二上山 足のしびれ〜モートン病対策
- GPS
- --:--
- 距離
- 2.7km
- 登り
- 393m
- 下り
- 393m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは整備されていて人もたくさん通っており、問題なし 下山後、延羽の湯(羽曳野店:貸タオル付き800円)で汗流し。太子温泉(平日大人900円)も近くにあり。 |
写真
感想
天武天皇の第三皇子である大津皇子の墓のある二上山。地元ではないが、午後から南大阪で仕事だったので、午前中にひと登り。この山はたくさんのレコがアップされているので、よそ者の僕がコースについて書くよりも、ちょっと趣向を変えて書いてみます。
というのも、約一年前から2,3時間歩いていると左足の2,3番目の指の付け根に違和感が出現し、体重のかけ方によっては電気が走るような痛みが足裏の指の付け根に出て来るようになっていた。また、最近では趾(あしゆび)のしびれまで出てきていた。これは整形外科医によると、モートン病というもので、原因は偏平足と開帳足に由来する、足の神経が歩行時に当たるようになるものだそうだ。開張足というのは、趾が横に広がってしまう状態で、年齢とともに足の骨を支える靭帯が弱ったり、筋力が落ちると出てくるものだそうだ。
自分も若いころは偏平足ではなかったのだが、最近あらためて見てみると普段は大丈夫なのだが、体重を乗せると足がベタッと扁平になっているのに気づいた。う〜ん、気が付くと意外と体の色んな所に変化が出ているものだ。
モートン病には趾の訓練が良いと聞いて、色々やったが、多少の効果はあるのだが、やはり数時間の山歩きとなるとコントロール出来ない。足のつき方を変えて歩いていたら今度は腸脛靭帯炎という、膝の障害を起こしたこともあるので、諦めて知人の義肢装具士に相談したところ、アーチサポートと呼ばれるインソールが良いとのことであった。足には縦アーチと呼ばれる、いわゆる土踏まずの形と、横アーチと呼ばれる、趾の横方向の立体構造がある。偏平足は縦アーチの不全、開張足は横アーチの不全が原因である。本来は自分の力でアーチを作ることができれば良いのだが、アンチョコ的に効果を求めるなら、インソールによって足のアーチを保つという方法があるのである。
市販のスー○ーフィートというのを使ってみたが、縦アーチは何とかなるが、横アーチに対する考慮がない。そのため、義肢装具士にオーダーメイド品を作ってもらった。これが効果絶大で、趾の灼熱感は出るものの、痛みは全く出なかったため、とりあえずは二時間弱の歩行であったが、症状をほとんど出すことなく快適に歩くことができた。
ということで、モートン病に対して楽をして効果を得ようというのであればアーチサポートというインソールが有効です。ちなみに、健康保険を使って義肢装具士に作成してもらうには医師の診断による処方が必要だそうですので、ご希望の方はお近くの整形外科に受診してご相談を。
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