなどはありません。
さらに登りと、ヤセ尾根を繰り返し仏果山へ向かいます。ささやかながら鎖場もあり(この鎖がこれまた新しい)無心で楽しめます。
左手にはグリーンの湖水が綺麗な宮ヶ瀬ダム、右手は都心へと続く町並みが広がり、眺望も大満足。
仏果山山頂でラーメンタイムです。
ジェットボイルでお湯を沸かしていたら、他のテーブルからバーナーを持った男性がいらっしゃいました。
ライターをお求めとのこと。自動点火が点かないことってありますね。マッチをお貸しして無事点火、めでたしめでたしです。
私たちはといえば、麺が茹ったところでクッカーを外す際、同行人が盛大にひっくり返しました。
同行人の叫びに周りの登山者の方々が振り向きます。(あの時仏果山山頂にいらした皆さま、お騒がせして申し訳ありませんでした)
無惨にテーブルに散乱した麺ですが、クッカーに入れ直し再煮沸して‥ええ、いただきました。
3秒ルールどころではありませんが、山行を重ねるにつれ、多少のことは気にしなくなりました。
私、もともと神経質な方だったのだけど。変われば変わるものです。よいのか悪いのか。
(もちろん、テーブルは除菌ティッシュでがしがしお掃除)
気を取り直し、食後は展望台に上ります。
この展望台、ちょっと錆びている上にわずかに揺れて(申し訳ないけど)こわい。
上らずとも充分に眺望は楽しめるので、早々に降りました。
宮ヶ瀬越を過ぎて高取山に向かう途中、花をつけたアセビをそこかしこに見かけます。その可愛らしさに癒されます。他にも名前のわからないお花が咲いていて、寒の戻りの今日でも春をしっかり感じました。
やがて開けた場所に出ると、宮ヶ瀬ダムが眼下に広がります。本日いちばんのご褒美。
遊覧船が湖水に描く引き波を眺めていると、穏やかな気持ちになります。
ここからはひたすらダムに向かって階段を降ります。ダム側から登って来られる方も多いようですが、延々と続く階段でなかなかきついような。
ここまで比較的歩きやすい道が続きましたが、下りの中盤では階段が崩れています。ロープこそ巡らせてありますが、地面がぬかるんで滑りそう。そろそろトイレも行きたい頃合で、二重につらかったです。
下り階段で思いがけず気力体力を消耗して、辿り着いたダムではトイレに駆け込みました。
(本日のペース、ゆっくりと出たのは散乱したラーメンの回収と、トイレに時間を相当取られたことによるものと思われます。ログ、ちゃんと一時停止しないとダメですね)
ダムからあいかわ公園に抜けて、ようやくバス停(愛川大橋)を見つけるも、向こう40分は来ない。急に寒くなってきたこともあり待つのきついよ、と嘆いたら同行人が電話でタクシーを呼んでくれました。ラーメンをぶちまけた罪滅ぼしもあったと思います。
愉快な女性ドライバーさんの運転で(むかし丹沢でサワガニを追いかけているうちに遭難したというエピソードにはびっくり)本厚木に戻ってきたのでした。
長い一日でした。
•抜群の眺望とヤセ尾根歩きが楽しいお山。道中にトイレがないことと、帰りのアクセス(バスは一時間に一本)が良くないのが難ですが、再訪したいです。
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