金時山・明神ヶ岳 金時見晴らし🅿より往復 展望なし
- GPS
- 06:22
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,064m
- 下り
- 1,061m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:20
5:00 安曇野穂高発 大月JCT 須原IC経由 はこね金太郎ライン
8:50 金時見晴パーキング
<復路>
15:30 金時見晴パーキング発
16:10 芦ノ湖付近泊
翌日 大涌谷(入山解禁まで箱根山登ったつもり)
天候 | 雲り 展望なし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
金時見晴パーキング |
コース状況/ 危険箇所等 |
問題ないが 明神ヶ岳への所要時間標示はハイペース者用? |
その他周辺情報 | 箱根 温泉多数 駅伝コースドライブ、芦ノ湖、大涌谷など |
写真
感想
2022年(令和4年)4月20日(水)
金時山 明神ヶ岳 金時見晴らし🅿より往復 展望なし
天気予報が当たらない。
前日まで晴れ予報が出ていたので展望が良く歩きやすそうな金時山、明神ヶ岳へ家内を誘い出た。
中央道からの富士山は完全に雲の中、そして黒い雲が出て怪しい空模様。
都留辺りでは霧雨、須原付近では濃い霧に数メートル先が見えない。
箱根への道、霧は晴れても重たい雲で今にも雨が降ってきそうだ。
昨年開通したばかりという「はこね金太郎ライン」で登山口となる金時見晴パーキングへ。
見晴なし、靄かかる重たい空気、そんな中でも車は多く止まり山へ出発準備の人も見られた。
ここまで来たのだから展望がなくても大雨さえ降らなければ金時山だけでも登ろうと出発。
良く整備された道を行く途中、88歳だったか四千回ほど金時山に登っているという猛者の女性とすれ違った。
矢倉沢峠から徐々に登りもきつくなるが歩きやすい道を行く。
周りは白く景色は見えないが登山道沿いの山桜が美しい。
足下には薄紫色のスミレが咲く。
一昨日登った信州長峰山の様相とよく似ていると思った。
登山中ドンという響く音、時々聞こえビックとするときもあった。
この音は何だ、気になる音で歩いている間何度か聞かされた。
箱根町の出す広報で確認できた。
「町内で、「ドン」という大きな音が断続的に聞こえたり、地鳴りのような重低音が感じられたりすることがあります。これは、自衛隊東富士演習場で行われる訓練によって生じるものである可能性が高いと考えられます。」
たぶん演習の音だと家内に話していたがその通りだった。
景色が見えないので音が気になってしまう次第だった。
赤茶色の溶岩も目立ち始め、外輪山にも当たる金時山の山頂に出た。
降りそうな雨も耐えてくれているが、展望はない。
富士山、芦ノ湖などの大展望を期待していただけに、残念だが無事登れたことに感謝。
茶屋が一軒営業中で、この展望のない白の世界にも登ってくる人が多く見られ人気の山、観光地にある山を感じられた。
金時山から矢倉沢峠へ戻り、明神ヶ岳へ行くか迷うが、雨が降り出すまでは進もうとなる。
展望が無くても運動をしに来たと思えば良いと家内も言う。
背の高い笹だろうと思われる植物の中を進む。
今までの登山道でこのような植生のところを歩いた記憶が無い。
笹でも背丈を少し超えるぐらいだろう、そこでネットで調べてみると
「暖竹」と出てきた。
イネ科の大形多年草。暖地の海岸に群生して2m50cmほどの高さになり別名ヨシタケとも言うらしい。
確かに笹とは違い葦に近い感じがする。
茎には苔が生え密集していた。
背が高いので視界が効かない。今日は関係なく靄の中を歩いているが。
苅川峠近くまでずっと暖竹の道が続いていた。
その後、熊笹・小熊笹の密集する道に変わるところも面白い。
山桜が盛りとなり、新緑と白に近いピンクのグラデーションがいい。
暖竹の中ばかりを歩いてきたので解放されたようで疲れもとれた。
その他大物の動物が、モグラか鼠を捕らえようとしたのだろうか荒々しく掘り返した跡が広がっていた。
地図で明神ヶ岳の山頂があと100m程になり進む。
100m以上進み、下り始めた。おかしいなと思っていると展望地に着いてしまった。
と言うことは山頂を通り過ぎたのだった。
展望地から引き返す際にGPSで確認して一番高そうな所が山頂だった。
山頂標示もなく登山道の一部、周りを見ると山頂の直ぐ下に祠を発見した。
明神ヶ岳展望地には山頂標示もあり、ベンチなども設置されていた。
ここでも雨に降られることはなかったが周りは真っ白で展望無し。
矢倉沢峠から150分近くかかり、所要時間70分はあり得ないと首をかしげ、また同じぐらいかかるのかと思い山頂を後にした。
ランニングなど健脚、早歩きの人ならば可能だろうが、一般ハイカーには無理な時間設定だ。
下山時、暖竹の間からかすかに街並みが見られるようになってきた。
霧・靄が晴れ始め、もう少しで金時山も顔を出すのかなと思われた。
目の前には暖竹がしっかりと刈られ、矢倉沢峠の分岐がはっきりと見られた。
降りそうだった雨が、最後まで降らずに済んだことは、展望はなかったものの幸いか。
これで三百名山、金時山で301座中276座登ったことになった。
また「日本の山1000」の明神ヶ岳も登ることができた。
P.S.
箱根山(神山)
入山禁止となっている。
田中陽希さんも箱根山は、現在立ち入ることのできる大涌谷をこの山の最高地点とすることにした。
とあり入山解禁となるまでは一応登ったつもりにした。
ふるちゃん
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