1日3山房総遠征 その1 烏場山 花嫁街道〜花婿街道

2014年03月22日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.1km
• 登り: 570m
• 下り: 567m

コースタイム

5：33　　花の広場公園「花夢花夢」
6：01　　花嫁街道・花婿街道分岐
6：09　　花嫁街道入口　（トイレ）
6：29　　第一展望台
6：40　　第二展望台
6：47　　経文石
6：55　　じがい水（おにぎり）
7：10　　馬返し
7：19　　見晴台
7：23　　第三展望台
7：29　　烏場山（おもち）
7：47　　旧烏場展望台
8：13　　金比羅山
8：22　　黒滝
8：35　　花嫁街道・花婿街道分岐
8：58　　花の広場公園「花夢花夢」

天候

曇りのち快晴、朝は寒かったがしだいに日も照ってきた。
山頂や尾根は風が強く、寒かった。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

花の広場公園「花夢花夢」
電車であれば和田浦駅下車　また近くには道の駅「和田浦WAO」もある。

コース状況／危険箇所等

　一昨日降った雨でぬれており、滑りそうな箇所が数か所あった。また、昨日はぐちゃぐちゃだったのであろう、昨日の登山者の足跡が道を掘り返したように残っているところが多数あった。
　10分おきぐらいでさまざまな看板などがあり、飽きないで歩くことができるコースだと思う。ロープ・鎖はほぼない。風景が素晴らしい。

　ウィキペディアによると、標準タイムは登り3時間、下り2時間である。

写真

3/22 5:33

今日のスタート地点、花の広場公園「花夢花夢」です。まだ5時代。本当に日が長くなりましたね。

3/22 5:33

　花の広場公園「花夢花夢」のモニュメント。和田浦は捕鯨船の基地だったのです。

3/22 5:41

　春爛漫、春の房総の山々は花集めが楽しいのです。まずは、菜の花。

3/22 5:46

　ピンク色の八重山茶花ですね。

3/22 5:46

　もう少し濃い色の八重山茶花ですね。

3/22 5:47

　ユキヤナギも咲いてきましたよ。

3/22 5:49

　ああ、一面の菜の花・・・。

3/22 5:50

　ようやく日の出です。

3/22 5:52

　ムラサキナバナ、光量が少ないのであまり紫に見えませんね。

3/22 5:57

　もう桜が咲いていますね。ソメイヨシノではありませんね。

3/22 6:01

　ここが、花嫁街道・花婿街道分岐です。

3/22 6:01

　いいですね。この感じ。幸せそうです。

3/22 6:08

　花嫁街道入口にあるバイオトイレ。

3/22 6:09

　花嫁街道入口ですね。ここに来る人みんな花嫁さんになれるのです！？

3/22 6:12

　朝の月。

3/22 6:40

　和田浦の街がずいぶん遠くに見えますねえ。

3/22 7:18

　見晴らし台の様子です。

3/22 7:19

　ちなみに、今までも要所要所にはこのような看板が書いてあるのです。しかし、経文石もじがい水も馬返しも近くに写真に収めるものがないので・・・。

3/22 7:23

　第三展望台からは北側の視界が開けます。ほうら、富士山！！

3/22 7:23

　豊かな農村という感じがいいですねえ。

3/22 7:28

　烏場山の標識だが、「○田浦歩こう会」いったい何とおよびすればいいのか・・・。この山に表示を作ってくれたことにとても感謝しておりますが・・・誤植は誤植。

3/22 7:29

　はい、新日本百名山の一つ、烏場山に着きました。

3/22 7:29

　こんな表示も味があっていいですね。

3/22 7:29

　一応三角点です。私は山頂でおもちを食べ、今度は花婿街道で下山します。

3/22 7:42

　痩せ尾根ですねえ。

3/22 8:04

　あっ！セイヨウタンポポ。

3/22 8:22

　いつの間にか、黒滝です。

3/22 8:33

　白花の八重山茶花。

3/22 8:35

　また戻ってきました、ここからは来た道を戻ります。

3/22 8:42

　水仙登場。

3/22 8:42

　ややっ！！ムスカリ。

3/22 8:58

　はい、花の広場公園「花夢花夢」に戻ってきました。

3/22 8:58

　ポピーがもう咲いていますね。

3/22 8:59

　最後に、パンジー。

撮影機器：

PowerShot SX280 HS CANON

感想

aideiei

　本当は21日の春分の日から房総方面に遠征する予定でいたのであります。しかし、20日は豪雨、当然21日はぐちゃぐちゃだろうと踏んだのだ。21日は出勤することにし、仕事が片付いた夕刻からアクアラインで房総に向かった。房総には低い山が多いがその中でも歴史や自然など面白い山が結構あることを知っていた。

　結局1日で烏場山、富山、鋸山と3つの山の頂に立った。このレポートは最初に登った烏場山のものである。

　今回一番行きたかったのは、新日本百名山の烏場山でした。なので、朝一で出かけたのである。
　この道は昔から使用されていた道で、昔から花嫁街道と呼ばれていたわけではないようです。普通の生活道路で、買い物にも、旅行にもさまざまな用途で使われていた道です。当然、和田浦から他の村に嫁ぐ花嫁はここを超えていったに違いありません。
　私は歩きながら、昔の花嫁さんは幸せだったのだろうか、自由恋愛が認められていなかった時代もあるだろう。親が勝手に決めた嫁ぎ先で、相手の家のしきたりをそのまま受け継ぎ、3年子無きは去れと言われ、本当に大変だった花嫁さんもいただろう。器量の良い御嬢さんは、富豪に嫁ぎ裕福な暮らしをしていたのかもしれない。

　花嫁街道・花婿街道。これは各地にある山の「男坂」「女坂」のイメージに似たようである。烏場山にたどり着くのに、距離は短いが急登である「男坂」、距離は長いが歩きやすい「女坂」のようなものであろう。でもそれを「花嫁街道・花婿街道」と名前を付けただけで、なんてロマンティックな物語が頭の中をよぎるのだろう・・・。（巷ではそれを妄想と言うが・・・）
　例えば、結婚しようと決めたがきっかけが見つからないカップルが、花嫁街道を女性が登り、花婿街道を男性が登る。烏場山で2人は再開し、どちらかがプロポーズするとか・・・。
　今花嫁街道を登っている自分が花嫁になるとしたら何が必要か・・・女性の戸籍になるためには、性同一性障害と診断されて、そのためには・・・・ううむ、わからぬ。とか・・・。
　何か、そんなことばっかり考えながら登った烏場山だった。（巷ではそれを妄想と言う・・・大事なことは繰り返し書いておく）

　さて、花嫁街道で妄想を膨らませるのもいいが、何と言ってもこの時期の房総は花がきれいだ。花嫁街道入口前に数台車を停めることができるが、和田浦の駅近くから歩いてみると、とにかく花がいっぱいである。
　花の種類は、花夢花夢から花嫁街道入口までが一番多かった。和田浦駅近くから登るのがおすすめである。
　今日見られた花は20種類ぐらいはあるだろうか。（撮影しなかったものもあるので）

　申し訳ないが、登山道に見どころはあまり感じられない。「第一展望台」は何も見えないし、「経文石」「じがい水」「馬返し」はどこのことを指すのか全く分からず。「黒滝」は面白かった。
　適度な斜度と、土・岩・木の根がミックスされた登山道、所どころから見える絶景。
　何人かのグループでワイワイ登山するスタイルがいいかもしれない。もちろん男女ミックスで。思わずほほを赤らめる人が出ちゃうかもしれません。そして、そのうち「恋人の聖地」になって頂上にでかい鐘が取り付けられるかも？岩崎さんもニクイ山を新日本百名山に入れたものですね。

　ちょうど9時に駐車場に戻った私は「まだ9時か・・・歩き足りないなあ」と車を富山に向けて走らせるのである。

　2山目　富山のレポートは次の通りです。
　http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-419179.html
　3山目　鋸山のレポートは次の通りです。
　http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-419246.html